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結婚式の前撮り 基礎知識

記事公開日:2020.09.14 / 最終更新日:2025.07.03
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結婚式の前撮り 基礎知識

結婚式の前撮りとは、結婚式本番よりも前に、新郎・新婦がウェディング用の衣装を身に付けて写真撮影を行うことです。

「本格的な記念写真を撮影できる」「自分たちらしい演出を取り入れられる」などのメリットがありますが、「どのように手配するの?」「スケジュールはどうなるの?」などと悩むカップルも少なくありません。

そこでこの記事では、結婚式の前撮りについて、タイミングや費用などの基礎知識を詳しくまとめました。

前撮りのメリットやスケジュールもご紹介しているので、結婚式の前撮りについて詳しく知りたいカップルはぜひチェックしてください。

 

結婚式の前撮りとは?

結婚式の前撮りとは?

結婚式の前撮りは、「別撮り」などとも呼ばれる結婚式前のイベントです。

どのようなものなのか、詳しく見ていきましょう。

 

結婚式より前に記念写真を撮影すること

結婚式の前撮りとは、結婚式とは別の日に、ウェディングドレスや和装などの衣装を着て記念写真を撮影することです。

一般的には結婚式よりも前に行われるため「前撮り」と呼ばれます。

「ウェディングドレスなどを着用して写真を撮影するイベント」と聞くと、「フォトウェディング」をイメージする人もいるかもしれません。

しかしフォトウェディングは、「結婚式を写真のみで済ませること」です。

写真撮影後に結婚式の本番が待っている「前撮り」とは、根本的に異なります。

 

前撮りのタイミング

前撮りは、結婚式の3カ月前までには済ませておくのが理想です。

新郎・新婦は結婚式が近くなるほど忙しくなり、撮影のための時間を確保するのが難しくなります。

前撮りで無理をしたために、本番に支障が出てしまった……などの事態を避けるためにも、余裕のある撮影スケジュールを立てましょう。

また、新郎・新婦によっては、「桜の風景をバックにしたい」「紅葉の中で撮影したい」などの希望があるかもしれません。

人気のシーズンやロケーションはすぐに予約が埋まってしまうため、早めの計画と予約が必要です。

 

前撮りの費用

前撮りの費用は、依頼する会社や着用する衣装・撮影プラン・撮影枚数などによって異なります。

一概にはいえませんが、「15万~25万円」が相場です。

前撮りの費用には、主に以下の料金が含まれます。

 

  • 撮影料
  • 衣装代
  • 小物・アクセサリー代
  • ヘアメイク代
  • データ代
  • アルバム代

 

前撮りは主に、スタジオ内で撮影する「スタジオ撮影」と、屋外で撮影する「ロケーション撮影」の2種類です。

ロケーション撮影を希望した場合は、以下の費用が追加されるケースがあります。

 

  • 撮影場所までの交通費
  • 入場料
  • 許可申請にかかる費用

 

ロケーション撮影が増えるほど費用がかさむ傾向があるため、「前撮りのコストを抑えたい」カップルは、ロケーション撮影を減らす、近場にするなどを検討しましょう。

 

前撮りをするメリット

前撮りをするメリット

結婚式前に前撮りを選択するカップルが多いのは、撮影の自由度が高い、ゆっくり撮影できるなどのメリットがあるためです。

「前撮りって必要?」と悩むカップルは、前撮りにどのようなメリットがあるのかを詳しくチェックしてみましょう。

 

結婚式とは異なる衣装や季節で撮影できる

前撮りのメリットは、結婚式当日とは異なる衣装の写真を残せることです。

結婚式当日に着られる衣装の数には、限りがあります。

予算や会場の雰囲気、家族の意向などの理由から、「本当は着たかった衣装があるけれど諦めた」新郎・新婦は少なくありません。

前撮りを行えば「和装も着てみたかった」「マーメイドラインのドレスも着てみたかった」などの憧れを諦めずに済みます。

「一生に一度の機会だからこそ、色々な自分を写真に残したい」願望がかなえられ、満足度の高い結婚式となるでしょう。

また前撮りであれば、撮影する季節も自由です。

桜が満開の春、新緑がまぶしい夏、紅葉が美しい秋、雪景色が幻想的な冬など、日本には四季折々の美しさがあります。

2人の希望する撮影時期を選択できるのも、前撮りならではのメリットです。

 

ヘアメイクのリハーサルになる

前撮りを行えば、結婚式当日に施す予定のヘアメイクを実際に試せるのがメリットです。

新郎・新婦は「自分の好みやイメージに合っているか」「そもそも自分に似合っているか」をチェックできるため、当日のヘアメイクについての不安を減らせます。

実際のところ、ヘアアクセサリーのバランスや髪の長さ、メイクの色味などが異なるだけで、見る人に与える印象は大きく異なるのが実情です。

前撮りで試行錯誤を繰り返すことは、結婚式当日に向けて、最も映えるヘアメイクを選択する上で役立ちます。

 

ゆっくり時間をかけられる

前撮りは「写真撮影」がメインであるため、撮影のみに集中できるのも大きなメリットです。

結婚式当日は、式や披露宴、お色直しなどでスケジュールが非常にタイトになります。

写真撮影に十分な時間を割くのが難しく、自然な表情やポーズをじっくり撮る余裕がありません。

結婚式が終わった後で「撮りたい写真が撮れなかった……」と後悔する可能性があります。

前撮りは数時間かけて行われるため、ポーズや演出は新郎・新婦の思いのままです。

場所や衣装の制限も少なく、2人らしい自然な表情やポーズの写真を残せます。

リラックスした雰囲気で撮影された写真は満足度も高く、結婚の記念にふさわしい1枚を期待できるでしょう。

 

撮影した写真を結婚式で活用できる

前撮りで撮影した写真は、以下のような形で活用することが可能です。

 

  • ウェルカムボード
  • 招待状
  • プロフィールブックや席次表
  • プチギフト
  • ムービーやエンドロール

 

この他、特にお気に入りの写真は、SNSでシェアしたり、結婚報告ハガキや内祝いに使ったりできます。

2人の幸せな姿をさまざまな形で残せるのは、撮影のバリエーションが豊富な前撮りならではのメリットです。

 

「前撮り写真で作れる!おしゃれなプロフィールブック」
⇒ ご覧ください。

「覚えておきたい!結婚式前撮り写真活用法」
⇒ ご覧ください。

 

結婚式の前撮りのスケジュール

結婚式の前撮りのスケジュール

後悔のない前撮りを行うなら、スケジュールについてきちんと把握しておくことは必須です。

前撮りを行う場合の手順や流れについて、詳しくご紹介します。

 

撮りたい写真のイメージを決める

まずは、どのような雰囲気やポーズ、衣装で写真を残したいかを、新郎・新婦で話し合いましょう。

二人の希望を明確にすることで、前撮りの方向性を固めやすくなります。

前撮りのアイデアが浮かばない場合は、先輩カップルのSNSや雑誌などをチェックするのも一つの方法です。

好きなロケーションや季節、衣装のテイストなどをなるべく具体的にイメージしておくと、後の打ち合わせがスムーズに進みます。

 

「ナチュラル可愛い*大自然の中での前撮りがかわいい」
⇒ ご覧ください。

「結婚式の前撮りはチャペルで撮るのが絶対オススメ!そのワケとは」
⇒ ご覧ください。

「前撮り時にネイルはどうする?しないケースやおすすめのデザイン・ショットを紹介!」
⇒ ご覧ください。

 

前撮りの依頼先を決める

撮りたい写真のイメージが固まってきたら、前撮りをどこに依頼するかを決めましょう。

前撮りの依頼先には、以下のパターンがあります。

 

  • 結婚式場の提携業者
  • 前撮り専門の業者
  • フリーランスのカメラマン

 

結婚式場と提携している業者は、結婚式場スタッフがやり取りを仲介してくれます。

準備の手間が少なく、新郎・新婦の負担が少ないのがメリットです。

一方「前撮り専門の業者」や「フリーランスのカメラマン」は、撮影プランの選択肢が豊富にあります。

料金を抑えたい、特別な場所で撮影したいなどの希望を実現しやすく、前撮りにこだわりのあるカップルにおすすめです。

 

スタッフと打ち合わせをする

依頼先が決まったら、撮影内容や衣装、ヘアメイクについてスタッフと細かく打ち合わせを行います。

撮影当日の流れや持ち物、必要な準備についてもここで確認しておくと安心です。

スタッフとの打ち合わせでは、以下のことを行いましょう。

 

  • 撮影場所・日時の確認
  • 必要な持ち物の確認
  • 見積もり・費用の内訳の確認
  • 撮影場所、ポーズ、構図、撮影枚数、衣装チェンジの有無など具体的な撮影プランについての確認
  • 衣装・ヘアメイクの希望やイメージ写真の共有
  • 雨天時やキャンセル対応
  • 写真の納期

 

疑問点や不安な点は必ず確認し、当日に持ち越さないようにしてください。

 

持ち物の準備や体調管理を行う

撮影日が近づいたら、持ち物の準備を行います。

撮影に必要な小道具などはスタジオで用意されていますが、以下のものは新郎・新婦が持参しなければなりません。

 

  • 結婚指輪・婚約指輪
  • アクセサリー類
  • 撮影用にDIYした小物類
  • 洋装・和装用の肌着・下着

 

この他、ヘアメイクアイテムにこだわりがある新婦は、いつも使用しているメイク類を持参すると安心です。

またせっかくの撮影日に、肌荒れや体調不良が起こるのは望ましくありません。

撮影本番に向けてしっかり休息を取り、体調管理に気を付けることも大切です。

 

契約したスタジオなどで前撮りする

撮影当日は、契約したスタジオやロケーションに向かいます。

現地で衣装の着付けやヘアメイクをしてもらったら、前撮りの撮影がスタート。

結婚式の予行演習だと考えて、リラックスして臨んでください。

 

結婚式の前撮りの基礎知識を頭に入れて本番に臨もう

前撮りは、結婚式当日とは違った思い出を作れる大切なイベントです。

スケジュールをしっかり立てて準備を進め、一生の思い出になる写真を残しましょう。

前撮りが終われば、結婚式の本番はもうすぐ。

結婚式に向けての期待と喜びが、より一層高まっていくはずです。

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