10/15
まで!

春に結婚式を開催するメリットや注意点をわかりやすく解説

記事公開日:2023.03.28 / 最終更新日:2024.09.08
Column
Share
春に結婚式を開催するメリットや注意点をわかりやすく解説

花や緑が色鮮やかになる春は、物事の始まりにぴったりな季節です。

「春の華やかな雰囲気の中、思い出に残る結婚式を挙げたい」と考えるカップルは多く、春は秋と並ぶ結婚式の人気シーズンです。

本記事では、春に結婚式を挙げる「メリット」や、春の結婚式で「気を付けたいこと」・春の結婚式に「取り入れたい華やかな演出」を紹介します。

 

春に結婚式を挙げるメリット

春に結婚式を挙げるメリット

春に結婚式を挙げるメリットは、「春という季節そのものに華やかさ」や「気候のよさ」があること、さらには「挙式コストが安価」なことなどです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

 

春ならではの華やかな雰囲気がある

春ならではの華やかな雰囲気がある

モノトーンの冬から一転し、春は花々が咲きほころぶ華やかな季節です。

3月ではまだ冬のムードが残る日もありますが、真冬のような暗さはありません。

結婚式というスペシャルなイベントにふさわしい華やかさがあり、お祝いムードがより一層高まります。

また3月も中旬を過ぎれば、桜が咲き始める地方もあるでしょう。

春の結婚式なら、満開の桜と一緒に記念撮影も可能です。

真っ白なウエディングドレスと薄ピンクの桜は、夢のようにきれいな組み合わせでしょう。

後日結婚式の写真を見返すたび、「春の結婚式でよかった」と思えるはずです。

 

式のスタイルや演出の選択肢が広がる

式のスタイルや演出の選択肢が広がる

春は気候がよく、時期によってはガーデンウエディングも可能です。

飾らない挙式スタイルを選択したいカップル・外国のようなおしゃれな結婚式にしたいカップルも、春を選べば理想を実現しやすくなります。

また気象庁のデータによると、3・4・5月は、6・7・8月や9・10・11月と比較すると降水量が少なめです【注1】。

結婚式に晴れが当たる確率が高く、屋外での写真撮影や演出が苦になりません。

美しいガーデンで、思う存分写真撮影やブーケトスなど楽しめるのは、春だからこそのメリットといえるでしょう。

 

注1:気象庁:過去の気象データ検索
⇒ お問い合わせください。

 

服装の選択肢も広がる

服装の選択肢も広がる

穏やかな春の気候なら、暑さ・寒さ対策を考える必要がありません。

新郎・新婦は好み優先でタキシードやドレスを選びやすく、満足度の高い結婚式を挙げられます。

また暑さ・寒さ対策が不要なのは、招待されるゲストにとっても大きなメリットです

フォーマルに準拠する結婚式の服装選びに、頭を悩ませるゲストは少なくありません。

「汗や寒さを気にしなくてよい」というだけでも、服装選びの負担が軽減されます。

春は雨も少ないため、足元が悪くならないのも魅力です。

春の華やかなムードに、新郎・新婦はもちろん、ゲストの気分も上がるでしょう。

 

トップシーズンよりはコストが安価

トップシーズンよりはコストが安価

「3月・4月」の挙式なら、結婚式のコストは比較的安価です。

秋のトップシーズンと比較すると、春の方が挙式費用を抑えられます。

ただし特に気候がよく晴れの多い5月の挙式費用は、秋に負けず劣らず高額になる傾向です。

コスト面を重視するなら、3月・4月の挙式を検討しましょう。

 

春に結婚式を挙げるときの注意点

春に結婚式を挙げるときの注意点

春の結婚式で注意したいのは、「日程選び」や季節特有の「花粉症」です。

どのような点がネックとなるのか、具体的に見ていきましょう。

 

日程選びに配慮する

日程選びに配慮する

日本では、学校や企業の新年度は4月から始まります。

3月・4月に結婚式を入れると、参加できないゲストが出てくるかもしれません。

また4月後半から5月上旬にかけてのゴールデンウィークは、多くの人が楽しみにしている長期休暇です。

ゴールデンウィーク中に結婚式を設定すると、ゲストの予定に影響を及ぼす恐れがあります。

春に結婚式を挙げるときは、ゲストの予定をしっかりと調査しましょう。

「絶対に出席してほしい」と考えるゲストの予定は早めに確認し、負担のかからない日取りを選ぶことが必要です。

 

希望の日にちがあればすぐに押さえる

希望の日にちがあればすぐに押さえる

気候のよい春に結婚式を挙げたいと考えるカップルはたくさんいます。

「春に結婚式を挙げたい」と考えるなら、早めの予約がおすすめです。

予約が遅れてしまうと、日付や時間帯を妥協しなければなりません。

また結婚式は、大安友引一粒万倍日天赦日に当たる日が人気です。

お日柄が気になるカップルは、より一層早めに動く必要があります。

特に大安と一粒万倍日が重なったり一粒万倍日と天赦日が重なったりする日は人気が高く、押さえるのが困難です。

結婚式の希望の日にちがあれば1年前、ない場合でも半年前には予約を入れましょう。

 

花粉症なら早めの対策を

花粉症なら早めの対策を

「春の挙式に憧れるけれど、花粉症が心配」という人は、早めの対策が必須です。

まず取り組みたいのは、免疫力をアップすること。

バランスの取れた食事を、規則正しくいただきましょう。

「発酵食品」に分類される味噌やヨーグルト・納豆などは、免疫力を高める効果が期待できるといわれています。

ぜひ意識して、積極的に摂取してみてください。

また症状がひどい人・症状の改善が見られない人は、早めに専門医に相談しましょう。

自分に合う薬・飲み方が見つかるよう、少なくとも「挙式1カ月前までの受診」がおすすめです。

春の結婚式におすすめの演出

春の結婚式におすすめの演出

せっかく春に結婚式を挙げるなら、「春らしさ」をしっかりと取り入れたいところです。

春の結婚式をより華やかに見せてくれる、「おすすめの演出」をご紹介します。

 

テーマカラーに春を取り入れる

テーマカラーに春を取り入れる

春の結婚式で人気なのは、を思わせる「ピンク」や、新緑を感じさせる「ペールグリーン」、色とりどりの春の花をほうふつとさせる「パステルイエロー」などが挙げられます。

式場を春カラーで統一すれば、春のムードたっぷりな明るい結婚式となります。

テーマカラーを取り入れる方法としては、

 

  • テーブルコーディネート
  • ウエディングケーキ
  • ウェルカムスペース

 

などが一般的です。

より統一感を出すなら「リングピロー」や「プロップス・席次表」や「メニュー・引き出物」まで、春カラーで統一しましょう。

 

春イベントで春らしさを出す

春イベントで春らしさを出す

春らしいイベントいえば、3月のひな祭り・4月のイースターなどがあります。

3月・4月に結婚式を挙げる場合は、ひな人形やイースターエッグ・ウサギなどのモチーフを随所に登場させましょう。

ひな祭りをテーマとする場合は、ウェルカムスペースにひな人形を置いたり、プチギフトにひなあられを出したりする演出方法があります。

一方イースターをテーマとするなら、余興としてエッグハントや風船運びレースを取り入れるのも楽しそうです。

 

春の花をふんだんに配置する

春の花をふんだんに配置する

会場の装花を春の花で埋め尽くすと、結婚式全体がフレッシュで優美な春の魅力に包まれます。

春に人気の花は、以下のとおりです。

色の系統をそろえてたくさんの花を並べましょう。

 

  • チューリップ
  • アネモネ
  • ミモザ
  • シャクヤク
  • ラナンキュラス
  • すずらん

 

植樹セレモニーを取り入れる

植樹セレモニーを取り入れる

植樹セレモニーとは、新郎・新婦が、「共に木の苗木を植えるセレモニー」です。

主に海外で人気のセレモニーで、日本でも徐々に行われるようになってきました。

一般的に、木は子孫繁栄の象徴であるといわれます。

新郎・新婦が共に植樹することは、末永い幸せや家族の繁栄を祈ること。

緑が芽吹く春にこそ、ふさわしいイベントです。

植樹セレモニーにおすすめの木はさまざまありますが、「夫婦の木」と呼ばれるオリーブや、「永遠の木」として知られるローズマリーなどが定番となっています。

 

いちごでキュートさを演出する

いちごでキュートさを演出する

「結婚式をかわいくしたい!」というカップルは、甘酸っぱいストロベリーウエディングがおすすめ。

赤く小さないちごをそこかしこに配置すれば、春らしいキュートな結婚式が実現します。

いちごを使うアイデアとして人気なのは、いちごのウェルカムドリンクやケーキを用意すること。

フォトジェニックなドリンクやケーキは、かわいいもの好きのゲストからも喜ばれるに違いありません。

また新婦の白いドレスにいちごを添えれば、おしゃれなアクセントとなります。

いちごを取り入れたファーマーズブーケやヘッドアクセなどを身に着ければ、甘くかわいい春スタイルの完成です。

 

【まとめ】春に結婚式を開催するメリットや注意点をわかりやすく解説

景色がカラフルになる春は結婚式にぴったり 春の結婚式は、

 

  • 天候の不安が少ない
  • 花や緑が美しい
  • トップシーズンよりはコストが安価

 

などのメリットがあります。

暑さ・寒さ対策が不要なため準備もスムーズに進みやすく、ゲストに負担をかけにくいのも魅力です。

ただし春は年度終わり・始めに当たる上、ゴールデンウィークも控えています。

なるべく大勢のゲストに参加してもらえるよう、日程選びは慎重に行いましょう。

季節の花や演出を取り入れれば、結婚式はより一層華やかになること間違いなしです。

結婚式をふたりの新しい歴史の始まりと考えれば、春という季節はぴったりといえるでしょう。

関連キーワード