冬に結婚式を行うメリット・デメリットや人気の演出を徹底解説
冬は結婚式のオフシーズンです。
冬に結婚式を挙げる人が少ないということは、ほかのカップルとかち合う心配が少ないということです。
「日程を選びやすい」「ドレスを選びやすい」などのうれしいメリットもあります。
「冬だから」と結婚式をあきらめるのではなく、「冬だからこそ」のメリットを享受してみてはいかがでしょうか?
本記事では、冬に結婚式を行う「メリットやデメリット」、さらには冬の結婚式に「おすすめの演出」をご紹介します。
冬に結婚式を挙げる3つのメリット
冬は、結婚式場にとってオフシーズンです。
結婚式を挙げるカップルが少なくなるぶん、自分たちの希望がかなえやすくなります。
冬に結婚式を挙げる「メリット」を、詳しく見ていきましょう。
1. 日程選びがスムーズ
ほかのカップルが結婚式を避けるということは、自分たちの希望の日時で挙式できる可能性が高いということです。
結婚式の準備をはじめるに当たり、スケジュール決めが難航してしまうのは避けたいところ。
第一希望日で式の予約を入れられれば、幸先よく結婚生活をスタートできます。
また縁起がよいといわれる「大安・一粒万倍日・天赦日」なども、冬の結婚式なら抑えられるかもしれません。
とくに、一粒万倍日・天赦日などは1年のうちでも日数が少なく、季候のよい春や秋は1年以上前から予約を入れるカップルも少なくありません。
人生の門出にふさわしい縁起のよい日を選びやすいのは、ライバルの少ない冬だからこそのメリットです。
2. 好きなドレスを選びやすい
花嫁さんが少ないぶん、ドレスの予約にも余裕があります。
オンシーズンなら争奪戦になるすてきなドレス・新作ドレスも、在庫があるかもしれません。
ドレスにこだわりたい花嫁さんにとって、ドレスの在庫は非常に重要な問題です。
妥協せずに好きなドレスを選べる冬の結婚式は、かなり魅力的といえるでしょう。
3. シーズンムードたっぷりな演出を楽しめる
12~3月は、1年のうちでもイベントの多い時期です。
結婚式の演出にイベントを絡めれば、その時期だけの特別感を楽しめます。
12月はクリスマス、1月はお正月、2月はバレンタインデー、3月はひな祭りやイースター…、華やかなイベントのムードを取り込めば、結婚式は大いに盛り上がります。
挙式にかかるコストがお得になることも
式場によっては、冬の結婚式に「オフシーズン割」を適用してくれるところがあります。
割引率やプランの内容はまちまちですが、春や夏の挙式よりもお得に結婚式を挙げられるでしょう。
また結婚式のプランナーさんも、比較的冬はスケジュールに余裕があるようです。
打ち合わせ時間を決めたり変更したりする際に融通を利かせてもらいやすく、結婚式の準備がスムーズに進みます。
冬に結婚式を挙げる3つのデメリット
冬の結婚式は、気温や天候がリスクとなりがちです。
冬に結婚式を挙げる「デメリット」について見ていきましょう。
1. 冬は全体的にトーンが暗い
冬は晴れやかな青空が望めない日も多く、景色の色もモノトーンです。
草花や紅葉が美しい春や秋の結婚式と比べると、寒々しく感じるかもしれません。
冬空の下「ドレスやタキシードが映えないな…」と感じる新郎・新婦もいるでしょう。
とはいえ式場に入ってしまえば、中は快適で暖かです。
式場をきれいに飾り付けたり華やかなドレスを着用したりすれば、気分も一気に上がります。
「冬の結婚式は寒さがつらい」などと否定的な意見もありますが、外にさえ出なければ、意外と寒さは気になりません。
2. 雪のリスクがある
万が一、結婚式前あるいは当日に雪が降ると、大幅なスケジュール変更を余儀なくされる場合があります。
雪で道路が渋滞したり公共交通機関が止まったりすれば、遅刻・欠席のゲストが増えるかもしれません。
雪のリスクに対し万全を期すなら、雪によるダメージの少ない式場を選ぶのがおすすめです。
たとえば、駅近や駅直結の式場なら、徒歩で会場に来られます。
また、宿泊施設付きの式場を選んでおけば、雪のため前入りしたいゲスト・帰れなくなるゲストがいても、スムーズに対応できるでしょう。
3. ゲストに負担をかける可能性がある
クリスマスや年末年始は、親しい人と予定を入れているゲストが少なくありません。
結婚式に招待することで、ゲストに予定変更を強いてしまう恐れがあります。
また、多くの人が長期休暇に入る年末年始は、飛行機やホテルの料金が割高です。
遠方のゲストを招く場合、交通費・宿泊費の負担が大きくなるかもしれません。
遠方から参加してくれる人にはお車代を多めに包むなどして、「わざわざ来てくれてありがとう」の気持ちを伝えることが大切です。
冬の結婚式におすすめの演出
せっかく冬に結婚式を行うなら、冬らしさを前面に出した演出を楽しみましょう。
冬の結婚式だからこそできる、おすすめの演出をご紹介します。
ホットドリンクでおもてなしを
来場してくれたゲストには、「ホットドリンク」を用意しておきましょう。
寒い屋外からやってきたゲストは、手足や体が冷たくなっているはず。
温かい飲み物があれば、冷たくこわばった体もゆっくりとほどけていきます。
用意するドリンクは、なるべく多くのバリエーションをそろえておくのがおすすめです。
定番のコーヒー、紅茶、ココアはもちろん、緑茶、ハーブティー、レモネード、ホットワイン・スープなどもあると喜ばれるでしょう。
キャンドルやライトアップで幻想的に
炎の揺らめきに温かさを感じられるのは、冬ならでは。
テーブルや高砂にキャンドルを並べ、火を灯しましょう。
炎が静かに揺れる様子は、この上もなくロマンティックです。
また、ナイトウエディングなら、ガーデンやテラスを華やかにライトアップしてもらうのもおすすめ。
空気が乾燥している冬は空気が澄み渡っているうえ、日もすぐに沈んでしまいます。
夕方頃からライトを点灯すれば、どの季節よりもくっきりと美しい光を楽しめるでしょう。
テーマカラーは冬のイベントを意識して
冬の結婚式は、時節にマッチしたイベントのテーマカラーを取り入れてみましょう。
たとえば、12月なら赤×緑のクリスマスカラー、1月ならゴールドを取り入れた豪華絢爛なお正月カラー、2月ならバレンタインデーを意識したピンクやブラウンカラーがおすすめです。
テーブルセッティングはもちろん、ペーパーアイテム、会場のお花までテーマカラーでそろえれば、シーズンムードたっぷりの華やかな結婚式ができます。
冬のイベントを楽しく再現
場内をイベントカラーで染め上げたら、演出にもイベントのムードを盛り込むのがおすすめです。
たとえば、クリスマスなら、新郎・新婦はサンタ帽をかぶって登場してみてはいかがでしょうか。
ゲストのお見送り時には、サンタとしてクリスマスギフトを差し出すと喜ばれます。
お正月なら2人で鏡開きや餅つき、2月なら豆まきやチョコレートを配って歩くなどの演出もあります。
「ゲストと一緒に、冬のイベントで盛り上がりましょう。」
スノーマシンで華やかに
式場によっては、スノーマシンを備えているところがあります。
利用できそうな場合は、冬らしさを醸し出す演出として取り入れましょう。
スノーマシンとは、人工の雪を降らせる機械です。
屋内でもしんしんと降る雪を再現でき、冬ならではの幻想的な美しさを楽しませてくれます。
お色直し後の入場時に雪を降らせたり、披露宴の終わりに会場全体に降らせたりなど、演出方法はさまざま。
照明の当て方次第ではドラマティックにもしっとりしたムードにもなるので、プランナーと相談してみましょう。
なお、式場にスノーマシンがない場合は、レンタルも可能です。
イベント企画業者に相談すれば、演出まで手伝ってくれますよ。
冬の味覚でおもてなし
結婚式の印象を大きく左右するのが「料理」です。
寒い中足を運んでくれたゲストに最大限のおもてなしができるよう、料理にはおいしい冬の味覚を取り入れましょう。
カキや金目鯛といった旬の食材は、冬の結婚式にぴったりです。
お正月をテーマにするなら、おせちのムードを取り入れた和食も人気です。
また、若い女性には、バレンタインデーにちなんだチョコレートメニューも喜ばれるでしょう。
料理のコースを決めるときは、「冬らしいかどうか」という視点でもチェックしてみてください。
【まとめ】冬に結婚式を行うメリット・デメリットや人気の演出を徹底解説
冬の結婚式を2人らしく楽しんで冬は結婚式に適さないといわれがちですが、思い描いた理想の結婚式を挙げやすいというメリットがあります。
ネガティブなイメージに惑わされず、冬だからこそできる演出や風景を楽しむのがおすすめです。
ただし、寒い中参列してくれるゲストには、精一杯のフォローをしましょう。
ホットドリンクやカイロを提供したりブランケットを用意したりなど、寒さを感じにくい対策を行いましょう。
2人の理想を話し合いながら、冬ならではの結婚式を楽しんでください。
Okukonなら、冬らしさをポジティブに取り入れたロマンティックな演出にもご対応します。
冬の結婚式をお考えなら、ぜひ、Okukonにご相談ください。