

美術館で結婚式を挙げることは可能?ポイントや注意点を紹介

日本国内の美術館には、結婚式を挙げられるところが複数あります。
アートを愛するカップルは、美術館で一生に一度の晴れの日を迎えるのもおすすめです。
この記事では、結婚式に対応している美術館や、美術館での結婚式を挙げるときのポイントをまとめています。
美術館ならではの洗練された雰囲気の中、2人らしい結婚式を挙げましょう。
おしゃれな美術館で結婚式を挙げることは可能?
美術館は、基本的に静かにアートを鑑賞するための施設ですが、中には結婚式に対応している美術館もあります。
美術館挙式の概要や種類をご紹介します。
「式場以外で結婚式はできる?メリット・デメリットを紹介」
⇒ ご覧ください。
「結婚式対応可能」な美術館はたくさんある
結婚式を挙げられる美術館は、全国各地にあります。
例えば東京都では、自然豊かな砧公園内にある「世田谷美術館」が人気です。
美術館にはレストランやチャペルが併設されており、リラックスした雰囲気の中、結婚式を挙げられます。
また長野県軽井沢の「軽井沢ルヴァン美術館」も、美術館ウエディングを希望するカップルにおすすめの美術館です。
周辺にはたくさんの木や花があり、ヨーロッパの田舎のようなおしゃれな雰囲気が魅力です。
この他、日本に現存する公立美術館の中で最も古い「京都市京セラ美術館」では、フォトウエディングプランを利用できます。
歴史ある美術館でのウエディングフォトは、厳かな雰囲気がたっぷり。
2人の人生の始まりにふさわしい、特別な1枚を撮影できるでしょう。
美術館で挙げられる結婚式の種類
- 挙式:チャペルやガーデンを利用したセレモニー
- 披露宴:美術館内のレストランやホール・ガーデンでの披露宴パーティー
- フォトウエディング:美術館の建築美や展示品を背景にした写真撮影
美術館にカフェやレストランが併設されていない場合、披露宴は別会場となります。
美術館からアクセスしやすい会場を探すことが必要です。
一方カフェやレストランを併設している美術館なら、カフェウエディングやレストランウエディングを選択できます。
広い庭を持つ美術館ならガーデンウエディングにも対応している場合もあり、挙式スタイルの選択肢は豊富です。
また結婚式には対応していなくても、ウエディングフォトの撮影はOKという美術館も少なくありません。
気になる美術館がある場合は、ロケーション撮影に対応しているかどうかを確認するのがおすすめです。
美術館で結婚式を挙げるときのポイント
美術館は、基本的にアートや芸術を鑑賞する場です。
美術館で結婚式を挙げるときは、美術館の決まりを確認した上で、きちんとウエディングプランナーに依頼しましょう。
以下で、美術館での結婚式を成功させるポイントをご紹介します。
美術館の決まりを確認する
利用に当たっては事前に決まりを確認し、納得した上で申し込みを行いましょう。
特に重要な確認ポイントは、使用可能なスペースや時間帯、音量・装飾・演出に関する決まりです。
美術館では、美術品や建物の保護が最優先されます。
結婚式に対応している美術館でも、新郎・新婦のイメージ通りに挙式できるとは限りません。
希望する演出に対応していない・理想とする結婚式を挙げられないなどの場合は、他の美術館を探したり結婚式場での挙式を検討したりする必要があります。
ウエディングプランナーに依頼する
ウエディングプランナーとは、結婚式のプランニングやコーディネートについて一任できる結婚式の専門家です。
美術館ウエディングの経験があるウエディングプランナーと契約すれば、美術館の特徴を活かした素敵な演出やデコレーションのアイデアについて提案を受けられるでしょう。
またウエディングプランナーに依頼することは、手配忘れや確認漏れのリスクを減らす上でも有益です。
美術館での結婚式は、一般的な結婚式場とは異なる準備や調整が必要です。
結婚式の知識や経験がない新郎・新婦が対応するよりも、ウエディングプランナーにお願いした方が安心できるでしょう。
「ウエディングプランナーの選び方や相談の流れを解説」
⇒ ご覧ください。
ゲストも楽しめる工夫をする
美術館での結婚式に参加したことのあるゲストはそう多くはありません。
ゲストに最大限のおもてなしができるよう、美術館の魅力を取り入れた結婚式を行いましょう。
例えば美術館のガイドツアーを組み込んだり、アート作品にちなんだ装飾や演出を取り入れたりすることは、美術館でしかできないおもてなしです。
また広いガーデンを備えた美術館なら、バルーンリリースや立食パーティー、デザートビュッフェといった屋外の演出を取り入れると喜ばれます。
ウエディングプランナーと相談して、ゲストの記憶に残る結婚式を考えてみましょう。
美術館で結婚式を挙げるときの注意点
美術館で結婚式を挙げるときは、設備やアクセスの不便を覚悟すること・申し込み方法を確認することが必須です。
美術館で結婚式を挙げたいカップルが、気を付けるべきポイントをご紹介します。
設備面の不足を覚悟する
美術館は、芸術を鑑賞するための場所であるため、結婚式場より利便性に欠ける場合があります。
特に設備面では、至れり尽くせりというわけにはいきません。
「ゲスト用の控え室がない」「新婦用の控え室が狭い」「音響設備が不十分」など、結婚式場と比較して不自由を感じる可能性もあるでしょう。
設備面の不足が心配な場合は、結婚式プランを提供している美術館を選択しましょう。
新郎・新婦・ゲストが快適に過ごせる設備が整っています。
美術館までのアクセス手段を明確にする
美術館で結婚式を挙げる際には、立地を十分に確認することが大切です。
特にガーデンウエディングにも対応できるような広大な敷地を持つ美術館は、郊外に位置しているケースもあります。
最寄り駅やバス停から美術館までのルートや移動時間を調べましょう。
あまりにもゲストの負担が大きいと想定される場合は、送迎バスを手配するなどの配慮が必要です。
また最寄り駅やバス停から美術館まで徒歩で移動できる場合でも、招待状にはルートを詳しく記載しましょう。
「美術館で結婚式」というケースに不慣れなゲストは多いはずです。
ゲストの不安を軽減できるよう、アクセス手段やルートについては詳細に紹介することをおすすめします。
個人では申し込めない美術館もある
フォトウエディングで美術館を利用したいときは、申し込み方法を詳しく調べることが大切です。
フォトウエディングを許可している美術館の中には、個人からの申し込みを受け付けていないところもあります。
このような美術館で写真撮影を行いたい場合は、提携しているプランナーやプロデュース会社を通じて申し込む必要があるでしょう。
さらに、建築物としての価値が高い美術館や歴史のある美術館は、結婚式の前撮りやフォトウエディングの場所としても人気が高いケースがあります。
季節やタイミングによっては結婚式を控えたカップルが殺到し、予約が取れない可能性があるでしょう。
「人気の美術館でフォトウエディングを……」と考えているカップルは、余裕を持って準備を進めることが大切です。
美術館での理想の結婚式を挙げよう
美術館での結婚式は、「他の人と被らない結婚式を挙げたい」と考えるカップルにとって魅力的な選択肢の一つです。
洗練された雰囲気の中での結婚式は、新郎・新婦はもちろん、ゲストにとっても忘れられない思い出となるに違いありません。
ウエディングプランナーのサポートを受けながら、2人の好みを詰め込んだ結婚式を実現してください。
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