LOVE神社が話題!彼と防府天満宮へ結婚祈願に行こう
山口県・防府市にある防府天満宮は、菅原道真を御祭神とする天神社です。
多くの人が合格祈願や厄払いのお参りに訪れる中、近年はカップルの姿も目立つようになりました。
防府天満宮が、縁結びにご利益のある「LOVE神社」として認知されるようになったためです。
この記事では、防府天満宮の概要やLOVE神社と呼ばれる由来、さらには神社の魅力や近隣のおすすめスポットをご紹介します。
LOVE神社として有名な防府天満宮
防府天満宮は、山口県・防府市にある天満宮です。
京都の北野天満宮・太宰府の太宰府天満宮と並び、「日本三大天神」の一つに数えられています。
防府天満宮の概要やLOVE神社として知られるようになった由来についてご紹介します。
日本初の天神さま
防府天満宮は、「日本で初めて作られた天満宮」です。
防府を過ぎて西に行けば、いよいよ九州に入ります。
京都から太宰府に左遷される道真は、「またここに戻ってきたい」と言いながら、太宰府へと向かいました。
後年道真が亡くなったときは、防府の空に神光や瑞雲が現れたのだそうです。
人々は道真の魂を慰めるため、道真逝去(903年)の翌年・904年に松崎神社(防府天満宮)のお社を創建しました。
904年といえば、北野天満宮も太宰府天満宮もまだ創建されていません。
すなわち防府天満宮は、全国に約1万2,000社あるとされる天神社の中で、最も古い天満宮です。
LOVE神社の由来は「石碑」
防府天満宮が「LOVE神社」と呼ばれるようになったのは、2007年に「LOVE」の文字が刻まれた石碑が設置されたためです。
石碑は大病を克服した市内のご夫婦より、平癒への感謝のしるしとして防府天満宮に寄進されました。
LOVE神社の石碑は、日本を代表するデザイナーの1人・浅葉克己氏によってデザインされたものです。
同様の石碑は東京・大田区の「新田神社」にもあり、「石碑の前で写真を撮ったカップルは幸せになれる」と言われています。
防府天満宮を訪れたら、ぜひ石碑の前で2人一緒の写真を撮影しましょう。
なお菅原道真は、子宝に恵まれた大変家族思いの人だったそうです。
LOVE神社の石碑には「菅原道真が願った、愛と平和に満ちた幸せな世界が実現しますように」との願いも込められています。
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アクセス
LOVE神社と呼ばれる防府天満宮へのアクセス方法は、「電車」「バス」「自動車」があります。
電車
山陽本線防府駅から徒歩約15分
バス
防府駅 天神口(北側)2番乗り場より【阿弥陀寺】行バスにて【防府天満宮】
下車(所要時間約5分)
バス停から徒歩約3分
自動車
広島方面から:防府東ICを下りて約10分
福岡方面から:防府西ICを下りて約10分
※天神山公園駐車場(500台)・無料
防府天満宮所在地
山口県防府市松崎町14-1
「公式ホームページはこちら」
⇒ お問い合わせください。
防府天満宮の7つの魅力
LOVE神社として知られる防府天満宮は、観光スポットとしても人気です。
結婚祈願で足を向けた際は、境内のさまざまなスポットにも注目してみてください。
防府天満宮の「7つの魅力」をご紹介します。
厳かな雰囲気たっぷり!大石段
防府天満宮正面から「石鳥居」「青銅鳥居」をくぐると、見えてくるのが本殿へと続く立派な石階段です。
階段の両脇には石灯籠が並び、荘厳な雰囲気。
階段を上りきれば、朱色が美しい防府天満宮の楼門があります。
石段の数は、全部で58段です。
2人で手をつないで、ゆっくりと上がっていきましょう。
願いが叶うかも?夢叶う牛
大石段を上ると、「夢叶う牛」と名付けられた牛の像があります。
お願い事をしながらこの牛を撫でると、その願いが叶うのだとか。
カップルで訪れた人は、2人の幸せな未来を牛にお願いしてみてはいかがでしょうか。
防府天満宮の御祭神である菅原道真は、生まれた年も亡くなった年も丑年だったと言われています。
ピンチのときには白い牛に助けられたという逸話もあり、牛は「神の使い」とされる非常に重要な動物です。
街並みを一望!春風楼
防府天満宮の楼門に向かって左側には、春風楼と呼ばれる重層の楼閣があります。
石段で上がれるので、ぜひ中に入ってみてください。
防府の街並みや、四季折々の眺望を楽しめます。
春風楼は、萩藩10代目当主・毛利斎熙(なりひろ)によって建てられました。
元々は五重塔となるはずでしたが、諸事情により計画が頓挫。
建物は楼閣風のものとなり、1873年に完成しました。
歴史の重みを感じる大専坊跡
青銅鳥居をくぐってすぐ、本殿に向かって左側にある建物が大専坊跡です。
南北朝時代から明治時代まで、防府天満宮の社務は全てここで行われてきました。
毛利元就が防府・長門地域を平定する際の参謀本部として使われたほか、幕末には長州藩の屯所となったと言われています。
風格のある建物を見れば、長州の歴史の重みを感じられるはず。
歴史に興味のあるカップルは、ぜひ足を運んでみてください。
庭園が見もの。茶室芳松庵
芳松庵(ほうしょうあん)は、菅原道真とお茶との関わりを伝えるために作られた茶室です。
茶室内では、美しい日本庭園を眺めながらおいしい抹茶をいただけます。
また芳松庵の一角にある「暁天楼(ぎょうてんろう)」は、幕末の志士たちが密談に使用したとされる建物を復元したものです。
復元前の暁天楼には、坂本龍馬、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文といった明治維新で重要な役割を果たした人たちが訪れました。
茶室から庭園を眺めながら、激動の幕末に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
天神のシンボル・梅
防府天満宮には、16種類約1,100本の梅の木が植えられています。
梅の見頃は、「2~3月」です。
この時期に防府天満宮を訪れれば、境内に咲き誇る梅の美しさを堪能できます。
菅原道真は梅を好んだと言われており、「主人を追い掛けて梅が飛んできた」とする「飛梅伝説」なども残っています。
梅が咲く季節には梅祭りもあり、境内の華やかさ・賑やかさはひとしおです。
バラエティ豊かなお守り
防府天満宮には、バラエティ豊かなお守りがさまざまあります。
LOVE神社の石碑を目当てに防府天満宮を訪れたカップルは、「LOVE神社守り」も購入してみてはいかがでしょうか?
願い事を叶えたい人は「夢叶う守」、天神社のシンボルが気に入った人は「神牛」のオブジェもおすすめです。
防府天満宮から行ける。おすすめのデートスポット
防府天満宮でLOVE神社の石碑をお参りした後は、近隣のスポットで2人だけのデートを楽しみましょう。
ここからは、防府天満宮から行けるおすすめの「デートスポット」をご紹介します。
毛利氏庭園
毛利氏庭園は、長州藩の藩主を務めた毛利氏の庭園です。
広大な庭園は明治・大正期にかけて作られた雅なもので、国指定名勝にも登録されています。
庭園には四季折々の花々が植えられており、いつ訪れても風情たっぷり。
防府天満宮からさほど離れていないため、結婚祈願後に足を運ぶのがおすすめです。
湯田温泉
湯田温泉は、防府市から車で約40分・山口市の中心部にある温泉街です。
温泉街にはおしゃれなカフェや飲食店もあり、気軽なそぞろ歩きを楽しめます。
また湯田温泉には、気軽に入れる足湯や日帰りで利用できる温泉も複数あります。
LOVE神社でたくさん歩いて疲れたと感じたら、ぜひ温泉で旅の疲れを癒してください。
LOVE神社で2人の幸せを祈願しよう
防府天満宮は、LOVEの文字が刻まれた石碑が設置されているLOVE神社です。
結婚を考えているカップルや結婚間近なカップルは、ぜひお参りをして2人の未来の幸せを祈願しましょう。
なお2人の結婚の意思が固まっている場合、すでに式場探しをはじめたカップルもいるかもしれません。
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