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招待状にはせっかくだから郵便局で風景印を押してもらおう☆

2019.05.20 Column
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招待状にはせっかくだから郵便局で風景印を押してもらおう☆

あまり知られていない風景印

招待状には郵便局で風景印を押してもらうという方法があります。これは、招待状を封書で発送する際に切手に押される消印の一種なのですが、通常のものではない特別なものを指します。風景という名前が付けられているとおり、その郵便局の周辺に存在する特徴的、印象的な風景が図柄になっていることが多いですが、必ずしも風景そのものではなく、特産物やイベントなどをモチーフにしたものもあります。大きさについても普通のものよりも大きく、また色も赤茶色で目立つことから、招待状にはぴったりと言えます。

しかし、存在そのものがあまり知られているとは言いがたく、自分でこのようなものを押印してもらって郵便物を出した経験もなければ、押印された郵便物を受け取った経験もないという人がほとんどなのではないでしょうか。もしかすると一部の限られた人だけのものではないかとか、期間限定品、あるいは別料金が当然のようにかかるように思っている人もいたりします。ですが実際にはそのようなことはありません。誰でも、特別に難しいことも別途料金が必要になるようなこともなく、簡単に依頼できるものなのです。その意味では、利用シーンは別に招待状には限りません。日常的に出す郵便物でも押印してもらうことは可能だということです。

風景印を押してもらうには?

ではどのようにして利用すれば良いのでしょうか。まずは、差出元となる自宅の住所を管轄する郵便局でこのような風景印の取り扱いがあるかどうか確認してみないことには始まりません。残念ながら日本全国どこの郵便局でも取り扱いがあるわけではないからです。やはりそう簡単に誰でも利用できるものではないということだと思われるかもしれませんが、それは早合点。全国には約24000の郵便局がありますが、実にその半数近く、11000以上の郵便局で取り扱いがあるのです。知名度からすれば考えられないくらいの割合になっていることでしょう。実際にどの郵便局で取り扱いがあるかは、もちろんその郵便局に問い合わせても教えてくれますが、郵便局のウェブサイトで確認することも可能です。約半数の郵便局で取り扱いがあるということは、半数くらいの人は簡単に対応できるということですが、もし自宅を管轄する郵便局に取り扱いがなかった場合はどうすれば良いのでしょうか。これは何も複雑な話ではありません。そもそも、たとえ自宅を管轄する郵便局に取り扱いがあったとしても、何も考えることなく招待状をポストに投函してしまっては普通の消印が押されてしまうだけです。つまり、ポストにただ投函するわけにはいきません。分かりやすい方法としては、その郵便局の窓口まで持参して依頼することです。当たり前のことですが、郵便物はどの郵便局に持参しても全く問題ありません。自宅住所を管轄する郵便局以外に持ち込んでは対応してくれないかというと、そんなことは一切ないからです。つまり、自宅近くで取り扱いのある郵便局を見つけ、そこに招待状を持ち込んで窓口に依頼すれば問題はないということになります。

招待状

全国で半数近くの郵便局に取り扱いがあるということは、自宅近くでも比較的簡単に取り扱いのある郵便局を見つけることもできるでしょう。通勤ルートとか、たまに行く買い物などのルートまで考えに入れるとほぼ誰でも対応は可能なはずです。なお、一応の知識として紹介しておきますと、自宅からはるかに遠く離れた郵便局の風景印が気に入った場合に、その消印を押印してもらうように郵送で依頼することも可能ではあります。ただ、自分のコレクションとするのならまだしも、人様に差し出す招待状であまりに縁もゆかりもない地域のものを押してもらうのも考え物でしょうから、知識として知っておくだけに留めておくのが良いのではないでしょうか。

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