結婚式のリングリレーとはどんな演出?魅力を詳しく解説
結婚式の演出はいろいろありますが、中でも最近人気を集めているのが「リングリレー」です。
式に参加したゲストと共同で行う演出なので、その場にいる人たちと一体感を感じたいときにおすすめです。
今回は、結婚式のリングリレーに関する「基礎知識」と、リングリレーの「魅力」、リングリレーを「盛り上げるコツ」をご紹介します。
結婚式のリングリレーとはどんな演出?
結婚式のリングリレーとは、バージンロードの両側にいるゲストにリボンを持ってもらい、そこに結婚指輪を通して新郎新婦に届ける演出のことです。
リングリレーを行う時は、バージンロード側にいるゲストが1本の長いリボンを持ち、式場の一番後ろの席から順々に指輪を通していきます。
リングをバトン代わりにして繋いでいく演出なので、「リングリレー」と呼ばれています。
リングリレーの基本的な流れは以下の通りです。
リボンを2本用意する
新郎側と新婦側それぞれのゲスト席に、長めのリボンを用意します。
リングリレーはバージンロード側の席で行うため、両側に1本ずつでOKです。
あらかじめバージンロードの距離を測り、適切な長さのリボンを準備しましょう。
リボンはリングをスムーズに通せるよう、細めで滑りの良いものを選ぶのがおすすめです。
リングリレースタート
新郎新婦が入場したら、バージンロード側の席に座っているゲストがリボンを持ってスタンバイします。
リングリレーがスタートしたら、最後列のゲストがリボンの端に結婚指輪を通し、前の方へ渡していきます。
結婚指輪をリングピローにセットする
結婚指輪が最前列まで回ったら、最前列にいるゲストが指輪を外し、あらかじめ用意していたリングピローにセットします。
そして、最前列のゲストが婚約指輪をセットしたリングピローを届けます。
結婚式のリングリレーの魅力
結婚式でリングリレーの演出を行うことには、以下のような魅力があります。
ゲストとの一体感を味わえる
婚約指輪を渡す演出にはリングボーイやリングガールがありますが、ちょうどよい年齢の子供がいないこともありますし、新郎新婦と接触できるのはそのリングボーイやリングガールだけに限られてしまいます。
リングリレーなら、ゲストの年齢に関係なく演出に参加できるので、結婚式に参加した人たちと一体感を味わえます。
ゲストの年齢にかかわらず参加できる
結婚式の演出は多岐に亘りますが、中には小さな子供や高齢の方では難しいものも少なくありません。
リングリレーは、手に持ったリボンにリングを渡すというシンプルな内容なので、子供や高齢の方でも気軽に参加できるところが利点です。
練習なしのぶっつけ本番でも比較的スムーズに進行しやすい演出なので、ゲストに負担がかからないところも嬉しいポイントです。
準備にコストや手間がかからない
リングリレーで最低限必要なのは、婚約指輪の他には適当な長さのリボンだけです。
リボンは手芸店やネット通販などで簡単に手に入る物ですし、比較的安価で販売されているので、演出にコストや手間がかからないところがメリットです。
結婚式のリングリレーを盛り上げるコツ
結婚式のリングリレーをより盛り上げるために「採り入れたいコツを3つ」ご紹介します。
1. リボンのカラーや柄にこだわる
リングリレーに使用するリボンは、新郎新婦の装いに合わせて白など淡い色を選ぶのが一般的です。
ただ、必ず淡色でなければならないというルールはありませんので、新郎新婦で話し合ってこだわりの色や柄を選ぶのもおすすめです。
例えば、運命の赤い糸にちなんで赤い色のリボンを使用する、ハート柄の入ったリボンを準備するなど。
新郎新婦の名前をプリントしてみたり、新郎は青、新婦は赤など、それぞれ異なる色を選んでカラフルにしてみたりするのも一つの方法です。
2. 指輪に鈴をつける
指輪に鈴をつけてリングリレーをすると、リボンを通して移動する時に鈴の音が鳴ります。
鈴の音がかわいらしく、かつ祝福の鐘のようにも聞こえるので、結婚式の演出にぴったりです。
3. 指輪に風船をつける
指輪に風船を付けると、ふわふわと浮きながらリングを運ぶことができます。
通常のリングリレーはバージンロード側の席に座っているゲストが行うものなので、それ以外の席に座っているゲストは後ろから眺めることになりますが、リングを浮かせればリングリレーに参加していない人にも指輪が渡されていく様子を鑑賞しやすくなります。
風船で浮かせるリングリレーは、「フライングリングリレー」とも呼ばれています。
リングリレーを行う時のポイントや注意点
リングリレーを行う時に押さえておきたい「ポイント」や「注意点」を3つご紹介します。
1. 参加人数は多すぎず少なすぎずがベスト
リングリレーをするなら、ゲスト全員に参加してもらいたい!と考える人も多いでしょう。
ただ、リングリレーの参加人数が増えると、それだけ演出にも時間がかかります。
ゲストの人数が多い場合、演出が間延びして式の進行に支障を来すこともありますので、リングリレーの参加人数は多すぎず少なすぎず、ちょうどよい人数に調整することが大切です。
目安として、ゲストの人数が20人くらいの小規模な結婚式なら、新郎側10人、新婦側10人で全員参加しても問題ないでしょう。
2. リングリレーに参加するゲストはあらかじめ決めておく
リングリレーに参加してもらうゲストは事前に決めておき、本人にもその旨を伝えておくのがおすすめです。
リングリレーは練習やリハーサルの必要がないシンプルな演出ですが、当日その場で突然演出を言い渡されると、ゲストも戸惑ってしまうことがあります。
リングリレーという演出を知らないゲストがいることを想定し、説明も兼ねて事前に連絡を入れておくのがベストです。
なお、最前列に座る人は届けられた婚約指輪をリングピローにセットする役割も担うので、その時の段取りも伝えておきましょう。
3. リボンはリングリレーに適した物を選ぶ
リングリレーに使用するリボンを選ぶときは、素材と太さ、長さに留意する必要があります。
素材はサテンなど滑りの良いものを選ぶと、リレーがスムーズに進みやすくなります。
運命の赤い糸にちなんで赤い毛糸を選ぶ方もいますが、毛糸は意外と絡まりやすいので、注意して取り扱いましょう。
リボンの太さは、指輪よりも細くするのが基本です。
指輪のサイズは人によって異なるので、用意した婚約指輪の直径に合わせて調整しましょう。
基本的には10mm以下のものを選べばリングリレーを問題なく行えます。
最後にリボンの長さですが、バージンロードの距離にぴったり合わせると、リングリレーの間、リボンを常にぴんと張っていなければなりません。
リボンを張った状態だとかえってリングを渡しづらくなるので、リボンの長さはバージンロードの1.5倍~2倍くらいのものを用意し、リレー中は少したゆませておくのがポイントです。
【まとめ】結婚式のリングリレーとはどんな演出?魅力を詳しく解説
リングリレーはゲストと一体感を感じられる魅力的な演出。
結婚式のリングリレーは、新郎新婦の誓いの証しである婚約指輪をゲストの手で二人に届ける素敵な演出の一つです。
ゲストに祝福されながら届けられた婚約指輪をつけるのは、新郎新婦にとって、とても感動するイベントになります。
リボンのカラーを式のコンセプトに合わせてみたり、風船や鈴などのアイテムを使ったりすれば、より演出が盛り上がるでしょう。
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