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結婚式の新郎挨拶のタイミングや例文を詳しく紹介

記事公開日:2024.12.04 / 最終更新日:2024.12.04
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結婚式の新郎挨拶のタイミングや例文を詳しく紹介

結婚式では、「ウェルカムスピーチ」と「新郎謝辞」で新郎が挨拶するのが一般的です。

招待したゲストたちに「楽しんでくださいね」「参列してくれてありがとう」の気持ちが伝わるよう、心のこもった挨拶を考えましょう。

この記事では、結婚式における新郎挨拶の「タイミング」や「ポイント」を詳しくまとめました。

結婚式で使える例文も紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

結婚式の新郎挨拶のタイミング

結婚式の新郎挨拶のタイミング

一般的な結婚式での新郎挨拶は、「ウェルカムスピーチ」「新郎謝辞」です。

それぞれの主旨やタイミングについて詳しく見ていきましょう。

 

披露宴の最初に行う「ウェルカムスピーチ」

結婚式のウェルカムスピーチとは、披露宴が始まるときに新郎が行う挨拶です。

新郎・新婦のために集まってくれたゲストに対し、感謝の気持ちや続く披露宴を楽しんでほしいことを伝えます。

スピーチの内容について厳密な決まりはありませんが、以下のような構成で作るのが一般的です。

 

  • ゲストに対する感謝
  • 結婚式を挙げ、夫婦となったことの報告
  • 披露宴についてのこだわりやテーマ
  • 結びの言葉

 

新郎が心のこもったウェルカムスピーチを行うことで会場が温まり、ゲストの披露宴への期待感が高まります。

 

「披露宴でのスピーチは誰に頼む?絶対これだけは気を付けたい人選のポイントとは?」
⇒ ご覧ください。

 

披露宴を締めくくる「新郎謝辞」

新郎謝辞は、披露宴の最後に新郎が行う挨拶です。

「結婚式は両家で行うもの」という意味合いが強かった昔は、新郎側の父親が謝辞を述べるのが一般的でした。

しかし近年の結婚式は、「新郎・新婦のもの」という考えが主流です。

父親ではなく、結婚式の主役の一人である新郎が最後の締めを行うケースが増えています。

新郎謝辞の主旨は、ゲストに感謝の気持ちを伝えること・新郎・新婦としての抱負を伝えることです。

基本的な構成は、以下のとおりとなります。

 

  • ゲストへの挨拶と感謝
  • 結婚に至ったエピソード
  • 夫婦としての未来の抱負
  • 結びの言葉

 

結びの言葉を持って、結婚式・披露宴は全て終了となります。

最後にもう一度、ゲストへの感謝を伝えて締めましょう。

 

新郎挨拶を成功させるコツ

新郎挨拶は、ゲストに感謝の気持ちを伝える大切な挨拶。

聞く人に好印象を与えられるよう、時間配分に気を付けたりスピーチの内容を精査したりしておきましょう。

 

声や表情にも気を配る

どれほど素晴らしいスピーチでも、ボソボソ話すと聞こえません。

ゲストに感謝の気持ちを伝えられるよう、明るいトーンではっきりと話すことを心がけましょう。

また本番では、意識してゆっくりと話すようにするのがおすすめ。

人間は緊張すると、つい早口になってしまいます。

均一なペースを意識して、一言一言をはっきりと話してください。

なお、おめでたい席なので、暗い表情は好ましくありません。

新郎の顔に明るい笑顔があると、場の雰囲気も和みます。

 

挨拶はすっきりと簡潔に

新郎挨拶の長さの目安は、1~2分です。

長過ぎず・短過ぎないよう、ベストなバランスで構成を考えましょう。

長過ぎるスピーチは間延びしやすく、ゲストが退屈します。

何が言いたいのかよく分からないスピーチになることが多く、内容の推敲が必要です。

一方短過ぎるスピーチでは、ゲストへの感謝の気持ちが伝わりません。

新郎・新婦の気持ちが伝わるよう、言葉を尽くすことが大切です。

 

NGワードを入れないよう注意

結婚式という晴れの日の挨拶では、縁起の悪い言葉を入れるべきではありません。

一般に「忌み言葉」として認知されている言葉は、挨拶に入れないようにしましょう。

例えば以下の言葉は、新郎挨拶ではNGワードです。

 

  • 別れを連想させる言葉:別れる・切れる・落ちる・割ける・消える・離れる・途絶える・冷めるなど
  • 重ね言葉:重ね重ね・くれぐれもなど
  • ネガティブな表現:つらい・苦しい・嫌いなど

 

ただし重ね言葉については、ポジティブな文脈で使われるものは使用しても問題ないとされています。

例えば「ますます」「いよいよ」などは、「より良くなる」という意味で使われるのならOKです。

 

ウェルカムスピーチの例文

ウェルカムスピーチの例文

ウェルカムスピーチは、披露宴の冒頭で行われる新郎挨拶です。

披露宴のワクワク感が高まるよう、ポジティブなムードを大切にしましょう。

 

親族や親しい友人のみの披露宴で行うウェルカムスピーチの例文

  • 本日は皆様ご多忙の中、私たちの2人の結婚式にご参列いただき、ありがとうございます。
  • 先ほど、こちらの式場にて結婚式を終え、私たちは晴れて夫婦となりました。
  • これも皆様の暖かい祝福とサポートのおかげです。
  • 今日はお世話になっている方々への感謝の気持ちを伝えたく、ささやかな席を準備いたしました。
  • 心を込めて準備してきましたので、お腹いっぱい食べてすてきなひとときを過ごしていただければと思います。

親族や親しい友人のみであれば、砕けた表現でも構いません。「楽しんでくださいね」の気持ちを前面に出しましょう。

 

「カジュアルな結婚式を挙げたい!メリットや適した演出を紹介」
⇒ ご覧ください。

 

上司や職場関係者を招待した披露宴で行うウェルカムスピーチの例文

  • 本日はご多忙の中、私たちの結婚披露宴にご臨席賜り、誠にありがとうございます。
  • 皆様方の温かいご祝福のもと、こちらの式場におきまして、無事に結婚式を執り行うことができました。
  • この日を迎えられましたのも、ひとえに皆様方のこれまでのご指導とご支援によるものと、深く感謝申し上げます。
  • 本日は、日ごろの感謝の気持ちをお伝えする機会として、披露宴を行うことといたしました。
  • 至らぬ点も多々あるかと存じますが、ごゆっくりと楽しい時間をお過ごしいただければ幸いです。

上司や職場関係者を招待した場合は、フォーマルな表現がおすすめです。

冒頭の挨拶は、気候に合わせて「お足元の悪い中」「猛暑の折にご足労いただき」などの表現に変更しましょう。

 

入籍済みの披露宴で行うウェルカムスピーチの例文

  • 本日は私たちの結婚披露宴にお越しいただき、誠にありがとうございます。
  • 私たちは○月○日に婚姻届を提出し、新生活を始めましたこと、ここにご報告させていただきます。
  • さて私たちは、皆様の温かい祝福の中、先ほど無事に結婚式を執り行うことができました。
  • 日ごろより私たちを支えてくださっている皆様には、心より感謝申し上げます。
  • 本日は、感謝の気持ちをお伝えしたく、ささやかながらこのような席を設けさせていただきました。
  • 短い時間ではありますが、どうぞリラックスしてお楽しみください。

すでに入籍が済んでいる場合は、スピーチの中に入籍日を入れましょう。

 

新郎謝辞の例文

新郎謝辞の例文

新郎謝辞は、披露宴を締めくくる大切な挨拶です。

最後までベストコンディションを維持できるよう、新郎は飲み過ぎ・食べ過ぎに注意してください。

新郎謝辞の例文をご紹介します。

 

フォーマルな新郎謝辞の例文

  • 本日はご多用の折、私たちの結婚披露宴にお越しいただきまして、本当にありがとうございます。
  • この良き日を迎えることができましたのは、皆様のおかげとうれしく感じております。
  • 私たちは、共通の友人を介して出会い、数々の思い出を重ねて結婚に至りました。
  • これからは夫婦としてお互いに支え合い、笑顔の絶えない温かい家庭を作っていきたいと思います。
  • 皆様にはこれからも、温かく見守っていただけますと幸いです。
  • 最後になりますが、皆様のご健勝とご多幸をお祈りして、私からの挨拶とさせていただきます。
  • 本日は誠にありがとうございました。

新郎謝辞では、2人が結婚に至った経緯や新生活への抱負を、自分たちの言葉で伝えましょう。

特に決まった型はないので、新郎・新婦らしさが感じられる挨拶を心がけてください。

 

カジュアルな新郎謝辞の例文

  • 本日は私たちの結婚披露宴に足を運んでくださり、ありがとうございます。
  • 大切な方々に大勢お集まりいただき、新婦ともどもうれしく思っております。
  • この素晴らしい日を迎えることができたのも、これまで支えてくださった皆様のおかげです。
  • 私たちは社会人の趣味のサークルで出会い、2年の交際を経て結婚に至りました。
  • たくさんケンカもしましたが、お互いを深く知るには必要な時間だったと思っています。
  • 今日こうして彼女と結婚できることは、私の人生で最高の幸せです。
  • これからは、2人で力を合わせて新しい家庭を築いていきます。
  • 何かと未熟な2人ですが、今後もこれまでと同様に温かく見守っていただければと思います。
  • 最後にもう一度、感謝の気持ちを伝えさせてください。
  • 本日は本当にありがとうございました。

実際に新郎謝辞を作るときは、新郎・新婦のエピソードや今後の抱負についてもう少し肉付けしましょう。

2人らしいエピソードを入れると、印象深い締めの挨拶となります。

新郎謝辞の時間は、「2~3分程度」がおすすめ。

文字数では1,000文字に収まる程度を意識して作成すると、ちょうど良い長さとなります。

 

すてきな新郎挨拶で結婚式を盛り上げよう

結婚式における新郎挨拶は、披露宴冒頭のウェルカムスピーチと、披露宴最後の新郎謝辞の2回です。

新郎はしっかりと準備して、カンペなしでのスピーチを目指しましょう

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