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結婚内祝いには何を贈る?選び方のポイントを紹介

記事公開日:2024.08.01 / 最終更新日:2024.09.07
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結婚内祝いには何を贈る?選び方のポイントを紹介

結婚のお祝いをいただいたら、「内祝い」を贈ってお返ししましょう。

「何を贈ればよいか分からない」という方は、内祝いのマナーや選び方・予算について確認するのがおすすめです。

本記事では、結婚内祝いを「贈る意味」や「選び方」、結婚内祝いに「おすすめのギフト」や「費用」をご紹介します。

 

結婚内祝いを贈る意味

結婚内祝いを贈る意味

結婚内祝いを贈ることには、どのような意味があるのでしょうか?

結婚内祝いの意味や引出物との違い、贈るタイミングについてご紹介します。

 

本来の意味は「身内のお祝い」

内祝いは、本来「身内のお祝い」という意味です。

その昔の日本では、身内におめでたいことがあると、近所の人やお世話になった人にごちそうを振る舞ったり贈り物をしたりして喜びを分かち合う習慣がありました。

この習慣が時代とともに変化し、「いただいたお祝いにお返しをすること」が内祝いと呼ばれるようになったのです。

なお「結婚祝いをいただいていない人に内祝いを贈ってはいけない」という決まりはありません。

ただし結婚祝いをいただいていない人に内祝いを贈ると、結婚祝いを催促しているような印象を与える可能性があります。

「お祝いをいただいていないけれど、どうしても内祝いを贈りたい!」という場合は、内祝いを贈るに至った経緯をきちんと伝えると、相手を不安にさせずに済むでしょう。

 

引出物との違い

引出物は、結婚式・披露宴の当日にゲストに渡す贈り物です。

「結婚式に来てもらったお礼」「ご祝儀へのお返し」などの意味があり、結婚式・披露宴に参加していない人には渡しません。

引出物と内祝いの違いは、以下のように覚えましょう。

 

  • 引出物:結婚式・披露宴に参列してくれたゲストに渡す
  • 結婚内祝い:結婚式・披露宴に参加していないけれど、お祝いをくれたゲストに渡す

 

引出物は、「引出物(記念品)・引菓子・しきたり品」の3品を用意するのが基本です。

ただし、しきたりは地域によって異なるため、相手の家族・自分の家族と相談しながら選びましょう。

 

「ゲストが喜ぶ引出物の選び方」
⇒ ご覧ください。

 

「挙式後1カ月」を目安に贈るのがマナー

結婚内祝いは、挙式後あるいは入籍後1カ月以内に贈るのがマナーです。

結婚内祝いを贈るときのポイントは、メッセージカードを添えること。

ただ品物だけを相手に贈るのは、失礼に当たります。

「ありがとう」「これからもよろしく」の気持ちをメッセージにしたためることで、相手にも喜んでもらえる結婚内祝いとなります。

 

結婚内祝いにかける費用の目安

結婚内祝いにかける費用の目安

結婚内祝いで気になるのが、「いくらのお返しをすればよいか」ということです。

結婚内祝いを贈るときの、「費用の目安」をご紹介します。

 

「半返し」が一般的

結婚内祝いは、いただいたお祝いの半額程度とするのが一般的です。

ギフトカードや現金でお祝いをいただいた場合は、額面の半額程度の品物を探しましょう。

結婚祝いが品物だった場合、値段の判断がつかないことがあるかもしれません。

この場合はインターネットなどで検索すると、おおよその値段を把握できます。

ただしインターネットで金額を調べる場合、相手に知られないようにする配慮は必要です。

結婚祝いを贈った側からすると、品物の値段を調べられるのは気持ちのよいものではありません。

インターネットで調べた品物の金額はあくまでも「目安」とし、自分の判断で適切な金額の結婚内祝いを選ぶのがおすすめです。

 

高額なお祝いやグループからのお祝いは臨機応変に

10万円以上の高額な結婚祝いをいただいた場合は、1/3程度の金額を目安に結婚内祝いを選びましょう。

高額な結婚内祝いを返すと、相手に「水くさい」「気を遣わせて申し訳なかった」などと思わせてしまう可能性があります。

お互いに気軽に贈ったり受け取ったりできる、常識的な金額の結婚内祝いを選ぶのがマナーです。

またグループから連名で結婚内祝いをいただいた場合は、お祝いの金額をグループの人数で割り、1人当たりの目安を計算するとよいでしょう。

結婚内祝いを個別に渡すのが大変な場合は、グループの1人にまとめて渡して構いません。

ただし品物が全員に行き渡るよう、個数のチェックだけはしっかりと行ってください。

 

結婚内祝いにおすすめのギフト&費用

1人当たりの結婚内祝いは「3,000~10,000円程度」となるケースが多いようです。

先輩の新郎・新婦はどのようなギフトを選んでいるのか、費用別にご紹介します。

 

【3,000円未満】おすすめの結婚内祝い

3,000円未満の結婚内祝いは、日常で気軽に使えるアイテムやおしゃれなスイーツなどが人気です。

例えば以下のようなアイテムは、3,000円未満でも購入できます。

  • 人気ブランドのハンドタオルセット
  • 人気パティスリーの焼き菓子セット
  • コーヒーセット など

 

【3,000~5000円】おすすめの結婚内祝い

3,000~5000円の価格帯なら、より選択肢は広くなります。

3,000円未満のものと同じブランド・メーカーの品物でも、数を増やしたり品物のランクを上げたりすることが可能です。

おすすめの結婚内祝いには、以下のようなものがあります。

  • クラフトビールセット
  • 有名店の冷凍スープセット
  • 有名店のフルーツジュースセット など

 

【5,000~10,000円】おすすめの結婚内祝い

5,000~10,000円の結婚内祝いは、有名店・人気店の品物を選ぶと見映えのよい贈り物となります。

相手の好みや家族の人数などを考慮し、喜んでもらえるものを選びましょう。

例えば以下のような結婚内祝いがおすすめです。

  • ブランド牛のハンバーグセット
  • 有名料亭の佃煮セット
  • 有名ホテルのスイーツセット など

 

【10,000円以上】おすすめの結婚内祝い

高額な結婚祝いをいただいた場合は、10,000円以上の結婚内祝いで感謝の気持ちを伝えましょう。

「自分ではわざわざ購入しない、少し贅沢なもの」を贈ると喜ばれます。

  • ブランド牛セット
  • ブランド米セット
  • 人気ワインまたは日本酒セット など

 

なお贈り物を選ぶ時間がない・相手の好みが分からないなどの場合は、金額に合わせた「ギフトカタログ」を贈るのも一つの方法です。

相手に好きなものを選んでもらえば、失敗がありません。

何を贈る?結婚内祝いを選ぶときのポイント

何を贈る?結婚内祝いを選ぶときのポイント

結婚内祝いを選ぶとき、何を基準にすべきか迷います。

結婚内祝いの選び方やマナーについてご紹介します。

 

「婚約祝いのお返しを選ぶときのポイント」
⇒ ご覧ください。

 

贈る相手に合わせて選ぶ

結婚内祝いは、お祝いをいただいた相手に合わせて「贈りわけ」をするのが一般的です。

例えば年配の人への結婚内祝いは、定番品のタオルや日用品・お菓子などを贈ると失礼に当たりません。

一方同年代の友人なら、トレンドのスイーツやボディケアセットなどを贈ると喜ばれるでしょう。

結婚内祝いを選ぶときは、相手の好みやライフスタイルを考慮することが大切です。

個別に贈り物を考える時間がない場合は、カタログギフトなら大きく外す心配がありません。

 

縁起のよいものを選ぶ

結婚内祝いでは「縁起」を重視する傾向があります。

結婚内祝いで以下のものを贈るのは控えましょう。

 

  • 刃物:「縁を切る」という含みがある
  • 緑茶:仏事の定番品
  • ガラス・陶器製のもの:「割れる」「壊れる」ものは避けるべき
  • 白いハンカチ:死者の顔にかける白布を連想させる
  • 櫛:「くし」が「苦」「死」を連想させる

 

近年は細かいことを気にしない人も増えていますが、目上の人に結婚内祝いを贈るときは特に注意が必要です。

 

マナー違反に当たらないものを選ぶ

結婚内祝いを贈るときは、贈り物のマナーを守ることが大切です。

具体的には、以下のような品物を贈るのは控えましょう。

 

  • 現金
  • いただいた品物と同じようなもの
  • 肌着・靴下:生活感を感じさせる贈り物は失礼に当たる
  • 新郎・新婦の写真や名前が入った皿など:処分に困る

 

このほか「賞味期限が短い食べ物」「家族の人数に対して、多すぎたり少なすぎたりする食べ物」を贈るのも印象がよくありません。

結婚内祝いを選ぶときは「自分がもらって嬉しいか」という視点を持つことが大切です。

 

結婚内祝いにはのしを付けるのがマナー

結婚内祝いは、フォーマルな意味を持つお返しです。

のしは必ず必要とされ、のしなしで贈ることはマナー違反とされます。

結婚内祝いにのしを付けるときは、以下のポイントを押えてください。

 

  • 水引の色:紅白もしくは金銀
  • 水引の本数:10本
  • 結び方:結び切り
  • 表書き:「寿」もしくは「内祝」

 

のしの下部には、新郎・新婦の名前を連名で記載しましょう。

 

すてきな結婚内祝いで感謝の気持ちを伝えよう

結婚内祝いは、結婚祝いをいただいた人へのお返しです。

お祝いの半額または1/3を目安に選び、挙式から1カ月以内に相手に届くようにしましょう。

結婚内祝いで「ありがとう」「これからもよろしくお願いします」の気持ちを伝えることが、2人を祝福してくれた人へのマナーです。

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