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結婚式の司会は誰に依頼する?打ち合わせのポイントも紹介

記事公開日:2025.06.06 / 最終更新日:2025.06.06
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結婚式の司会は誰に依頼する?打ち合わせのポイントも紹介

結婚式の司会者は、挙式全体の雰囲気やスムーズな進行を左右する重要な存在です。

理想の結婚式を実現したいカップルは、司会者を慎重に選択することをおすすめします。

「結婚式の司会をどうしよう?」と悩むカップルに向け、司会者の選び方や打ち合わせのコツ、結婚式本番の司会進行の流れについてご紹介します。

 

結婚式の司会は誰に依頼すればよい?

結婚式の司会は誰に依頼すればよい?

結婚式の司会を依頼する相手としては、「式場専属司会者」「親族や友人・知人」「フリーの司会者」の3パターンがあります。

それぞれどのような「メリット・デメリット」があるのか見ていきましょう。

 

式場専属司会者

結婚式場によっては、司会者と契約しており、結婚式のプランに司会者が含まれているケースもあります。

自分たちで適切な人を見つけるのが難しい場合は、プランに含まれている司会者に依頼しましょう。

 

式場専属司会者に依頼するメリット

式場専属司会者は、式場の設備やスタッフについてもよく知っており、スムーズな司会進行を期待できます。事前の打ち合わせもプランナーを通じて行える場合が多く、準備の負担が少ない点もメリットです。

また結婚式の司会経験が豊富な司会者は、いざというときの対応力も期待できます。

司会者の力量の違いは、予定外の事態が発生したときこそ明らかになるでしょう。

経験豊かな司会者の多くはトラブル対応もうまく、大切な結婚式がスムーズに終わるよう最善を尽くしてくれます。

 

式場専属司会者に依頼するデメリット

式場専属司会者は、自由に選べないケースがほとんどです。

「このような人にお願いしたい」という強い希望があるカップルは、納得できる司会者と出会えない可能性があります。

また結婚式場と契約している関係上、代金には中間マージンが上乗せされているケースが少なくありません。

司会にかかる料金は、外部の司会者に依頼するケースと比較して、一般的にやや高額です。

この他「打ち合わせ回数が少なく、細かな希望を伝えにくい」などもデメリットとして挙げられます。

 

新郎・新婦の親族や友人・知人

アットホームで温かい結婚式を望むカップルは、友人や知人に司会を依頼する方法があります。

友人・知人に司会を依頼するメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

新郎・新婦の親族や友人・知人に依頼するメリット

新郎・新婦をよく知る方なら、2人の恋愛中のエピソードなども上手に伝えてくれるかもしれません。

親族や友人・知人が司会を務めることで、結婚式全体のムードが和やかになります。

式場に一体感を醸成しやすく、新郎・新婦はもちろん、ゲストにとっても心地よく楽しい結婚式となるでしょう。

また司会を担当してくれた友人・知人へのお礼の金額は、プロの司会者に依頼する場合に比べて抑えられる傾向にあります。

お礼をいくら渡すかはカップルの考え方次第ですが、3万円前後とするのが一般的です。

 

新郎・新婦の親族や友人・知人に依頼するデメリット

結婚式の司会進行では、時間配分を考えたりゲストを上手に盛り上げたりなどのスキルが必要です。

素人には難しく、進行ミスや読み間違いのミスなどが多発するリスクがあります。

万が一トラブルが発生してもカバーを期待するのは難しいため、「プロに頼めばよかった」と後悔するかもしれません。

また結婚式の司会は、依頼された人にとっては大きなプレッシャーです。

司会者が緊張してガチガチになると、会場全体のムードもぎこちなくなる恐れがあります。

 

フリーの司会者

フリーの司会者は、特定の式場と契約せずに個人で司会を請け負っている人です。

インターネットで検索すれば、イメージに合う司会者に出会える可能性があります。

フリーの司会者に依頼するメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

フリーの司会者に依頼するメリット

フリーの司会者を選ぶメリットは、2人の理想や好みに合った人に司会を依頼できることです。

司会者の声質や話し方、進行スタイルは、司会者のプロフィールやボイスサンプル、過去の実績などで把握できます。

加えて、支払いは直接払いとなるため、式場専属司会者よりも安価に依頼できるケースが多い点もメリットです。

またフリーの司会者なら式場に縛られることがなく、柔軟な対応を依頼できます。

打ち合わせにもじっくりと時間をかけられるため、理想に近い結婚式を実現できるでしょう。

 

フリーの司会者に依頼するデメリット

フリーの司会者は選定の自由度が高い分、1人に決めるのが難しい傾向があります。

司会者選びに時間と手間がかかるのは、結婚式準備で忙しい新郎・新婦には負担です。

また結婚式場によっては、式場提携以外の司会者に依頼すると別料金がかかることがあります。

交渉の負担や料金負担を考えると、「結婚式のプランに含まれている司会者でよかった」となるかもしれません。

 

依頼しない

少人数の結婚式やフリースタイルの披露宴などでは、新郎・新婦が自分たちで司会をするケースもあります。

「司会者を依頼しない」選択をした場合のメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

「アットホームな式を…少人数の結婚式」
⇒ ご覧ください。

 

依頼しないメリット

結婚式の司会者を立てないことにより、ゲスト同士の自然な会話が生まれやすくなります。

結婚式全体がアットホームな雰囲気になり、新郎・新婦もゲストもリラックスした時間を過ごせるのがメリットです。

また司会者を依頼しなければ、料金が発生しません。

司会者に支払う費用を別のことに回せる点も、魅力的なメリットと言えます。

 

依頼しないデメリット

結婚式の司会者がいない場合、新郎・新婦の負担が大きくなります。

主役であるにもかかわらず、常に進行に気を配る必要があります。

一生に一度の結婚式を、心から楽しみにくくなるのはデメリットになるでしょう。

また少人数の結婚式は、盛り上がりに欠けることが少なくありません。

進行や話題の提供が上手な司会者がいない場合、静かで物足りない結婚式になるリスクがあります

 

結婚式の司会者と打ち合わせするときのポイント

結婚式の司会者と打ち合わせするときのポイント

結婚式の司会者に最高のパフォーマンスを期待するなら、必要な事項を適切に伝えておくことは必須です。

結婚式の司会者と打ち合わせをするときの重要なポイントをご紹介します。

 

「どのような結婚式にしたいか」をきちんと伝える

「カジュアルな雰囲気にしたい」という希望と「フォーマルで厳かな式にしたい」という希望では、司会者が選ぶ言葉やトーンも違ってきます。

司会者と打ち合わせを行うときは、新郎・新婦が思い描く結婚式のイメージやテーマを具体的に伝えましょう。

結婚式のテーマカラーや新郎新婦の出会いから今日までのストーリー、ゲスト層の雰囲気などを共有すると、司会者も具体的な進行を考えやすくなります。

 

避けてほしい話題・紹介してほしいエピソードを伝える

司会者との打ち合わせでは、特に触れてほしくない話題や、ぜひ取り入れてほしいエピソードを細かく伝えることが重要です。

新郎・新婦の事情によっては「家族の話は避けたい」「2人が出会ったいきさつは言われたくない」などがあるかもしれません。

事前に伝えておくことで、不快な思いをすることを避けられます。

一方、司会進行に役立つ可能性のあるエピソードは、なるべく多く伝えておくことをおすすめします。

情報を共有しておくことで、場のつなぎがスムーズになったり、結婚式の演出がより感動的になったりするでしょう。

 

結婚式当日のタイムスケジュールを共有する

結婚式当日のタイムスケジュールやプログラムは、司会者が進行を組み立てる上でのベースとなります。

特に、ゲストのスピーチや余興の持ち時間、ムービー上映の時間などは、時間の制約が厳密です。

事前に伝えておくことで、司会進行の遅れやずれを抑制できます。

また料理提供のタイミングやフォトサービスのタイミングなどは、会場のスタッフとの連携が必要です。

微妙な調整が必要になる部分は、細かく打ち合わせしておくことをおすすめします。

 

慎重な対応が必要なサプライズは明確に伝える

結婚式でサプライズを予定しているカップルは、司会者に詳細を伝えておきましょう。

サプライズを成功させるためには、事前の段取りや正確な合図出しが必須です。

事前に細かく打ち合わせをしておくことで、失敗のリスクを低減できます。

 

結婚式の司会進行の一般的な流れ

結婚式の司会進行の一般的な流れ

司会者を立てる場合でも、新郎・新婦それぞれが結婚式の流れを把握しておくことは大切です。

一部内容が前後することもありますが、結婚式当日は、一般的に以下のような構成で進行されます。

 

  • 1. 開宴の挨拶・新郎新婦入場
  • 2. 主賓挨拶・乾杯
  • 3. 食事・歓談
  • 4. 友人や親族によるスピーチ・余興
  • 5. ケーキ入刀・記念撮影
  • 6. 新婦・新郎からの手紙や挨拶
  • 7. 両家代表の挨拶
  • 8. 閉宴の挨拶・退場

 

「結婚式と披露宴の違いは?意味や進行方法を詳しく解説」
⇒ ご覧ください。

 

結婚式の司会は結婚式のイメージに合わせて選ぼう

結婚式の司会者は、式全体の雰囲気やゲストの印象を大きく左右します。

フォーマルな式にはプロの司会者、アットホームな雰囲気には親しい友人や知人など、2人が描く結婚式のイメージに合わせて選ぶことが大切です。

どのような司会者を選ぶ場合でもしっかり打ち合わせと情報共有を行い、理想の結婚式を実現させましょう。

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