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女性だけじゃない!男性のマリッジブルーとは?

記事公開日:2020.05.09 / 最終更新日:2025.08.08
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女性だけじゃない!男性のマリッジブルーとは?

マリッジブルーとは、結婚前後に精神状態が不安定になってしまうことです。

花嫁となる女性に多いと言われますが、男性がマリッジブルーに悩むケースも少なくありません。

結婚という幸せな人生の節目で、なぜつらい気持ちや不安を感じやすくなってしまうのでしょうか?

この記事では、男性のマリッジブルーの特徴や原因、さらにはマリッジブルーを解消するポイントについて詳しくご紹介します。

 

男性もマリッジブルーになる?

男性もマリッジブルーになる?

マリッジブルーは、性別を限定するものではありません。

男性でも、ふとしたきっかけでマリッジブルーになることがあります。

男性のマリッジブルーの症状を見ていきましょう。

 

「結婚の不安...マリッジブルーの特徴と対策法」
⇒ ご覧ください。

「マリッジブルーとマタニティブルーの違いをわかりやすく解説」
⇒ ご覧ください。

 

イライラすることが多くなる

男性のマリッジブルーで多く見られるのが、イライラしやすくなることです。

結婚を控えた男性がちょっとした一言に過剰に反応するようになったり、荒々しい口調で語ったりすることが増えてきた場合は、マリッジブルーに陥っているのかもしれません。

また人によっては愚痴が止まらなくなったり、物事のアラを探して不平不満を漏らしたりすることもあるようです。

いずれにせよ精神的に不安定な状態であることは変わりなく、男性を見ている周囲にも不安な気持ちが伝染してしまいます。

 

物事に集中できなくなる

集中力が低下して仕事でミスを連発したり、ミスをカバーしようと神経質になりすぎたりする人もいます。

結婚が近づくタイミングでこのような症状が現れた場合は、マリッジブルーを疑ってよいでしょう。

特に普段几帳面な人・仕事でミスをしない人ほど、メンタルの不調が強く出やすい傾向です。

変化の振れ幅が大きいため、新婦や新郎の友人・家族も新郎の様子が心配になってしまいます。

 

原因不明の体調不良に悩まされる

マリッジブルーは主にメンタルの問題ですが、食欲不振や不眠、頭痛などの身体的な不調となって現れるケースも少なくありません

症状の出方や強さはさまざまで、「何となく調子が悪いな」という程度の人もいれば、深刻な不眠や食欲不振に悩まされる人もいます。

マリッジブルーによる体調不良と病気による体調不良の違いは、明確には分かりません。

しかし「結婚のことを考えたら、症状がひどくなる」などの場合はマリッジブルーによる体調不良と考えてよいでしょう。

 

パートナーを遠ざけようとする

マリッジブルーに陥った男性は、結婚から離れたい・逃げたいと考えています。

会えば必ず結婚の話になる彼女とは距離を置きたがる傾向があり、彼女と積極的に会おうとしません。

症状が深刻な人の中には、彼女からのLINEや電話さえ無視してしまう人もいるようです。

結婚式前に突然冷たい態度を取られると、彼女の不安も大きくなってしまいます。

浮気や心変わりを疑うなど、心穏やかではいられなくなるでしょう。

 

男性がマリッジブルーになる理由

男性がマリッジブルーになる理由

マリッジブルーの原因は、結婚にまつわるさまざまなストレスや不安から引き起こされると言われています。

男性がマリッジブルーになるとき、「背後に潜む理由」について見ていきましょう。

 

結婚準備のストレス

男性に多く見られるのが、結婚式や結婚後の生活のための準備に起因するマリッジブルーです。

結婚式までは緻密なスケジュールで動くカップルは多く、日常生活との両立に苦しむ人が少なくありません。

現職が忙しければ忙しいほど、結婚準備のあれこれは大きな負担となるでしょう。

また結婚式が終われば、2人の新しい生活が始まります。

新生活のための準備・手配も並行している場合、忙しさは倍増です。

結婚式や結婚にまつわる全てが嫌になってしまうかもしれません。

 

ライフステージの変化による不安

ライフステージの変化に伴う不安としては「経済的な不安」「生活環境の変化による不安」などがあります。

結婚すれば、生活費や出産・養育費、住宅の購入費・子どもの学費などと大きな出費が増えるでしょう。

男性は「家族で安心して暮らせるのか」「今よりも生活水準が大きく下がってしまうのでは」といった不安に悩まされやすくなります。

またこれまで1人暮らしだった男性は、パートナーとの同居も不安の種です。

自分の生活サイクルが崩れること・1人で物事を決めにくくなることなどについて、不安や悩みを抱える人もいます。

傍から見ると小さな悩みでも、本人にとっては真剣かつ深刻な悩みです。

物事をまじめにとらえがちな人ほど、マリッジブルーの症状が強く出てしまいます。

 

パートナーへの不安・不満

お互い心に余裕がなくなることから、結婚式の前後には口論やケンカが増えるカップルも少なくありません。

パートナーへの不安や不満がうまく解消できず「このまま結婚して大丈夫だろうか」とマリッジブルーになる男性もいます。

縁あって結婚することになったとはいえ、元々は生まれ育った環境が異なる他人です。

価値観の違いや考え方の相違は当然ながら存在するため、「どうやって意見をすり合わせるか」について、お互いが真剣に取り組まなければなりません。

どんなに忙しいときでもメッセージアプリなどでお互いの状況を共有し、対話のルートを断たないようにしましょう。

パートナーへの不安・不満は、丁寧なコミュニケーションを取っていくことで解消しやすくなるはずです。

 

マリッジブルーを解消するポイント

マリッジブルーを解消するポイント

男性がマリッジブルーになってしまった場合、まず重要なのは「自覚すること」。

自分がマリッジブルーになっている状況を客観的に観察し、心の中にどのような不安や不満があるのかをはっきりさせましょう。

ストレスの原因が明確になることで、具体的な解消法も見えやすくなるはずです。

男性がマリッジブルーになってしまったとき、「選択できる解消法」をご紹介します。

 

信頼できる人に相談する

マリッジブルーになっているときは、思考がネガティブに偏りがちです。

冷静な判断ができなくなっていることも多く、1人で悩みを抱え込むことはおすすめできません。

信頼できる友人・家族・先輩などに、今の気持ちを打ち明けてみましょう。

自分の気持ちを第三者にオープンにするメリットは、自分自身について客観視できるようになること。

軽度のマリッジブルーであれば、黙って話を聞いてもらうだけでストレスが解消することも珍しくありません。

結婚前に男性が感じる不安や不満は、既婚者の多くが経験していることです。

「その気持ち分かる!」と言ってもらうだけで、モヤモヤした気分が軽くなることもあります。

 

パートナーとの違いを認める

パートナーとの気持ち・価値観のズレがマリッジブルーを引き起こしている場合は、違いを認めることで心の負担を軽減できます。

お互いに異なる人間である以上、全方向で意見が合致するなどということはありません。

相手と意見が合わないときは、「意見が違うだけ」とフラットに構えましょう。

自分の考えを丁寧に説明し、お互いに意見をすり合わせるよう話し合いを重ねることが大切です。

価値観や意見の違いを「相性が悪いからだ」と片付けてしまうと、妥協点を見つけるのが難しくなります。

結婚生活が始まれば、意見の食い違いは日常的に出てくるかもしれません。

何かあったら話し合う」というルールを徹底しておけば、修復不可能な溝ができる前に解消できます。

 

結婚のよい面に目を向ける

結婚後の不安がマリッジブルーを引き起こしている場合は、発想の逆転が必要です。

「結婚したら経済的な不安が増す」「自由な時間がなくなる」などと感じている人は、結婚後のメリットに目を向けてみましょう

例えばパートナーが在職中なら、家計は2馬力になります。

堅実に暮らしていけば、すぐに生活に困窮することはないはずです。

また自由な時間が欲しい人は、パートナーと話し合って自由時間を確保することもできます。

結婚後のイメージが湧かない人は、既婚者の友人・知人などに現状を聞いてみるとよいかもしれません。

それぞれが工夫しながら円満に暮らしていることを知れば、結婚生活に期待を持てるようになるでしょう。

 

男性のマリッジブルーを上手に解消しよう

男性のマリッジブルーの原因は、結婚後の不安パートナーへの不満結婚準備疲れなどがあります。

「気分が落ち込みやすい」「疲れやすい」「結婚が不安になった」などを感じたら、心が疲れているのかもしれません。

不安や不満を相談したり、パートナーとコミュニケーションを取ったりしてストレスをため込まないことが大切です。

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