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モーニングを着ないという選択肢も⁈結婚式での父親の服装マニュアル

2023.01.20 Column
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モーニングを着ないという選択肢も⁈結婚式での父親の服装マニュアル

結婚式が決まった後、ふと頭をよぎるのが自分たちの父親や母親、その他の親戚など親族にあたる人たちの服装マナー。

実際に挙式では親族の座席が末席にあることからもわかる通り、結婚式と言う場において親族は新郎新婦と一緒にゲストをもてなすポジションで、他の参列者とは注意しなければいけないポイントが異なります!

今回は、「新郎新婦の父親」に着目して、ふさわしい服装についてまとめました。

 

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結婚式の父親の衣装。いつでもモーニングはNG?

結婚式の父親の衣装。いつでもモーニングはNG?

結婚式の父親衣装といえば、真っ先に思い浮かぶのが特徴的な「モーニング」。

しかし、結婚式に参列する男性衣装には格式別に種類があり、中でもモーニングは最も格式高い正礼装。

会場の規模や雰囲気、相手側のご両親の衣装を気にせずに「いつでもモーニングで良いとするのは実はNG」なんです!

結婚式の父親衣装の正礼装や少しカジュアルダウンさせた準礼装、同じく格式別に分かれた和装をチェックしましょう。

 

結婚式の正礼装。基本のモーニング

結婚式の場において、新郎新婦の父親の服装で一番多いのはやはりモーニング。

最も格式高い服装であり、前裾から後ろ裾にかけて曲線的にカットされたコートを合わせるスタイルが特徴的な「日中の正礼装」です。

鳥の翼のように襟先が折り返された「ウィングカラー」というシャツは、お祝いのシーンなどフォーマルな場で定番のアイテム。

一緒に中に合わせるベストはブラックがベーシックですが、あえてグレーのベストで華やかに魅せる場合もあります。

先ほど「日中の」と書いた通り、モーニングは日中の正礼装です。

午後から始まる式や夜行われる披露宴などでは、夜間の正礼装である燕尾服を着用しなければならないので注意しましょう。

 

同じ格式でも夕方以降はモーニングを着ないのがマナー

その名の通り、燕の尾のようにカットされたコートが特徴的な燕尾服ですが、白いシャツ・白いタイを合わせるためドレスコードにホワイトタイとあった場合は燕尾服を表しています。

最も格式の高い正礼装であっても時間帯によってふさわしい服装がことなることには注意が必要です。

具体的には18時以降が燕尾服を着るのに適した時間とされていますが、会場や式の所要時間にもよるため、中途半端な時間からの開催の場合には会場や主催に確認することをお勧めします。

 

モーニング以外の選択も。結婚式の準礼装

モーニングや燕尾服はあくまで最も格式高い正礼装。

「会場や式の雰囲気を鑑みずいつでもモーニングを選ぶのはNGです。」

屋外での挙式や、カジュアルなレストランウエディングなど比較的カジュアルな式で活躍するのがディレクターズスーツなどの「準礼装」。

モーニングとの大きな違いが羽織るコートの後ろ裾で、モーニングとは違い前後が同じ長さのデザインになっているのが特徴です。

またディレクターズスーツには縞模様の入ったコールパンツを履くのが一般的。

モーニングと同じく、多くの人が一人一着持ち合わせているというものではないようですが、相場は3-5万円と比較的安価であることからレンタルでは無く結婚式に合わせて購入するケースが多いようです。

 

結婚式での和装の正解

結婚式の父親の服装の選択肢には、モーニングやディレクタースーツという洋装以外にも、紋付き袴など和装の選択肢も持っています。

和装の正礼装は五つ紋の黒紋付羽織袴

黒羽二重で染め抜きの五つ紋が付く羽織と長着に、仙台平の袴をつけたものが特徴で、足袋は白足袋、足元は白い鼻緒の畳表の雪駄という細かな規定があります。

紋は背中・両袖・両胸元の5ヶ所についており、一つ一つの紋には魔除けの意味があり、特に「背紋」は、古くは背後から近づく邪気やけがれをよけるためのおまじないとして付けたもので、「新たな門出の一日にふさわしい、願いのこもった縁起の良い服装」です。

洋装と同じく和装にもカジュアルダウンさせた準礼装と呼ばれるカテゴリーの服装があり、一般的には色紋付袴と呼ばれ、羽二重・紋綸子・縮緬の素材に白・グレー・茶・紺などの色がついた羽織を纏います。

 

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父親も結婚式をもてなす一員!華やかさを意識しよう

父親も結婚式をもてなす一員!華やかさを意識しよう

最近は自分たちらしさカジュアルさが重視されて、結婚式についても従来のしきたりをあまり考えないカップルが増えつつあります。

花嫁の父親の服装もカジュアルダウンする傾向にあるのが近年の結婚式で、正礼装のモーニングを選ばず、礼服で参列している姿もよく見かけます。

「結婚式での花嫁の父親の服装については、はっきり言うと礼服でもかまいません。」

ゲストに対して失礼がなく、最も好ましいのはモーニングですが、結婚式の規模や会場、ゲストの内容によっては、モーニングでは合わないということも多々あります。

服装をカジュアルにした場合でも、新郎新婦の特別な1日にふさわしい服装であること、花嫁の父親としてゲストに認識されることが大切で、小物や靴などで華やかさを演出しても良いですね。

ネクタイやポケットチーフのデザインに気を使ってみたり、挙式用の新しい革靴を降ろしたり。

「正礼装のモーニングを着ない場合でも、衣装の華やかさは忘れずに意識するようにしましょう。」

 

気になる「新郎新婦の母親」の服装。意外と聞けない基本のルール。

新郎新婦の父親の服装と同様に、新郎新婦の母親が身に付ける当日の衣装にも「正礼装・準礼装」などの種類があります。

特にレディースの礼服は身に付ける服以外にもアクセサリーやシューズなどメンズに比べ選択肢が圧倒的に多く、華美にならないアクセサリーのタイプやシューズの装飾などに悩まされがち。

 

今のうちに、結婚式の母親の服装の基本ルールをチェックしましょう!

 

結婚式の父親の服装問題で、最も大事なマナー

結婚式の父親の服装問題で、最も大事なマナー

結婚式の雰囲気や会場に合わせた服装を選ぶのはもちろんですが、実は最も意識しなければならないのは「両家の衣装の格式を合わせる」こと。

女性より男性の正礼装の方がコートの長さなど見た目で格式の違いが分かりやすいため、新郎側は正礼装のモーニングを、新婦側は普通のブラックスーツを着ているという状況が発生したとき目立ってしまうのが現状です。

新郎新婦の衣装や、挙式・披露宴の会場は事前にわかっていることなので、その内容に合わせて、両家の親同士で自分たちの衣装についてお互いに話を通しておくことが何より重要。

またその場合、両家の父親の和装・洋装の差は全く問題ありません。

「あくまでも大事なのは同じ格式であるかどうか」

新郎新婦が主役だからと言って、親族側の服装もしっかり目立つ位置にあるということを忘れずに意識しましょう。

 

モーニングを着ないという選択肢も⁈結婚式での父親の服装マニュアルまとめ

いかがでしたか?

結婚式の父親の服装をテーマに、このまま記事を新郎新婦のお二人のお父上に送ることもできるようなマニュアル仕立てでご説明しました。

せっかくの晴れ舞台である結婚式で、会場に着いたあと衣装が気になりもやもやした時間ができてしまうのは悲しいですよね。

難しいマナーは無いので、こうして軽く予習をして、当日はお祝いの気持ちを忘れずに持っていれば、大丈夫。

「一生の思い出になる素敵な1日を過ごしてくださいね。」

 

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