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結婚式のキャンドルリレーとは?安全に行うコツを詳しく解説

記事公開日:2025.07.29 / 最終更新日:2025.07.29
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結婚式のキャンドルリレーとは?安全に行うコツを詳しく解説

結婚式のキャンドルリレーは、ロウソクの火を会場全体でつないでいく演出です。

結婚式では定番の演出の一つですが、「どのタイミングで行うの?」「どのような流れになるの?」と悩んでしまうカップルも少なくありません。

本記事では、「キャンドルリレーのタイミングや演出方法・流れ」について詳しくご紹介します。

キャンドルリレーを安全に行うコツもまとめているので、結婚式をキャンドルリレーで盛り上げたいカップルはぜひチェックしてみてください。

 

 

結婚式のキャンドルリレーとは?

結婚式のキャンドルリレーとは?

キャンドルリレーは、文字通りキャンドルの灯火をリレーしていくロマンチックな演出です。

「演出の特徴」や「タイミング・メリット」について詳しくご紹介します。

 

「結婚式のキャンドルサービスの由来や盛り上げるコツを解説」
⇒ ご覧ください。

 

キャンドルの火をつないでいく演出

キャンドルリレーは、新郎・新婦が渡した灯火を、ゲスト全員でつないでいく演出です。

新郎・新婦が各テーブルの代表者に火を渡すと、その火はまた隣のゲストに渡されていきます。

全てのゲストが順々に火をつないでいくと、最後には会場全体が美しいキャンドルの火に包まれるのが魅力です。

欧米の言い伝えでは「キャンドルには天使が舞い降りる」などといわれることもあります。

結婚式場をキャンドルの火で埋め尽くすことは、これから新しい人生を歩む新郎・新婦への祝福として、ふさわしい演出といえるでしょう。

 

キャンドルリレーのタイミングは3つ

「キャンドルリレーをいつやるか」については、厳密な決まりはありません。

ただし、次の3つのタイミングのいずれかで行うことが多いようです。

 

  • お色直し後の再入場:新郎新婦が新たな衣装で登場し、会場の視線と期待が高まる
  • 披露宴の中盤やクライマックス:感動やロマンチックなムードを演出しやすい
  • 結婚式のラストセレモニー:感動的な形で式を締めくくれる

 

これらのタイミングはゲストの注目度が高い上、会場の空気感が切り替わる重要な場面です。

キャンドルリレーを取り入れることで会場に一体感が作り出され、新郎・新婦はもちろん、ゲストにとっても記憶に残る感動的な演出となります。

 

キャンドルリレーのメリット

キャンドルリレーを行うメリットは、結婚式にふさわしい特別な瞬間を演出できることです。

キャンドルの火が次々と隣の人に伝わって、会場全体に温かい光が広がっていく様子は、幻想的でロマンチックです。

新郎・新婦を中心とするキャンドルの輪が、祝福ムードを高めてくれるでしょう。

またキャンドルリレーは、ゲスト全員が参加できる点も大きな魅力です。

キャンドルの火をつなぐことで会場全体が一体となり、そこにいる全員が感動や達成感を共有できます。

 

「インスタ映えする結婚式の演出アイデア11選!演出成功のポイントも解説」
⇒ ご覧ください。

 

キャンドルリレーの流れ

キャンドルリレーの流れ

キャンドルリレーをスムーズに実施するためには、演出の流れについて一通り把握しておくことが大切です。

「キャンドルリレーのスタートからラストまで」、詳しい流れをご紹介します。

 

キャンドルを全員に配っておく

キャンドルリレーは、ゲスト参加型の演出です。

キャンドルリレーのスタート時に、ゲスト全員の手元にキャンドルが行き渡っている状態にしておきましょう。

キャンドルの渡し方については、厳密な決まりはありません。

「受付時に渡す」「スタッフに配布してもらう」「テーブルに置いておく」など、新郎・新婦がやりやすい方法を選択すると良いでしょう。

 

新郎・新婦が種火を受け取る

キャンドルリレーは、新郎・新婦が「種火」を受け取ることから始まります。

種火を受け取る相手についても、特に決まりはありません。

家族の代表または親しい友人などが一般的ですが、場合によっては式場スタッフから受け取るケースもあります。

 

新郎・新婦が各テーブルを回って火を灯す

種火を受け取った新郎新婦は、キャンドルを持ってゲストのいるテーブルを一つひとつ回ります。

新郎・新婦はゲスト全員ではなく、代表者のキャンドルに火を灯すため、各テーブルの代表者を決めておきましょう

 

ゲストは隣の人に火を渡す

新郎・新婦から火を受け取った代表者は、隣のゲストのキャンドルに火を移します。

火をもらったゲストはまた隣のゲストに火を渡し、キャンドルの火をリレーしていかなければなりません。

式場全体にキャンドルの火が徐々に広がっていく様子は、非常に幻想的です。

 

新郎・新婦がメインキャンドルに火を灯す

ゲスト全員のキャンドルに火が灯ったら、新郎・新婦はゲスト全員がつないだキャンドルの火を受け取ります。

そして一際大きな「メインキャンドル」に向かい、ゲストに見守られながら点火します。

 

会場全員で一斉に火を吹き消す

メインキャンドルに火が灯ったら、新郎・新婦とゲスト全員でキャンドルの火を吹き消すので、全員でタイミングを測って、一斉に火に息を吹きかけてください。

キャンドルを会場で一斉に吹き消す演出は、「ブローアウトセレモニー」と呼ばれるものです。

「幸せを閉じ込める」という意味があり、結婚式のクライマックスなどに多く取り入れられています。

キャンドルの火を吹き消すときは、「新郎・新婦と、ここにいるゲスト全員が幸せに過ごせますように」と願いをかけましょう。

 

キャンドルリレーを安全に行うコツ

キャンドルリレーを安全に行うコツ

キャンドルリレーは火を使うため、安全への配慮が非常に重要です。

キャンドルリレーを安全に行うため、「気を付けたいポイント」をご紹介します。

 

開始前に注意喚起を行う

キャンドルリレーをはじめる前に、司会者からゲストへ、火の取り扱いに関する注意喚起をしっかりと行ってもらいましょう。

「火に触れないようにすること」はもちろんですが、「ロウが飛び散ってやけどをする」「ロウにより衣服が汚れることがある」などについても、理解してもらうことが大切です。

特にゲストに小さな子どもや高齢者がいる場合は、説明にしっかりと時間をかけることをおすすめします。

 

キャンドルリレー用のキャンドルを使用する

キャンドルリレー用のキャンドルは「外側が熱くなりにくい」「ロウがこぼれにくい」「芯が長く、火が安定しやすい」などの特徴があります。

キャンドルリレーを行う際は、キャンドルリレー用に設計されたキャンドルを使用しましょう。

 

「火を受け取る人」がキャンドルを傾ける

キャンドルリレーをはじめる前に、「受け取る人がキャンドルを傾ける」ということをゲストに伝えておきましょう。

司会者や式場スタッフにお願いして、火の渡し方・受け方を実演してもらうのがおすすめです。

火が付いているキャンドルを傾けると、溶けたロウがこぼれてやけどをしたり、衣服が焦げたりする恐れがあります。

火やロウソクの危険性をきちんと伝え、ゲスト自身にしっかりと気を付けてもらいましょう。

 

LEDキャンドルで安全性を高める

高齢者や子どもが多く、安全性に懸念がある・式場の決まりで火を使えないなどの事情がある場合は、LEDキャンドルで代用する方法があります。

LEDキャンドルとは、LEDライトで炎の揺らめきを再現した照明器具です。

外観はロウソクそっくりに作られており、ちょっとした衝撃を与えるとライトが消える仕組みを持つものもあります。

そのため、LEDキャンドルなら安全にキャンドルリレーを行えるでしょう。

結婚式が終わったらそのままゲストに持ち帰ってもらうこともできるので、結婚式の記念にもなります。

 

結婚式をキャンドルリレーで盛り上げよう

キャンドルリレーは、結婚式を盛り上げるゲスト参加型の演出です。

幻想的な空間でゲストと喜びを分かち合いたいカップルは、ぜひ結婚式に取り入れてみてください。

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