

失敗しないエンゲージリングの選び方

エンゲージリングは、婚約の証として新婦に贈られる華やかな指輪です。
ダイヤモンド×プラチナ素材が定番で、2人の永遠の愛や深い絆の象徴となります。
とはいえ、エンゲージリングの種類はさまざまあり、選び方に迷う人も少なくありません。
そこでこの記事では、エンゲージリングを選ぶときのポイントや選ぶタイミング、失敗例についてご紹介します。
エンゲージリングの知識がない人・どのような指輪がよいか具体的なイメージが湧かない人は、ぜひ参考にしてみてください。
エンゲージリングを選ぶときの5つのポイント
エンゲージリングを選ぶときは、デザインや素材・価格・購入方法についてしっかりと検討することが大切です。
エンゲージリングを選ぶとき、「チェックすべきポイント」をご紹介します。
「『エンゲージリング』…マリッジリングとはどう違うの?」
⇒ ご覧ください。
「婚約の証「エンゲージリング」とは…」
⇒ ご覧ください。
デザイン
エンゲージリングは、ダイヤモンドが付属したデザインが主流です。
しかしダイヤモンドリングの種類はさまざまあり、セッティング方法やデザインによってイメージは大きく異なります。
それぞれの違いを理解し、贈る相手にふさわしいデザインを選択しましょう。
ソリティア
一粒のダイヤモンドを中央にセットした、ダイヤモンドが引き立つデザインです。
ダイヤモンド以外の装飾は最小限に抑えられているため、ダイヤモンドそのものの輝きや美しさが際立ちます。
エンゲージリングでは王道とも定番ともいわれ、高い人気を誇ります。
ヘイロー
センターに配されたダイヤモンドの周囲を、小さなダイヤモンドで取り囲むデザインです。
Halo(ヘイロー):後光:光輪」という名前のとおり、その輝きは極めて豪華。
「婚約」という重要なライフイベントにふさわしい、特別感のあるデザインを求めるカップルにおすすめです。
エタニティ
アーム部分に小さな「メレダイヤ」を敷き詰めたデザインです。
リングの周囲全てに「メレダイヤ(小さなダイヤモンド)を敷き詰めた「フルエタニティ」と、半分または一部にメレダイヤを敷き詰めた「ハーフエタニティ」があります。
エタニティデザインは、どの方向から見てもダイヤモンドがキラキラと輝くのが魅力。
「エタニティ(永遠)」の名前にふさわしく、結婚の誓いの印にぴったりです。
サイドストーン・サイドメレ
メインとなるダイヤモンドの左右などに、メレダイヤをあしらったデザインです。
サイドストーンはダイヤモンドに限定せず、他のジュエリーから自由に選択できます。
エンゲージリングの中ではデザイン性が高く、サイドストーンの数や形状によってイメージを変えられるのが魅力。
エンゲージリングにも、2人の個性を出したいカップルにおすすめです。
ダイヤモンドの4C
ダイヤモンドの4Cとは、ダイヤモンドの品質を評価するときに使われる国際的な評価基準です。
4Cは、以下の要素で構成されています。
- カラット(Carat):重さ
- カラー(Color):色
- クラリティ(Clarity):透明感
- カット(Cut):輝き
4Cを見るときは、「婚約指輪で何を優先するか」を決めておいてください。
例えば「透明感」「ダイヤモンドの色」にこだわりたい人は、内包物の少なさを示すクラリティや、色相を示すカラーの項目を重点的にチェックしましょう。
一方、ダイヤモンドの輝きを重視する人は、カラットやカットの項目で評価が高いものがおすすめです。
素材の種類
エンゲージリングは、素材の種類によっても大きく印象が異なります。
素材ごとの違いを知り、イメージに合うデザインを選択しましょう。
- プラチナ:銀白色で純粋な輝き。変色や変質に強い
- イエローゴールド:金本来の黄色い色味。華やかで温かみがある
- ホワイトゴールド:金にパラジウムや銀を混ぜて白くしたもの。プラチナよりやや柔らかい色合い
- ピンクゴールド:金に銅を多めに混ぜてピンク色にしたもの。優しい色合い
エンゲージリングの定番は、エレガントで高貴な印象が強いプラチナです。
温度感の低い色味はダイヤモンドとの相性がよく、ダイヤモンドの美しい輝きが引き立ちます。
価格
エンゲージリングの価格帯は、数万円から100万円以上と幅広く設定されています。
事前に予算を設定し、予算内で収まるものを選択しましょう。
選択肢を狭めておくことで、迷ったり悩んだりする時間を減らせます。
エンゲージリングを購入した人の購入代金は、「20~60万円」がボリュームゾーンです。
婚約後には、結婚式や新居への引越しが待っています。
予算配分に注意して、無理のない予算を組んでください。
購入方法
エンゲージリングの購入方法には、主に「フルオーダー」「セミオーダー」「既製品を購入」の3パターンがあります。
- フルオーダー:完全オリジナルデザインで、素材や石を自由に選べる
- セミオーダー:すでにあるパターンから、好みの組み合わせを選択できる
- 既製品を購入:店頭の品物を購入する。刻印やサイズ調整のみ可能
エンゲージリングのオリジナリティにこだわりたい人はフルオーダーやセミオーダー、実物を見て選びたい人は既製品を購入するのがおすすめです。
エンゲージリングはいつまでに選べばよい?
エンゲージリングの購入のタイミングは、「プロポーズ前」「プロポーズ後」があります。
「それぞれのケース」について詳しく見ていきましょう。
プロポーズ前
サプライズプロポーズを検討している場合、男性が1人で準備を行う必要があります。
プロポーズでエンゲージリングを渡すなら、以下の流れで準備するのが一般的です。
- プロポーズ予定日の3~4カ月前:エンゲージリングのデザインやブランドを調べ、気になるショップを絞り込む
- プロポーズ予定日の2~3カ月前:ショップを予約して、複数の店舗で比較検討する
- プロポーズ予定日の1~2カ月前:購入・注文
- プロポーズ予定日の1カ月前~1週間前:受け取り
ただし上記は、既製品を購入する場合の流れです。
オーダーメイド・セミオーダーメイドの指輪は、注文から受け取りまでに2~3カ月かかることがあります。
プロポーズ後
カップルによっては、プロポーズ成功後に2人でエンゲージリングを選ぶケースがあります。
この場合、エンゲージリング購入のデッドラインは「結納」または「両家顔合わせ」とするのが一般的です。
エンゲージリングの検討や購入の流れは、「プロポーズ前」と同じ。
ただし2人でエンゲージリングを選ぶ場合、2人の都合や意見を上手に調整しなければなりません。
ショップ選び・デザイン決めには時間がかかることが多いため、余裕を持って動くことをおすすめします。
エンゲージリング選びの失敗例
一生に一度の買い物だからこそ、エンゲージリングの失敗は避けたいものです。
先輩たちの失敗を参考にして、後悔のないエンゲージリングを選びましょう。
エンゲージリングを選ぶとき、「よくある失敗例」をご紹介します。
デザインが好みに合わなかった
男性が1人でエンゲージリングを購入する場合、女性の好みに合うものを選ぶのが難しくなります。
「どれを選んだらいいか分からない」と店員が勧めるままに購入したり無難な定番デザインを購入したりすると、女性にとっては不満の残るエンゲージリングとなるかもしれません。
プロポーズのサプライズはうれしいものですが、プロポーズ前にエンゲージリングを購入するのは避けた方が無難です。
エンゲージリングの失敗を避けるなら、購入は「プロポーズが成功した後」「2人で相談してから」としましょう。
サイズが合わなかった
サイズ選びに失敗すると、エンゲージリングを身に着けたくても身に着けられません。
購入前にきちんとサイズを測定し、適切なフィット感に調整することが必要です。
特にオーダーメイドの場合、サイズ直しに対応してもらえないケースがあります。
サイズで失敗したくないなら、必ず試着をすること・サイズ直しの可否やアフターケアを確認することが大切です。
重ね着けできるデザインにすればよかった
結婚後にエンゲージリングとマリッジリングとを重ね着けしたい場合は、色やデザインのテイストを合わせる必要があります。
マリッジリングと合わないエンゲージリングを選んでしまうと「失敗した……」と後悔しがちです。
エンゲージリングを選ぶときは、「日常でも使うか」を検討し、デザインを選びましょう。
例えばソリティアはエンゲージリングでは定番のデザインですが、立て爪(プロングセッティング)が採用されていることがほとんどです。
外部からの衝撃に弱く、日常生活にはあまり向きません。
日常生活での使用を想定しているなら、枠で石をがっちりと囲む「ベゼルセッティング」のデザインがおすすめです。
【まとめ】エンゲージリングの選び方が分かれば理想の指輪と出会える
エンゲージリングを選ぶときは、デザイン・ダイヤモンドの4C・素材の違いを理解しておくことが大切です。
また価格によって選択できる素材やデザインも変わってくるため、予算の大枠も事前に決めておきましょう。
エンゲージリングは、将来を誓い合う2人の大切な証です。
結婚すると決めた日のことをいつでも思い出せるよう、2人の気持ちや思いを反映できるものを選んでください。
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