結婚式のウェルカムドリンクは必要?人気のアイデアを紹介
結婚式のウェルカムドリンクは、式場に到着したゲストに提供するドリンクのこと。
「ウェルカム」という名称から分かるとおり、ゲストに対するおもてなしの意味があります。
近年の結婚式では定番となりつつありますが、提供を迷うカップルも少なくありません。
そこで本記事では、「結婚式にウェルカムドリンクは必要か?」というポイントを詳しくまとめました。
「必要派」「不要派」の意見をチェックして、ウェルカムドリンクを用意するかどうかの判断に役立ててください。
結婚式のウェルカムドリンクは必要?
そもそもなぜ、結婚式ではウェルカムドリンクが提供されるのでしょうか?
ウェルカムドリンクを用意すべきかどうか、さまざまな意見をチェックしてみましょう。
ゲストへの「おもてなし」
結婚式のウェルカムドリンクは、結婚式場に訪れたゲストへのおもてなしとして提供するドリンクです。
ゲストの喉の乾きをいやすのはもちろん、趣向を凝らしたドリンクで結婚式の話題作り・雰囲気作りをするという意図も含まれています。
ウェルカムドリンクを提供するタイミングは、特に決まっていません。
ただしゲストへのおもてなしという性質上、「ゲストの受付後」「結婚式と披露宴の間」が多いようです。
ウェルカムドリンクは必ず取り入れなければならないものではなく、「用意するかどうか」は新郎・新婦の判断で決めて構いません。
用意について迷ってしまうカップルは、「用意した派」「しなかった派」の意見を参考に、自分たちのケースを考えてみましょう。
ウェルカムドリンクを用意した派の理由
季節的に必要だと思ったから
暑さや寒さが厳しい季節は、ゲストが式場に足を運ぶだけでも大変です。
「わざわざ来てくれてありがとう」の気持ちを示すため、多くのカップルがウェルカムドリンクを用意しています。
暑さが厳しい夏は、汗をかきながらやってくるゲストが少なくありません。
キンキンに冷えたウェルカムドリンクは、何よりのおもてなしとなるはずです。
一方気温が低くなる冬は、ゲストは寒さに耐えながら式場に足を運ぶこととなります。
温かいドリンクは、冷えた体を温めるのに最適なおもてなしです。
多くのカップルが、コーヒーやココアなどにちょっとしたスイーツを添えて、ウェルカムドリンクとして提供しています。
「夏に結婚式を開催するメリット・デメリットを徹底解説」
⇒ ご覧ください。
「冬に結婚式を行うメリット・デメリットや人気の演出を徹底解説」
⇒ ご覧ください。
披露宴の開始まで時間があったから
結婚式後に写真撮影や大掛かりな衣装チェンジがある場合、披露宴の開始までに時間が空くことがあります。
自分たちの都合でゲストを待たせてしまうことについて、申し訳なく感じるカップルは少なくありません。
ウェルカムドリンクを提供して、ゲストが少しでも心地よく過ごせるよう配慮します。
またウェルカムドリンクを設置すれば、自然に人が集まるのもメリットです。
ウェルカムドリンクをきっかけにして、ゲスト同士の会話が始まるケースもあります。
ゲスト同士の会話が弾めば、結婚式の雰囲気が和やかかつ居心地のよいものとなるでしょう。
ウェルカムドリンクを用意しなかった派の理由
コストを抑えたかったから
ウェルカムドリンクを用意するとなると、当然ながら費用が必要です。
結婚式のコストをなるべく安く抑えたいと考えるカップルは、ウェルカムドリンクを省略することがあります。
ウェルカムドリンクの費用相場は、1人につき1,000円くらいが一般的です。
例えばゲストを50人招待する場合は、ウェルカムドリンクにかかる費用は約50,000円です。
ただしオリジナルカクテルやシャンパンを用意したりアルコール類の割合を増やしたりすると、さらに高額になる可能性があります。
ウェルカムドリンクに対して、「気軽なおもてなし」と呼ぶには費用負担が大きい、と感じるカップルもいるでしょう。
必要性を感じないから
結婚式によっては、「挙式後に全員参加のフラワーシャワーやブーケトス」「終わったらすぐに会場を移動して披露宴」……というケースがあります。
このようなプログラムでは、ゲストの待機時間はほぼありません。
ウェルカムドリンクを用意してもムダになると考えて、あえてウェルカムドリンクを省略するカップルもいます。
ウェルカムドリンクを提供するときのアイデア
結婚式でウェルカムドリンクを提供するときは、「見栄え」「オリジナリティ」を重視すると喜ばれます。
華やかな場を盛り上げる、すてきなアイデアを見ていきましょう。
キュートに飾りつける
結婚式という華やかな場には、華やかなドリンクが似合います。
ウェルカムドリンクは、映えを意識した飾りや色を取り入れましょう。
- キラキラしたストローを差しておく
- ピンクやブルーなど、華やかなカラーのドリンクを選ぶ
- ストローにメッセージを付ける
- フルーツやハーブをのせる
映えるウェルカムドリンクのアイデアが欲しい人は、SNSを検索するのがおすすめ。
結婚式にふさわしい、魅力的なウェルカムドリンクがたくさんアップされています。
あえて「ボトルのまま」で提供する
おしゃれなデザインのボトルをそのまま提供すると、海外セレブ風のウェルカムドリンクになります。
ガーデンウエディングやリゾートウエディングなど、開放感のある結婚式にぴったりです。
ボトルのままウェルカムドリンクを提供する場合は、氷を入れたブリキのバケツなどに無造作に入れておくとおしゃれです。
ゲストの名前やメッセージが記されたタグを付けておくと、特別感がアップします。
オリジナルドリンクで心のこもったおもてなしを
結婚式のテーマや新郎・新婦のカラーをより強調したい場合は、オリジナルドリンクを用意するのもおすすめです。
ゲストの興味を惹きつけやすく、よりワクワクするおもてなしとなります。
「どんなオリジナルドリンクがいいんだろう……」と悩むカップルは、以下のアイデアからヒントを探してみてください。
オリジナルドリンクには、ストーリー性があると喜ばれます。
- 2人の出身地のフルーツや食べ物・アルコールを取り入れる
- 2人の好きなフルーツや食材を使用する
- 特別な思い出や場所にちなんだ材料を取り入れる
どうしても思い浮かばない場合は、旬のフルーツを使ったり見栄え重視で作ってみたりしてもよいでしょう。
「カラフルで可愛い*オリジナルカクテルで結婚式のテーブルを彩ろう!」
⇒ ご覧ください。
ウェルカムドリンクを提供するときの注意点
ウェルカムドリンクを提供するときは、ドリンクの種類やゲストの好み、さらには結婚式場のルールを確認することが必要です。
ウェルカムドリンクを提供するときの「注意点」についてご紹介します。
アルコールとノンアルコールをバランスよく提供する
結婚式には、年齢や嗜好が異なるゲストが集まります。
アルコールを楽しむ人もいれば、全く飲めない人・好まない人もいるでしょう。
アルコールドリンクとノンアルコールドリンクをバランスよく準備し、ゲストの多様性に配慮することが大切です。
アルコールのウェルカムドリンクを用意するときのポイントは、アルコール度数の低いものを選ぶこと。
披露宴のドリンクメニューにも、アルコールは含まれているはずです。
披露宴前からアルコールを提供してしまうと、酔いが回り過ぎてしまうゲストが出てくるかもしれません。
例えば見栄えのよい低アルコールカクテルなら、結婚式にふさわしいウェルカムドリンクとなります。
持ち込みのルールを確認する
結婚式場のウェルカムドリンク持ち込みルールには、「持ち込み可」「持ち込み料を支払えば可」「持ち込み不可」の3パターンがあります。
ゲストにウェルカムドリンクを提供する場合は、結婚式場の持ち込み規定を確認しましょう。
持ち込み不可の結婚式を選んでしまうと、ウェルカムドリンクを提供することはできません。
なお結婚式場の多くは、ウェルカムドリンク付きのプランを提供しています。
ウェルカムドリンクでおもてなしをしたいと考える新郎・新婦は、結婚式場に相談してみましょう。
自分たちのイメージに近いプラン・納得できるプランを提案してもらえるかもしれません。
おしゃれなウェルカムドリンクでゲストをもてなそう
ウェルカムドリンクは、結婚式に訪れたゲストへのおもてなしの一つです。
暑さや寒さが厳しいときや結婚式から披露宴までの時間が長いときなどに用意すると、ゲストから喜ばれるでしょう。
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