夜の結婚式「ナイトウエディング」の魅力や演出を詳しく紹介
ナイトウエディングは、文字通り夜に挙げる結婚式です。
結婚式のスタイルが多様化している昨今、挙式の時間帯にこだわる必要はありません。
暗闇を味方にした結婚式は、ロマンチック&リラクシーなムードが高いことから人気です。
本記事では、「ナイトウエディングの魅力」や「おすすめの演出」を詳しくまとめました。
結婚式のスタイルに迷っているカップルは、ナイトウエディングの魅力についてチェックしてみてください。
夜の結婚式「ナイトウエディング」とは
ナイトウエディングとは、どのような結婚式を指すのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
ロマンチックな「夜」の結婚式
「Night(夜)」という名前のとおり、ナイトウエディングは夜に挙げる結婚式です。
挙式・披露宴は夕方から夜にかけておこなわれるため、周囲に夜の帳が下りていくロマンチックな様子や、しっとりとした空気の移り変わりを楽しめます。
日が落ちて落ち着いた雰囲気に包まれる夜は、昼間のような慌ただしさがなくエレガントなムードがたっぷり。
「シックで上品な結婚式を挙げたい」「大人のパーティースタイルを実現したい」というカップルなら、ナイトウエディングを選択することで理想に近い結婚式を挙げられるでしょう。
ナイトウエディングのタイムスケジュール例
ナイトウエディングは、「夕方に挙式・夜に披露宴」という流れが一般的です。
新郎・新婦が選択するプランにもよりますが、以下のようなタイムスケジュールが想定されます。
- 16:00:受付スタート
- 17:30:挙式
- 18:00:アフターセレモニー・写真撮影
- 18:30:披露宴スタート
- 21:00:お開き
二次会を予定している場合は、移動などを含めると21:30以降となります。
遠方からのゲストが多かったり場所移動が難しかったりするケースでは、二次会を別の日におこなう、あるいは、二次会そのものをやらないカップルが多いようです。
またお開きになる時間が遅いと、遠方のゲストや高齢のゲスト・子どもにとっては負担となります。
ナイトウエディングでは、「自由に使える休憩室を用意しておく」「送迎バス・タクシーなどを確保しておく」「宿泊先を手配しておく」などの配慮も必要です。
ナイトウエディングの魅力
ナイトウエディングには、「夜」という時間帯ならではの魅力があります。
コスト面でもお得になるケースが多く、コスパ重視のカップルにもおすすめです。
ナイトウエディングの魅力について、詳しく見ていきましょう。
暗闇を活かしたロマンチックな演出が可能
ナイトウエディングなら、光を使ったロマンチックな演出がよく映えます。
キャンドルやランタン・イルミネーションなどを効果的に取り入れれば、日常から離れた幻想的なムードを作るのは難しくありません。
新郎・新婦はもちろん、ゲストの心にも深く刻まれる、魅力的な結婚式となります。
昼間の挙式よりもリーズナブル
ナイトウエディングは昼間の結婚式と比較して、予約を入れる人が少なめです。
挙式プランは安価に抑えられているケースが多く、挙式コストの負担を抑えられます。
「高くて手が届かない」とあきらめていた式場も、ナイトウエディングなら予算内に収まるかもしれません。
また結婚式場によっては、ナイトウエディングだけの特別なパッケージプランを提供していることがあります。
キャンドル演出や花火演出が含まれているケースが多く、コストを抑えながら夜の魅力を活かした挙式が可能です。
夜だからこそのリラックスムードを楽しめる
夜におこなわれるナイトウエディングなら、参列者は「結婚式後の予定」を気にする必要がありません。
一日の終わりという安心感があり、リラックスした雰囲気になりやすいのもメリットです。
また次の予定がないということは、お酒も気兼ねなく口にできるということです。
おいしいディナーにおいしいお酒という組み合わせは、お酒を飲めるゲストにとってはうれしいもの。
昼間の結婚式よりもナイトウエディングの方が、ゲストの満足度も高くなります。
結婚式の日取りの選択肢が広がる
予約を入れる人が少ない分、ナイトウエディングは結婚式の日取りの選択肢が豊富です。
トップシーズンと言われる春や秋でも、希望の日にちを抑えられるかもしれません。
また夏でも夜は気温が下がり、比較的過ごしやすくなるものです。
夏に結婚式を予定しているカップルは、ナイトウエディングを選択すると暑さによるデメリットが軽減されます。
ナイトウエディングにぴったりの演出
ナイトウエディングを挙げるカップルは、光を効果的に使うのがおすすめです。
ナイトウエディングの魅力が際立つ、おすすめの演出をご紹介します。
キャンドルを効果的に活用する
ナイトウエディングは自然光が入らないため、昼間の結婚式と比較して花装飾が映えにくいと言われます。
夜だからこその魅力を活かすなら、キャンドルを効果的に使いましょう。
キャンドル演出のパターンとしては、以下のものがあります。
- ハンギングキャンドル:会場内の随所にキャンドルをつるす
- キャンドルリレー:ゲスト&新郎・新婦でキャンドルの炎をつないでいく
- マジックキャンドル:時間と共に色が変化するキャンドルを配置する
- ブローアウトセレモニー:披露宴の最後に明かりを消し、全員でキャンドルの炎を吹き消す
キャンドルの炎は温かみがあり、結婚式を幻想的に彩ってくれます。
ただし本物の炎を使う演出では、キャンドルの扱いに十分注意してください。
ガーデンを幻想的にライトアップ
ナイトウエディングなら、ガーデンの装飾もムーディーに仕上げるのがおすすめです。
ランタンやLEDキャンドルを随所に配置すれば、ロマンチックな雰囲気が一気にアップします。
また雨の心配が少ない季節なら、ガーデンにフォトスポットやビュッフェスペースを設けるとゲストのテンションも上がるでしょう。
このほかプールのある式場なら、プールにキャンドルを浮かべる演出もおすすめです。
ゆらゆらと揺れる水面にキャンドルの光が反射して、幻想的な雰囲気を楽しめます。
花火を使って華やかに
ナイトウエディングでは、花火を使った演出も人気です。
パチパチと火花が散る「マジックスパーク」、華やかに火花が舞い上がる「噴射型花火」を使えば、会場の雰囲気は一気に盛り上がるに違いありません。
注意点は、式場によって花火の使用可否が異なることです。
室内用の花火はOKだけれど、屋外用の花火はNG……などとするところは少なくありません。
花火の演出にあたっては、必ずプランナーさんと相談しましょう。
装花やドレスの選定も「夜」を意識しよう
ナイトウエディングは自然光が入らないため、装花・ウエディングドレスは「室内照明に映えるか」を重視して選ぶことが大切です。
ナイトウエディングの装花には、白い花をおすすめします。
白なら蛍光灯でも色味が変化しにくく、夜の会場にも映えるでしょう。
残念ながら、花の色の美しさは自然光の方が際立ちます。
蛍光灯の下では、はっきりした色の花が黒っぽく見えたり、柔らかい色の花がくすんで見えたりすることが多いようです。
一方ウエディングドレスは、「光沢感」を重視してください。
優しく光を反射するシルク生地・サテン生地がおすすめです。
お色直しのドレスはパールやビジュー・スワロフスキーなどをちりばめてキラキラさせると、ナイトウエディングの主役らしい華やかさを演出できます。
【まとめ】ナイトウエディングでロマンチックな結婚式を
ナイトウエディングは、夕方から夜にかけておこなわれるロマンチックな結婚式です。
昼間の結婚式と比較すると予約が少ない傾向があり、コストや日取りの面でメリットがあります。
結婚式の時間にこだわりがないカップルは、ナイトウエディングで自分たちらしい式を挙げるのがおすすめです。
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