

まだ気が抜けない?結婚式が終わった後にやることリスト

結婚式に向けて準備を進めていると、「結婚式さえ終われば安心」という気分になるでしょう。
しかし現実は、結婚式が終わったからといって気を抜けません。
結婚式後も、新郎・新婦がやらなければならないことはたくさんあります。
この記事では、結婚式が終わった後に新郎・新婦がすべきことを「結婚式当日」「翌日以降」でまとめました。
お世話になった人へのお礼の伝え方もご紹介しているので、「結婚式が終わったら何をするの?」と疑問に思っているカップルはぜひチェックしてください。
結婚式が終わった後にやること一覧【結婚式当日】
結婚式が終わった後は、ゲストのお見送りやお世話になった人へのお礼などが必要です。
この他、衣装を着替えたり結婚式代を精算したりするなど、大切なタスクがあります。
結婚式当日、挙式後にすべきことをご紹介します。
出席してくれたゲストへのお見送り
披露宴が終わったら、出席してくれたゲストたちが退出します。
新郎・新婦と両家の親は、並んでお見送りするのがマナーです。
ゲストとしっかり目線を合わせ、「来てくれてありがとう」「大切な日を見守ってくれてありがとう」と、感謝の気持ちを伝えましょう。
ゲストのお見送りの際は、ちょっとしたプチギフトを準備して手渡しします。
持ち帰りやすいよう、気軽に食べたり使ったりできるギフトを選んでください。
渡すときは流れ作業にならないよう、一人ひとりに笑顔で丁寧に対応することが大切です。
仲人(媒酌人)やお世話になった人へのお礼
仲人(媒酌人)には、結婚式後に新郎・新婦と両家の親でお礼を伝えるのが礼儀です。
人目に付きにくいラウンジや控え室などを準備し、感謝の言葉を伝えましょう。
このとき渡すお礼は、ご祝儀の額の2倍程度が目安です。
いただいたご祝儀の額面にもよりますが、10万円~30万円を準備しておく必要があります。
謝礼金は「御礼」や「壽」と書かれた祝儀袋に入れ、お車代とは別に渡してください。
このほか、結婚式でお世話になった人には、別途お礼が必要です。
- スピーチや余興をお願いした友人:3,000円~5,000円
- ブライズメイド・アッシャー(付添人):1,000円~5,000円
- 式場スタッフ(必要に応じて):3,000円~1万円
ただし、式場スタッフは、披露宴後も後片付けで忙しくしています。
渡しそびれるのが不安な場合は、結婚式当日の朝の挨拶のときに渡しても構いません。
衣装の着替え
披露宴が終わったら、着用していたドレスやタキシード、和装から私服に着替えます。
そのまま二次会が開かれる場合は、二次会用の衣装を用意してください。
ヘアメイクも二次会用にチェンジする場合は、のんびり準備をしていると間に合いません。
自分たちでヘアメイクするよりも、プロに依頼した方が安心でしょう。
結婚式代の精算
結婚式代の支払いを「当日払い」や「後払い」にしている場合、披露宴後に精算が必要です。
スムーズに代金を支払えるよう、事前に準備しておきましょう。
特にご祝儀を結婚式代に充てる予定の新郎・新婦は、ご祝儀の確認方法やリスト作成方法について、事前に検討しておくことが大切です。
また結婚式代を前払いとしている場合でも、延長や追加ドリンクなどで追加料金が発生するケースもあります。
支払い方法・タイミングは結婚式場によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
持ち込んだ物の撤収
披露宴や式で使用した装飾品やウェルカムボード、引き出物、余興のためのアイテムなどは、式が終わった後に回収・撤収するのが一般的です。
会場のスタッフが手伝ってくれることもありますが、基本的には新郎・新婦自身が確認しながら行ってください。
効率的に撤収作業を進めるこつは、「持ち込む物リスト」を作成しておくことです。
多くの荷物が想定される場合は、あらかじめどのアイテムをどのように運び出すのかをきちんと決めておきましょう。
特に、業者への返却が必要な装花やレンタル品などは、時間や場所についても厳密に決めておかなければなりません。
「結婚式関連アイテムは買うと高い?そんなときには便利なレンタルを!」
⇒ ご覧ください。
二次会への参加
二次会は、結婚式の2時間後くらいに行われるのが一般的です。
余裕を持って参加できるよう、着替えや搬入物の撤収を進めてください。
二次会は幹事が取り仕切ってくれるため、新郎・新婦は比較的気楽です。
とはいえ、主役の2人抜きでは進まないこともあり、完全にフリーというわけではありません。
二次会が始まるまでは、幹事や盛り上げ役の友人たちとすぐに連絡が取れるようにしておきましょう。
「結婚式二次会!花嫁は何を着るの?」
⇒ ご覧ください。
結婚式が終わった後にやること一覧【結婚式翌日以降】
結婚式の翌日以降も、新郎・新婦にはやるべきことがさまざまあります。
結婚式の翌日以降にすべきことをご紹介します。
親族への挨拶・見送り
結婚式翌日には、両家の親族や遠方から来てくれた親戚に、改めて挨拶に伺いましょう。
宿泊先へ出向いたり朝食を共にしたりして、直接感謝の気持ちを伝えることが大切です。
時間が許すのであれば、空港や駅まで見送りに行くのがおすすめ。
これから家族・親族としてお付き合いするので、挨拶や見送りは、今後の良好な関係づくりの第一歩です。
小さな気配りや心遣いが相手に安心感を与え、これからの家族・親族関係を円満なものにしてくれます。
式場に残した荷物の撤収
結婚式のスケジュールによっては、荷物の搬出が間に合わないことがあるかもしれません。
式場に荷物を残している場合は、早急な撤収が必要です。
なお、結婚式場から荷物を宅配便で送る場合、着払い伝票の使用を求められます。
伝票を持ち込みたい場合は、持ち込みの可否を事前に確認してください。
あまりにも送る荷物が多いと、宅配料金の負担が大きくなります。
無駄なコストをかけずに済むよう、効率的な搬出方法を計画しておきましょう。
ご祝儀のチェック&リスト作り
内祝いの品物の金額や種類は、ご祝儀の金額によって変わります。
ご祝儀については、「誰から」「いくらいただいたか」を正確に把握し、リスト化しておくことが大切です。
「確認は後からでも良いのでは?」と考える新郎・新婦もいるかもしれませんが、結婚式から時間を空けるのはおすすめできません。
多額のお祝いをいただいた場合は両家の親に報告したり、今後の対応を相談したりすることが必要です。
あまりにもお礼が遅くなると、「非常識な夫婦」という印象を持たれるかもしれません。
内祝いの準備をスムーズに進めるためにも、なるべく早く正確なご祝儀リストを準備することが必要です。
友人・知人・関係者へのお礼
結婚式が終わったら、結婚式に関わってくれたあらゆる人にお礼を伝えることが大切です。
- 受付をしてくれた人
- 友人代表の挨拶をしてくれた人
- 余興をしてくれた人
- カメラ係をしてくれた人
基本的に、お礼を伝える範囲に制限はありません。
できればゲスト全てに一言お礼を伝えられると、ゲストにとっても結婚式が良い思い出として残ります。
この他、忘れてはならないのが、祝電をくれた人へのお礼です。
結婚式から日が空かないよう、翌日までにはきちんとお礼を伝えてください。
結婚式後のお礼の伝え方
結婚式後にやることはさまざまありますが、お世話になった人たちへのお礼は特に大切です。
「ありがとう」「これからもよろしくお願いします」の気持ちを伝えるための、正しいお礼の伝え方をご紹介します。
直接挨拶に行く
お礼の伝え方の中で、最も丁寧なのは直接顔を合わせて挨拶することです。
わざわざ時間を作って訪問する行為そのものが、「相手のためには手間を惜しまない」強い感謝の表れになります。
以下のゲストのところへは、手土産を持ってなるべく直接出向きましょう。
- 家族・親族
- 仲人・媒酌人(挨拶が終わっていない場合)
- 乾杯の発声をお願いした目上の人
挨拶に行く期限は厳密に決まっているわけではありません。
結婚式からあまり間が空かないよう、式後1週間以内を目安としてください。
なお、職場の上司や同僚は、必然的に職場で顔を合わせることとなります。
その場できちんとお礼を伝えることが大切です。
電話・LINE・メールでお礼を伝える
遠方に住んでいる方や直接会うのが難しい場合は、電話・LINE・メールでお礼を伝えるのも一つの方法です。
年配の人・目上の人には、電話で直接感謝の気持ちを伝えた方が喜ばれるでしょう。
フォーマルな関係の人には、後日改めてお礼の手紙を送ってください。
一方、仲の良い友人は、LINEやメールでお礼を伝えてもOKです。
写真や当日のエピソードを添えると、もらってうれしいお礼メッセージとなります。
お礼状で感謝を伝える
特にお世話になった人や祖父母や親族などの年配の人、祝電を送ってくれた人、上司や目上の人には、お礼状も送付するとより丁寧な印象です。
送る相手をリストアップして、遅くとも結婚式後1カ月以内には送付しましょう。
お礼状の形式は、封書で手書きが基本です。
はがきは略式とされるため、結婚式のお礼状での使用はおすすめできません。
便箋と封筒は白無地の物を使い、毛筆や万年筆でお礼の気持ちをしたためてください。
なおお礼状を送るときは、宛名をしっかりと確認しましょう。
宛名を間違えるのは、非常に失礼な行為です。
結婚式が終わった後のことも考えてスケジュールを立てよう
結婚式が終わっても、新郎・新婦の忙しさは続きます。
まずは結婚式後にすべきことをリストアップし、当日に慌てることなく行動できるようにしておきましょう。
2人の新しい生活が本格的にスタートするのは、結婚式後の片付けや大切な人への挨拶が終わってからです。
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