結婚式の見積もり完全ガイド|知らないと損する見方・比較・値引き交渉の裏ワザ
結婚式の見積もりをもらったものの、想像より安くて「本当にこの金額でできるの?」と逆に不安になっていませんか?
実はその初期見積もり、後から費用が100万円以上上がるのもよくあること。
本記事では、結婚式見積もりの正しい見方から複数社の比較ポイント、そしてすぐに使える値引き交渉の裏技まで徹底解説します。
正しい知識を身に着け、賢く費用を抑えながら、心から満足できる結婚式を叶えましょう。
結婚式の見積もりが最初の提示額から上がる仕組み

最初の見積もりはあてにならないと聞いて、不安に思うプレ花嫁も多いでしょう。
なぜ、最終的に金額が上がってしまうのか。
まずはその仕組みを理解しておきましょう。
初期見積もりは最低ランクの積み重ね
多くの結婚式場が提示する初期見積もりは、ゲストの目を引くために、意図的に安く設定されています。
料理や飲み物、衣装、装花など、ほとんどの項目が最低ランクの価格で計上されています。
しかし、打ち合わせを進める中で、「料理の品数を増やしたい」「素敵なドレスが着たい」となれば、当然ランクアップが必要となり、その都度追加料金が発生します。
招待人数が確定していない
初期見積もりは、まだ招待人数が確定していない段階で作成されます。
たとえば「60人」で作成した見積もりも、最終的にゲストが65人に増えれば、料理・飲物・引出物などの費用が5人分追加されます。
ゲスト1人あたりの単価は約2~3万円が相場のため、人数が数人増えるだけでも、総額は10万円以上変動することを覚えておきましょう。
結婚式費用内訳の完全ガイド!見積書のここをチェック

複雑に見える結婚式 見積書も、項目ごとのチェックポイントを抑えれば怖くありません。
料理・飲物|ゲストの満足度に直結する最重要項目
ゲスト満足度に直結する最重要項目。
最低ランクからのランクアップで、費用が最も上がりやすいポイントです。
新郎新婦の衣装|プラン内のドレスは選べない?追加料金の罠
プラン内で選べるドレスはごく一部の場合がほとんど。
小物類の追加料金にも注意が必要です。
装花・ブーケ|会場の印象を決めるポイント
会場の印象を左右しますが、初期見積もりは最低限のボリュームです。
寂しい印象を避けるためのボリュームアップで追加料金が発生しがちです。
写真・映像|記録費用は意外な高額出費に
思い出に残る分、費用も高額になりやすい項目。
アルバムのページ数や写真のカット数など、プラン内容を細かく確認しましょう。
ペーパーアイテム|手作り(DIY)で大きく節約できる項目
DIYや外注で節約効果が高い代表的な項目。
ただし、式場に依頼するより安くできても「持ち込み料」がかかる場合があるので注意が必要です。
その他(司会者、介添料、会場使用料など)見落としがちな固定費
1つ1つは少額でも、合計すると大きな金額になる固定費です。
値引きは難しいですが、何に対する料金かだけは理解しておきましょう。
複数社のウェディング見積もりを比較!損しないためのチェックポイント5選

複数の式場から見積もりをもらったら、いよいよ比較検討のステップです。
後悔しない結婚式場 選び方のためにも、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
比べる前に条件をそろえるのが大前提
日柄(大安、仏滅など)、挙式時間、招待人数、料理のランクなど、各社に見積もりを依頼する際の条件をできるだけ揃えましょう。
条件がバラバラだと、どの式場が本当に自分たちにとってお得なのか、正しく比較することができません。
項目名が違っても内容は同じ?見積書の表記ゆれに注意
式場によって、同じ内容でも項目名が異なる場合があります(例:「会場装花」と「メインテーブル装花」)。
総額だけを見るのではなく、各項目に何が含まれているのかを丁寧に見比べることが重要です。
「プレゼント」「無料」の項目がほかで上乗せされていないか確認
「挙式料プレゼント」などの特典は非常に魅力的ですが、その分ほかの項目(会場使用料など)の料金が相場より高く設定されていないか確認しましょう。
特典に惑わされず、全体の費用感を見極めることが大切です。
割引・特典の適用条件は必ず細かくチェック
「本日契約限定割引」や「〇月限定プラン」など、割引には適用条件がつきものです。
「いつまでに内金を支払う必要があるか」「人数の変更があった場合も適用されるか」など、細かい条件を契約前に必ず確認しておきましょう。
【保存して使える】オリジナル結婚式 見積もり比較&チェックリスト
| 比較項目 | A式場 | B式場 | C式場 |
|---|---|---|---|
| 見積もり取得日 | |||
| 見積もり総額 | |||
| 招待人数 | |||
| 割引・特典の名称 | |||
| 割引・特典の金額 | |||
| 差引支払額 | |||
| 自己負担額の目安 | |||
| メリット/魅力 | |||
| デメリット/懸念点 |
また、見積もりをもらう前やもらった後に必ず確認したい項目を紹介していきます。
- 【会場・設備について】
- 会場使用料に親族控室やゲスト待合室の料金は含まれていますか?
- プロジェクターや音響設備の使用料は見積もりに含まれていますか?
- 雨天の場合の代替スペースはありますか?(ガーデン演出など)
- 【料理・飲物について】
- 見積もりの料理は1番下のコースですか?(可能なら写真を見せてもらう)
- コースを1ランク上げた場合の差額はいくらですか?
- フリードリンクに、乾杯用のドリンクやウェルカムドリンクは含まれていますか?
- 子供用のメニューやアレルギー対応は可能ですか?(追加料金は?)
- 【支払い・契約について】
- 支払いのタイミングと方法を教えてください(内金・中間金・最終金)
- クレジットカードでの支払いは可能ですか?
- キャンセル規定について教えてください(いつから、いくら発生しますか?)
- 招待人数の最終決定は、挙式の何日前までですか?
値段を賢く抑える!結婚式 見積もりからの節約術&値引き交渉の最終手段

最後に、見積もりからさらに費用を抑えるための具体的なテクニックを紹介します。
交渉のベストタイミングは契約前!
値引き交渉において最も重要なのは「タイミング」です。
一度契約書にサインをしてしまうと、そこからの大幅な値引きはほぼ不可能になります。
すべての交渉は、必ず契約前に行いましょう。
効果的な結婚式費用交渉術!予算は少し低めに伝える
見学時に予算を聞かれた際は、正直に上限を伝えるのではなく、少し低めの金額を伝えるのがポイントです。
「本当は350万円まで出せるけど、320万円が希望です」と伝えた上で、最終的に「350万円までなら何とか頑張れます」と交渉することで、より多くの特典を引き出せる可能性があります。
アイテム持ち込みで結婚式費用を安くする
結婚式 ペーパーアイテムや引出物、カメラマンなどを外部に依頼(持ち込み)することで、費用を抑えられる場合があります。
ただし、持ち込み料がかかったり、そもそも持ち込みが禁止されていたりする項目もあるため、事前に必ず確認しましょう。
日柄・季節・時間帯を変えるだけで数十万円の差も
結婚式 準備 期間に余裕があれば、あえてオフシーズンを狙うのも賢い方法です。
結婚式が少ない夏や冬、日柄の「仏滅」、平日のナイトウェディングなどは、同じ内容でも料金が安く設定されていることが多いです。
お得な結婚式キャンペーンを活用する
各式場では、期間限定のキャンペーンやプランが用意されていることがあります。
もっとお得な情報を探したい方は、「お得婚」のような専門サイトでキャンペーン情報をチェックするのもおすすめです。
お得なキャンペーンは【お得婚結婚式キャンペーン】をご覧ください!
まとめ
結婚式の見積もりは、初めて見る方にとっては複雑で難解に感じるかもしれません。
しかし、今回紹介した「仕組み」を理解し、「チェックポイント」を押さえることで、式場側の提示額を鵜呑みにせず、自分たちの軸を持って判断できるようになります。
正しい知識は、後悔しない結婚式準備のための最強の武器です。
この記事を参考に、楽しみながら理想の結婚式を叶えてください。
結婚式 見積もりについてよくある質問
ここでは、結婚式 見積もりについてよくある質問をまとめています。
結婚式の見積もりは40人だといくらくらいですか?
地域や式場の格式、内容によって大きく異なりますが、40人の場合の結婚式 費用 平均は150~250万円程度が目安です。
ただし、これはあくまで初期見積もりの相場であり、最終的にはここから50万円~80万円ほど上がると考えておくと良いでしょう。
結婚式は自己負担額200万円で何人くらい招待できますか?
ご祝儀を1人あたり平均3.5万円と仮定すると、自己負担200万円の場合、総額350~400万円規模の結婚式が目安となります。
この場合、招待人数は60~80人程度を招待できる計算になります。
ただし、親族からの援助額などによっても変動します。
結婚式の見積もりでクレームのようにならないコツはありますか?
高圧的な態度で「値引きしろ」と要求するのではなく、「この項目を〇〇にしたいのですが、予算的に厳しくて…何か良い方法はありますか?」と相談ベースで話すのがコツです。
プランナーを味方につける意識で、あくまで低姿勢でお願いすることが、結果的に良い条件を引き出す秘訣です。












