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結婚式でライスシャワーが人気?魅力や演出ポイントを紹介

記事公開日:2024.11.26 / 最終更新日:2024.11.26
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結婚式でライスシャワーが人気?魅力や演出ポイントを紹介

ライスシャワーは、結婚式を終えた新郎・新婦にお米を投げて祝福する儀式です。

はじまりは古代ローマにまでさかのぼるといわれており、結婚式でのさまざまなシャワーの起源になったといわれています。

この記事では、ライスシャワーの起源や意味・演出を成功させるためのポイントをご紹介します。

 

ライスシャワーは結婚式で人気の演出

ライスシャワーは結婚式で人気の演出

ライスシャワーは、結婚式で行われる人気の演出です。

起源や内容について、詳しく見ていきましょう。

 

起源は古代ローマ

ライスシャワーの起源は、古代ローマにさかのぼるといわれています。

古代ローマでは、結婚した男女に小麦をまく習慣がありました。

小麦をまく習慣がやがてお米をまく習慣に変化し、ヨーロッパ全土からアメリカ、そしてアジアの東端・日本にも伝わってきたのです。

なおライスシャワーは「キリスト教式の結婚式で行われる」というイメージがありますが、キリスト教に由来する儀式ではありません。

古代ローマの人々の生活から発生したものであり、教会式以外の結婚式で取り入れるのもOKです。

 

お米は幸せの象徴

新郎・新婦にお米をまくことは、新郎・新婦の幸せを願うおまじないのような意味があります

お米は小さな一粒から芽が出て、育ち、実をつけます。

生命力溢れる様子は「子孫繁栄」「五穀豊穣」につながると考えられ、古来豊かさの象徴とされました。

人々は結婚したての新郎・新婦にお米をまきながら、新郎・新婦が「子宝に恵まれますように」「食べ物に困りませんように」とお祈りしているのです。

ちなみにライスシャワーの起源といわれる古代ローマでは、人々は小麦を主食としていました。

小麦も、お米と同じく豊穣や子孫繁栄の象徴です。

ライスシャワーで使用するものやまき方は時代とともに変化してきましたが、豊穣や子孫繁栄を願うという根本的な意味は変わってはいません。

 

結婚式のライスシャワーを成功させるポイント

結婚式のライスシャワーを成功させるポイント

結婚式でライスシャワーを成功させるには、タイミングやまき方に注意することが大切です。

美しく華やかなライスシャワーを実現するための重要なポイントをご紹介します。

 

タイミングは「挙式後」

ライスシャワーを行うのは、結婚式が終った後が定番です。

教会式の場合は、ゲストが先に退出し、新郎・新婦が出てきたタイミングでお米をまきます。

お米が全てのゲストに行き渡るよう、配るタイミングを見計らってください。

おすすめなのは、ゲストが先に外に出るときにお米を配ること。

結婚式前にお米を渡すと邪魔になってしまう上、式場内に忘れてしまうゲストが出てくるかもしれません。

お米の受け取りから実際にまくまでの時間は、なるべく短い方が安心です。

 

包んだお米を使用する

ライスシャワーで生のお米をまくと、後始末が大変です。

また米粒は非常に小さく、髪の毛やドレスのひだに入り込むと取れません。

米粒を踏んで転倒してしまうリスクもあり、生のお米は使用しないのがマナーです。

近年のライスシャワーでは、布や袋などに包んだお米を使用するのが定番となっています。

オーガンジーやチュールといった華やかな生地を使えば見栄えもよく、結婚式という晴れの日にふさわしい演出となるでしょう。

ただし、ニットなどの目の粗い生地を選んでしまうと、生のお米が飛び出してしまうので要注意。

また多量のお米を包むと、飛び出したり当たった際に痛かったりといったリスクがあります。

1人分のお米の量は、少なめに設定してください。

 

ライスシャワーを行うときの注意点

ライスシャワーを行うときの注意点

ライスシャワーは新郎・新婦の素晴らしい未来を祈るすてきな演出です。

とはいえ「生のお米を使う」ということから、思いも寄らないトラブルが発生するリスクもあります。

ライスシャワーを行うとき、注意すべきポイントを見ていきましょう。

 

結婚式場に確認を取る

ライスシャワーの実施について「不可」とする結婚式場は少なくありません。

「全面的に不可」「オプション料金を支払えばOK」など、対応は式場によって異なります。

ライスシャワーを取り入れたい場合は、結婚式場スタッフまたはプランナーに確認を取りましょう。

結婚式場がライスシャワーを不可とするのは、後片付けが大変であること・動物や虫などが寄ってくるリスクがあることなどが主な理由です。

たとえライスシャワーを可とする結婚式場であっても、生のお米を直接まくのはおすすめできません。

先述したとおり、きれいな生地や袋で包むのがマナーです。

 

ゲストに確認を取っておく

「お米には7人の神様がいる」といわれるように、日本人はお米に対し特別な思い入れがあります。

ライスシャワーの演出について、「お米をまくなんて、食べ物を粗末にしている」と不快に感じる人が出てくるかもしれません。

実施を決定する前に、友人や親族・親にそれとなく「ライスシャワーはどうかな?」などと尋ねてみましょう。

一生に1度の晴れの日だからこそ、結婚式では全てのゲストから祝福されたいもの。

ライスシャワーについてゲストの反応がよくない場合は、実施について再考した方がよいかもしれません。

 

難しい場合はほかの○○シャワーを

ライスシャワー不可とする結婚式場が増えている昨今、お米以外のものをまく演出が増えています。

「チャペルから出てきたところで華やかな演出をしたい……」と考える新郎・新婦は、ライスシャワー以外の「○○シャワー」もチェックしてみてください。

新郎・新婦からの人気が高い、おすすめの○○シャワーをご紹介します。

 

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バブルシャワー

バブルシャワーとは、ゲストが新郎・新婦に対しシャボン玉を吹き付ける演出です。

参列したゲストが一斉にシャボン玉を作ることで、新郎・新婦の周囲は幻想的なムードに包まれます。

よく晴れた日はシャボン玉が虹色に輝き、フォトジェニックな一瞬となるでしょう。

バブルシャワーのメリットは、後片付けが不要なこと。

シャボン玉はすぐに消えてしまうので、衣服にまとわりつく心配もありません。

より華やかに見せたい場合は、大量のシャボン玉を生成できるバブルガンを準備しておくのがおすすめです。

注意点は、大量のシャボン玉液や道具が必要になること。

またゲストがうっかり液をこぼさないよう、渡したり回収したりするタイミングにも配慮が必要です。

 

フラワーシャワー

フラワーシャワーは、ゲストが新郎・新婦に花びらをまく演出です。

古代ローマの習慣が時代とともに変化して、小麦ではなく花びらをまくようになりました。

花の香りには魔除けの効果があると信じられており、新郎・新婦を厄災から守る……という意味があります。

フラワーシャワーに使う花びらは、生花を使うのが習わしです。

しかし生花は価格が高い上、花びらを踏んだりこすったりすると、衣服や床が汚れてしまいます。

近年はお米と同様に「使用不可」とする結婚式場が少なくありません。

ライスシャワーの代わりにフラワーシャワーを……と考える新郎・新婦は、造花の利用を検討しましょう。

 

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フェザーシャワー

フェザーシャワーは、お米の代わりに「羽」をまく演出です。

羽は天使の象徴といわれており、新郎・新婦を悪魔や災難から守る意味があります。

羽がフワフワと舞う様子は、幻想的でロマンティック。

ゲストから新郎・新婦にまいてもらうだけではなく、式場の上から羽を降らせる……という演出も人気です。

フェザーシャワーは人気の高い演出ではありますが、後片付けや持ち込みの観点から不可とする結婚式場も散見されます。

フェザーシャワーの演出を取り入れる際も、事前に結婚式場に確認を取りましょう。

 

「結婚式でフェザーシャワーを楽しみたい!演出のポイントを紹介」
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ライスシャワーで記憶に残る結婚式を

ライスシャワーは、新郎・新婦の未来が健やかで豊かなものとなりますように……という意味を持つ儀式です。

結婚式では定番の演出ですが、生のお米を使う点に注意が必要。

結婚式の演出に取り入れる際は、必ず結婚式場に相談してください。

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