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結婚式の大定番。チャペルウェディングって?

記事公開日:2021.03.22 / 最終更新日:2021.03.18
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結婚式の大定番。チャペルウェディングって?

いまや結婚式の定番となった「チャペル」での結婚式。宗教を問わず、キリスト教の式次第に則った「教会式」の挙式を挙げることができる施設で、今や結婚式をあげるカップルの半数以上が、このチャペルでの挙式を選択しています。では、そのチャペルで挙げる「教会式」の結婚式とはいったいどのようなものなのでしょうか?

 

チャペルとは

「教会式」と名がつけど、「教会」と「チャペル」は別物。教会はキリスト教を信仰している人しか使うことのできない大きな聖堂ですが、チャペルは教会からその信仰の縛りをなくし、だれでも教会式の挙式をあげられるよう雰囲気を似せて作られた施設を言います。ホテルや専門式場で持っているのもほとんどがこの信仰の自由な「チャペル」。ここで行われるのが「教会式」のチャペルウエディングです。

チャペルとは

「教会式」の流れ

1. 列席者の入場

チャペル中央の祭壇にむかって右の列に新郎の列席者、左に新婦の列席者が座ります。最前列からご両親・親族・ご友人の順と決められています。

2. ベールダウン

ブライズルーム(新郎新婦の控室)で最後の準備をします。最初のウエディングセレモニー「ベールダウン」もこのタイミングで行います。「ベールダウン」とは、新婦の母親や大切な家族が、新婦のベールをおろして最後の身支度を完成させることをいい、貴重な家族の絆の象徴になる時間です。チャペル内で列席者に見えるよう人前で行う場合もあります。

3. 新郎新婦の入場

新郎が先に入場し、祭壇前で新婦の到着を待ちます。新婦は父、または親族と共に入場します。

4. 讃美歌斉唱

列席者含め全員で讃美歌を斉唱します。歌詞は式次第にのっていることがほとんどで事前に練習などはありません。

5. 聖書朗読

牧師が聖書の一節を朗読し、神に祈りを捧げます。

6. 誓約

結婚の誓約をします。牧師の問いかけに対して、新郎、新婦の順に答えるのが一般的です。

7. 指輪交換

誓約の印として指輪の交換を行います。こちらも新郎、新婦の順で相手に指輪をはめるのが一般的です。

8. 誓いのキス

新婦のベールを新郎があげ、結婚の誓約としてキスをします。口・頬・額などパターンがありお好きなものを選ぶことができます。

9. 結婚宣言

新郎新婦が手を重ね、その上に牧師が手を置き祈りを捧げます。その後牧師が二人の結婚を宣言し、結婚証書にサインをします。

10. 新郎新婦の退場

入場時は父と腕を組んでいた新婦も、退場時は新しいパートナーである新郎と腕を組み退場します。列席者がもう一度讃美歌を歌い送り出すケースもあります。

いかがでしたか?耳慣れない行程が多く不安に感じるかもしれませんが、事前にリハーサルのある場合がほとんどです。特に心配な点などは式場スタッフの方にご相談ください!

教会式の流れ

費用相場って?

教会式の費用の相場は20-30万円ほど。チャペル内の装花代や牧師の手配、会場レンタル料、音響使用料、式次第の代金などが含まれています。退場時のフラワーシャワーなどのオプションや、オルガニストの有無など希望のオプションにより価格は変動するのでご注意ください。

教会式の魅力

教会式の魅力

多くのカップルが選択する「教会式」のチャペルウエディングは、オリジナリティを出せる様々な演出が選択できるのが魅力!花嫁から幸せのお裾分けをする「ブーケトス」の他、聖歌隊やゴスペルによる「音」の演出、退場時のシャワーセレモニーなど様々。この他にも会場独自の演出や、前例のないものでもお二人の希望に沿って調整可能な場合がありますので、事前にウエディングプランナーの方によく相談してみてくださいね!

 

人気の「教会式」ウエディング。ステンドグラスとバージンロードが醸す神聖で独特な雰囲気のチャペルで行う「教会式」ウエディングのイメージはつかめたでしょうか?演出も様々で、カスタムも自由自在!お二人ならではの個性的なチャペルウエディングを狙うも良し、王道の形式を選ぶも良し。ご希望に沿った形でチャペルを活用し、素敵なお式にしてくださいね。

おとくこん

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