結婚式に元カレを呼ぶのはアリ?注意点を詳しく解説
「結婚式に元カレを招待するつもり」……、このように言うと驚く人の方が多いかもしれません。
結婚式に元カレを呼ぶと、どのようなリスクがあるのでしょうか?
本記事では「結婚式に元カレを呼ぶこと」に対する世間の印象や、呼ぶ派・呼ばない派それぞれの理由、さらには結婚式に元カレを呼ぶときの注意点を紹介します。
結婚式に元カレを呼ぶのはアリ?
家族や友人に「結婚式に元カレを呼ぶ」と話すと、アリ・ナシさまざまな意見が飛び交うことが予想されます。
一般的に、結婚式に元カレを呼ぶのはアリなのでしょうか?
一般的には「ナシ」が主流派
細かい事情を抜きにすれば、結婚式に元カレを呼ぶことについては「ナシ結婚式は、新郎・新婦が一つの家族となり新しい人生を歩むことを示す誓いの場です。
「昔付き合っていた人を呼ぶなんて不謹慎」「昔の恋愛を匂わせる必要はない」といった意見を持つ人が少なくありません。
新郎・新婦の結婚式で語られるストーリーは、2人の恋人時代のエピソードだけで十分でしょう。
新郎と出会う前の恋愛を匂わせる「元カレ」という存在は、結婚式という場には不似合いです。
招待しても断られる可能性も
すでに別れた恋人の結婚式に行くことに違和感を覚える人は少なくありません。
招待状が届いたとしても、欠席で返信する人は多いかもしれません。
元カレからすれば、新婦はすでに別れてしまった相手です。
「なぜ今さら?」「なぜわざわざ結婚式に呼ぶのだろう?」と不審に感じてしまう人もいます。
また元カレにすでにパートナーがいる場合、結婚式への参列がトラブルになる可能性もあります。
「今のパートナーとの関係に波風を立てたくない」と考える人なら、元カノの結婚式には参列しません。
結婚式に元カレを呼ぶ理由・呼ばない理由
結婚式に元カレを呼ぶ人には、どのような理由があるのでしょうか?
呼ばない人の理由と合わせて見ていきましょう。
結婚式に元カレを呼ぶ理由
元カレに限らず、結婚式には「現在も付き合いがある人」を招待するのが基本です。
元カレを呼ぶ人のほとんどは、別れてしまった後も何らかの理由でつながっているケースが見られます。
呼ばない方が不自然だから
「呼びたいわけではないけれど、一人だけ外すのは不自然」という理由から元カレをゲストに含める人もいるようです。
「今も親しく付き合っているグループの一人が元カレ」「職場の同僚が元カレ」などの場合、一般的な友人・同僚として元カレを招待せざるを得ないことがあります。
特にグループや職場に内緒で付き合っていた場合、「どうして○○君だけ招待しないの?」と追求されるかもしれません。
「実は昔付き合っていた」などと説明したくない人は、しぶしぶながら元カレに招待状を渡すケースがあります。
今は友人として付き合っているから
「彼氏とは別れた後の方が、穏やかで円満な関係を築けた」というケースは意外に少なくありません。
元カレが大切な友人ポジションに収まっている場合、「自分の晴れ姿を見てほしい」と招待状を渡す女性もいます。
元カレと良好な友人関係を築けた女性は、新郎との恋愛や付き合い方について相談したり、アドバイスを受けたりしたことがあるかもしれません。
「今までお世話になったから、自分の幸せな姿を見てほしい」と考えて、元カレを招待リストに入れたくなります。
結婚式に元カレを呼ばない理由
結婚式に元カレを呼ばない人は、新郎や周囲への配慮から元カレを招待リストに入れません。
「結婚式に昔の恋愛相手を呼ぶのは非常識」という考えがベースにあり「新郎が元カノを呼ぶのも嫌」と考えます。
自分が新郎の立場なら嫌だから
自分が元カレを招待するのであれば、新郎が元カノを招待するのも認めなければなりません。
「元カノなんて招待しないでほしい」と考える人は、自分の元カレも招待しません。
結婚式は、一生に一度の晴れ舞台。
わずかでも不安要素を入れたくない人は、元カレの名前を挙げることさえ避けます。
関係を知っている人に気を遣わせてしまうから
元カレが友人グループの一人だった場合、元カレとの恋愛事情は筒抜けです。
元カレと同じテーブルになった人に、「元カレと新郎がなるべく顔を合わせないように」「新婦と元カレが接近しないように」など、気を遣わせてしまう可能性があります。
結婚式に招待したゲストには、新郎・新婦の結婚を心から祝福してほしいものです。
「元カレという要素を入れてしまって、お祝いムードを壊すのは嫌だ」と考える女性は少なくありません。
結婚式に元カレを呼ぶときの注意点
何らかの事情で元カレを呼ぶ場合は、事前の根回しや心構えが必要です。
結婚式に元カレを招待するとき、注意したいポイントを紹介します。
元カレとの関係を伏せてもらう
元カレとの関係を知っている友人や同僚がいる場合は、昔の話を口にしないようお願いしましょう。
基本的に新郎側の親族やゲストは、元カレと新婦との関係を知らないはずです。新婦側のゲストから元カレの出席が伝わってしまうと、トラブルになる恐れがあります。
「結婚式に元カレを呼ぶ」という決断は、礼儀を重視する人や年配の人からは理解されにくい傾向です。
元カレを招待したことが伝わってしまうと「非常識な人」というレッテルを貼られるかもしれません。
これから長く付き合っていかなければならない人には、悪印象を与えないよう注意しましょう。
気まずく感じるのなら「呼ばない」選択が必要
元カレが友人グループだったり同僚だったりする場合でも、気まずく感じるのであれば招待を控えた方が無難です。
元カレが気になって結婚式に集中しにくくなれば、結婚式後に後悔するかもしれません。
友人や同僚には「少し気まずいから」などと伝えておけば、深く追求する人もいないでしょう。
また今もつながっている元カレなら、メールやLINEで招待しないことを伝えるのも一つの方法です。
元カレという微妙な立場で招待されることに抵抗を感じる人は少なくありません。
「招待しないこと」がお互いのためになることもあります。
元カレにスポットが当たらないようにする
新婦側は「終わったこと」と思っていたとしても、元カレはまだ気持ちが残っている可能性もあります。
結婚式の間は元カレとの接触を避け、一定の距離を置きましょう。
「ビンゴゲームで元カレが当たったとき、新婦の元カレですと自己紹介されてしまった」「お祝いスピーチで元カレが今でも新婦が好きと発言した」など……、結婚式で元カレ・元カノがハプニングを起こした例は少なからずあります。
司会者にはそっと事情を話し、元カレを避けてもらう・多くを語らせないなどのフォローをお願いしておくとよいかもしれません。
新郎の理解を得ておく
「こっそり招待すれば大丈夫では?」と考える人もいますが、バレた後のダメージはより大きくなります。
元カレを招待するときは、新郎だけには伝えておくのが無難です。
結婚式当日は、ゲストもテンションが上がっています。
お酒に酔った勢いで新婦の過去までバラしてしまうかもしれません。
新郎に無断で元カレを招待した場合、結婚式が台無しになる可能性があります。
また結婚式当日にバレなかったとしても、後日バレてしまうケースもあるでしょう。
新郎との信頼関係にヒビが入れば、結婚生活そのものが破綻するかもしれません。
結婚式に元カレを呼ぶと決めたなら「呼ばなければならない理由」「現在元カレとは何も関係がないこと」だけは、新郎に明確に伝えておくべきです。
【まとめ】結婚式に元カレを呼ぶときは相手の気持ちを考えて
結婚式に元カレを呼ぶことについて、積極的に「アリ」とする人はまれです。
特に新郎は、新婦の昔の恋人が参列するのを嫌がるかもしれません。
結婚式に元カレを呼ぶときは新郎の気持ちを重視して、呼ぶ・呼ばないを判断してください。
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