招待状にはせっかくだから郵便局で風景印を押してもらおう☆
一生に一度の結婚式の招待状は、消印一つにまでこだわりたいもの。
表面には「風景印」を押印してもらい、「2人らしさ」をアピールするのがおすすめです。
この記事では、招待状の見栄えをアップする「風景印」について詳しくまとめました。
風景印を押してもらうメリットや依頼する方法についても紹介しているので、これから結婚式を挙げるカップルはぜひチェックしてみてください。
郵便局で押してもらえる風景印とは?
「結婚式の招待状を送るときは風景印で!」などと頻繁に言われます。
しかし風景印とは、そもそもどのようなものなのでしょうか?
正式名称は「風景入り通信日付印」
風景印は、日本の郵便局で使用される特別な「消印」です。
正式名称は「風景入り通信日付印」で、利用者の申し出があれば押印されます。
通常の消印と風景印の違いは、文字どおり風景を配した図柄が採用されていること。
風景印の図柄は、各地の名所、史跡など、地域にちなんだものが一般的です。
日本全国一つとして同じ風景印はなく、どの風景印を選ぶかで招待状の印象を大きく変えることができます。
なお風景印の押印に地域の決まりはなく、日本全国どこからでも依頼可能です。
例えば東京都内に住んでいるカップルが、北海道・札幌の風景印を押印してもらう……ということもOK。
2人にとって思い出深い場所・地域があるカップルは、その場所の風景印を依頼してみてはいかがでしょうか。
押印には「切手」が必要
風景印は、切手が使用済みであることを示すための「消印」の一種です。
料金後納郵便で招待状を出す予定のカップルは、切手を使用する発送方法に変更してください。
なお結婚式の招待状を料金後納郵便で出すのは、一般的にはマナー違反と考えられています。
料金後納とは、すなわちお金を払うのは「後回し」ということ。
ゲストを軽視しているとも見えることから、結婚式の招待状では避けるのが正解です。
おしゃれな風景印をチェック
風景印は、日本各地の郵便局が独自の図柄を展開しています。
お互いの地元や思い出の場所などをピックアップして、好みに合う風景印を選択するのがおすすめです。
例えば札幌の札幌大通公園前郵便局の風景印は、「さっぽろテレビ塔」「札幌市電の路面電車車両」が描かれていて特別感たっぷり。
また山梨県の河口湖郵便局なら、おめでたい富士山が大きく描かれた風景印を押印してもらえます。
注意点は、全ての郵便局が風景印サービスを行っているわけではないということ。
利用者の減少から、風景印を廃止している郵便局は少なくありません。
希望地や地元の郵便局をチェックして、押印してもらいたい図柄があるかを確認しましょう。
※日本郵便「風景印」
⇒ お問い合わせください。
招待状に風景印を押してもらうメリット
結婚式の招待状にこだわりの風景印を押印してもらうカップルが増えています。
風景印を利用する「メリット」について詳しく見ていきましょう。
招待状の見栄えがよくなる
風景印は、日本各地の名物や特産物・景勝地などを描いた消印です。
通常の消印よりも特別感が高く、結婚式の招待状にふさわしい華やかさを演出できます。
「結婚式の招待状は慶事切手を使用して送る」ということは広く一般に知られていること。
せっかくなら消印にまでこだわると、表面の見栄えがより一層アップするのでおすすめです。
ゲストに好印象を与えられる
ゲストの中には、いくつもの結婚式に参列してきたベテランの方もいるかもしれません。
見栄えにとことんこだわった風景印を選択することは、ゲストの関心を惹きつけたり、期待感を高めたりする上でも有益です。
例えば新郎・新婦いずれかの地元にちなんだ風景印は、地域色豊かで味わいがあります。
年配の方などにも受けがよく、好印象を持ってもらいやすくなるでしょう。
一方2人の思い出の場所にちなんだ風景印は、「なぜこの場所の風景印にしたんだろう?」とゲストに疑問を抱かせます。
2人のこれまでのストーリーについて、ゲストがより興味を持つきっかけとなるかもしれません。
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地元に興味を持ってもらえる
風景印は、各地域のシンボルや魅力をぎゅっと凝縮してデザインされています。
消印一つ一つに地名が刻まれているため、地域について興味を持ってもらうことが可能です。
どこで結婚式を挙げるにせよ、生まれ育った地元は新郎・新婦にとってかけがえのない場所であるはず。
風景印で地元の魅力を伝えることは、遠く離れた地元とのつながりを大切にすることにもつながります。
郵便局で風景印を押してもらう方法
結婚式の招待状に風景印を押印してもらいたいときは、その風景印を取り扱っている郵便局に依頼することが必要です。
郵便局で風景印を押印してもらう方法について、詳しく見ていきましょう。
郵便局の窓口で直接依頼する
どの郵便局で風景印を押してもらうかを決めたら、結婚式の招待状を持参しましょう。
郵便窓口で「風景印をお願いします」と伝えれば、持参した招待状全てに特別な風景印が押印されます。
郵便局に招待状を持参するときのポイントは、「すぐに出せる状態にしておくこと」です。
招待状の表面にはしっかりと宛名を書き、郵便料金相当額の切手も貼り付けておかなければなりません。
風景印の押印位置に希望がある場合は、招待状を預けるときに相談してください。
ただしあまりにも細かく面倒な要望は、対応を拒否される場合もあります。
郵便局に招待状を持参するときの注意点
繰り返しになりますが、風景印はあくまでも消印です。
押印するのは郵便局員であり、新郎・新婦が自分で風景印を押すことはできません。
日付についても「持参した日」となるのが決まりで、「○日でお願いします」などの希望は通らないので注意してください。
さらに気を付けたいのが、消印の印影について苦情を言わないことです。
風景印は、郵便局員が一つ一つ手押しします。
状況によっては印影がかすれたりずれたり、汚れてしまったりすることもあるかもしれません。
作業上、仕方がないことと理解し、敏感になりすぎないようにしましょう。
風景印の印影に納得できない場合でも、郵便局に再押印や補償を求めることは不可能です。
郵便で申し込む
遠方の郵便局に風景印を依頼したい場合は、郵便で申し込む「郵頼」の方法があります。
風景印を依頼したい結婚式の招待状に郵便料金相当額の切手を貼り付け、以下の内容が分かるメモを添えてください。
- 風景印を希望すること
- 自分の連絡先
- 押印箇所の指定などがあれば、詳細について
郵便で風景印を申し込むときの注意点は、連絡が取れる携帯番号などを添えておくこと。
確認が必要な事由が発生したとき、連絡がつかない場合は「対応不可」となります。
せっかく招待状を送っても、風景印を押されないまま返送されてしまうかもしれません。
不都合があって風景印なしで返送される場合でも、郵便局に招待状を送付したときの送料は送り手側の自己負担となります。
風景印対応のポストを利用する
全国の名所や観光地には、風景印対応のポストが設置されています。
そのポストに入れた郵便物の消印は、全てご当地の風景印です。
「郵便局に持参する時間がない」「郵送は手間がかかる」などの事情があって、ポストを利用した方が早い場合はぜひ利用してみてください。
【まとめ】結婚式の招待状は風景印で見栄え良く仕上げよう
風景印とは、郵便局が実施している無料の特別な押印サービスです。
地域の観光地・名物などがデザインされており、オリジナリティたっぷりな点が魅力。
結婚式の招待状に押印することで、特別感を高めることができます。
招待状の準備を始めたら、ぜひ新郎・新婦で「どこの風景印を使用するか」を話し合ってみてください。
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