結婚式の再入場シーンは、ゲストの期待感が最高潮に達する瞬間です。

結婚式のハイライトといってよく、記憶に残る印象的な演出やテーマが求められます。

一生に一度の結婚式は、すてきなサプライズで思い出に残る再入場シーンを演出しましょう。

結婚式で再入場シーンが「重視される理由」やおすすめの再入場サプライズの「アイデア」、再入場サプライズを考えるときの「注意点」をご紹介します。

 

再入場は結婚式を盛り上げる大切なシーン

多くの先輩カップルが、結婚式の再入場シーンを多彩な演出で盛り上げています。

結婚式において、再入場シーンが重視されるのはなぜなのでしょうか？

結婚式における再入場シーンの重要性をご紹介します。

 

再入場に期待するゲストが多い

結婚式の再入場では、新郎・新婦が装いを変えたり斬新な演出を取り入れたりするのが一般的です。

新郎・新婦のこだわりやオリジナリティが発揮されやすく、再入場シーンが結婚式全体の印象を左右することも少なくありません。

「新婦さんはどんなドレスを着るのかな？」「どんな演出なのかな？」「2人はどこから再入場するんだろう」……新郎・新婦が中座している間、ゲストたちは再入場シーンについてのあれこれで大いに盛り上がります。

 

会場の雰囲気がカジュアルになる

結婚式前半は、決められた式次第にしたがって行われるのが一般的です。

来賓のあいさつや祝辞・乾杯などがあり、ゲストたちは居住まいを正して式の流れを追わなければなりません。

結婚式全体がかしこまった雰囲気になりやすく、ゲストたちの間には緊張感が漂います。

結婚式の雰囲気がよりリラックスしたものになるのは、披露宴の中盤や、新郎・新婦の再入場以降です。

主役の2人が趣向を凝らした演出を行うことにより、ゲストの緊張感がほどけます。

ゲストからは笑いや歓声が上がり、より居心地のよい時間となるでしょう。

 

結婚式の再入場サプライズのアイデア

結婚式のハイライトである再入場をより楽しんでもらうなら、演出にはちょっとしたサプライズを加えるのがおすすめです。

結婚式の再入場シーンを盛り上げる、「おすすめのサプライズアイデア」をご紹介します。

 

「結婚式のゲーム例10選！盛り上がるゲームをピックアップして紹介」
⇒　ご覧ください。

 

フォトラウンド

フォトラウンドとは、新郎・新婦が各テーブルを回ってゲストと写真撮影を行うこと。

ゲスト全員との写真が残るので、後日見返したときに「あの人との写真がない！」と慌てる心配がありません。

フォトラウンドのおすすめアイデアは、各テーブルごとにテーマを設定して、撮影小物となるプロップスやグッズを用意しておくこと。

例えば「夏」のテーマのテーブルには浮き輪やサングラスを、「冬」がテーマのテーブルには雪だるまやニット帽などを用意しておきます。

ゲストたちとポーズを決めれば、みんな笑顔の楽しい写真が残るでしょう。

 

バルーンスパーク

バルーンスパークとは、大きな風船を割る演出です。

風船の中には小さな風船がたくさん入っていて、外側の風船の破裂とともにふわふわと舞い上がります。

再入場シーンでは、各テーブルに風船入りのバルーンを用意しておきましょう。

新郎・新婦はテーブルを回って、一つずつ割ってください。

バルーンの破裂音がするたびにゲストたちの驚きの声が上がり、会場全体が賑やかな雰囲気に包まれます。

 

スタッフに変装

新郎が結婚式場スタッフの衣装を着用して会場で待機するサプライズ演出です。

再入場ではライトを落とし、まず新婦だけが登場します。

ゲストたちが「新郎は？」とざわつき始めたら、新郎にスポットライトを当てましょう。

新郎をスタッフだと思い込んでいたゲストから、驚きの声が上がります。

変装でサプライズを仕掛けるときは、バレないことが絶対条件です。

式場のスタッフに協力を仰ぎ、変装の程度や正体を明かすタイミングを測ってください。

 

ドレスの色当てクイズ

ドレスの色当てクイズは、結婚式のお色直しで定番の演出です。

ゲストは新婦のお色直しのドレスの色を予想して投票します。

定番の演出をより盛り上げるなら、カラードレスの色に合わせたペンライトを用意してみてはいかがでしょうか。

まずゲストには、正解と思う色のペンライトを選んでもらいます。

再入場シーンではライトを落として会場を暗くし、ゲストにペンライトを振るよううながしてください。

暗闇の中で色とりどりのペンライトが揺れる様子は、まるでライブハウス会場のよう。

新郎・新婦が登場すれば、会場は大いに沸き立ちます。

 

ドリンクサービス

新郎・新婦が各テーブルを回り、ゲストにドリンクを振る舞う演出です。

見た目のインパクトを重視するなら、ビールサーバーを背負って歩くのがおすすめ。

野球場の売り子になった気分で、ゲストをおもてなししましょう。

野球ファンの新郎・新婦なら、ひいきの野球チームのユニフォームを着用してもよいかもしれません。

ただし、アルコールが苦手なゲストもいるため、強要しない・ソフトドリンクも用意しておくなどの対策は必須です。

 

ブーケセレモニー

ブーケセレモニーは、ゲストから受け取った花束で新郎がブーケを作り、新婦に渡す演出です。

ブーケを作った新郎は、ひざまずいて新婦にブーケを渡します。

新婦はブーケから1輪花を抜き取って、ブーケトニアとして新郎の胸元に挿してください。

プロポーズシーンをほうふつとさせるセレモニーは、結婚式のクライマックスにふさわしいロマンチックな演出です。

たくさんのゲストを招待する場合は、各テーブルの代表者に花を持ってもらいましょう。

 

ミュージカル風に登場

人前で歌ったり踊ったりすることに抵抗がない新郎・新婦なら、ダンスや歌で会場を盛り上げるのもおすすめです。

結婚式にふさわしい華やかさ＆楽しさを出すなら、おすすめはディズニー映画の1シーンをまねること。

ディズニー映画なら知っている人も多いので、ゲストが置き去りになりにくいのがメリットです。

会場の雰囲気を暖めたいなら、ノリのよい友人2～3人に声をかけておき、一緒に踊ってもらいましょう。

 

「盛り上がること間違いなし＊再入場で使いたい曲まとめ」
⇒　ご覧ください。

 

再入場サプライズを考えるときの注意点

再入場サプライズは、ゲストを主体に考えましょう。

どれほど魅力的な演出も、ゲストが楽しめなければ意味がありません。

再入場サプライズを考えるとき、「注意したいポイント」をご紹介します。

 

時間管理を徹底する

再入場サプライズでは、長すぎる演出は控えましょう。

時間がかかりすぎるとゲストたちが手持ち無沙汰になり、退屈してしまいます。

フォトラウンドやドリンクサービスゲストのテーブルを回る場合でも、時間をかけすぎるのは好ましくありません。

ゲストが多く20～30分を超えてしまう場合は、演出そのものを見直すか、代表者だけにするなどの対策が必要です。

 

内輪ウケにならないように注意する

再入場サプライズは、結婚式に参列したゲスト全員が楽しめることを重視してください。

内輪だけでウケるようなテーマを選んだり、中のよい友人だけに伝わるような演出をしたりすることは好ましくありません。

会場内に温度差が生まれないよう、「分かりやすい演出をする」「誰もがよく知っているテーマ・曲を選ぶ」などの配慮が必要です。

 

すてきなサプライズで思い出に残る結婚式の再入場を

結婚式の再入場シーンは、ゲストのワクワク感が高まる瞬間の一つです。

ゲストへのおもてなしの気持ちを表わすなら、すてきなサプライズで再入場シーンを盛り上げましょう。

ただし演出の中には、時間がかかるものも少なくありません。

ゲスト数や会場の広さなどを考えて、自分たちにちょうどよい演出を選ぶのがおすすめです。

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