クリスマスに結婚式をするメリット・デメリットを徹底解説
日本のクリスマスは恋人たちのものというイメージが強く、挙式日の候補として有力です。
しかし、クリスマスには「年末」「冬」などといった不安要素もあり、クリスマスに式場予約を入れにくいと考える人も少なからずいます。
この記事では、クリスマスに結婚式を挙げるメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
クリスマス結婚式のリアルを知り、式を挙げるか・挙げないかの参考にしてください。
クリスマスに結婚式をするメリット
クリスマスに結婚式をするメリットは、「華やかなムードを演出できる」「年賀状で結婚報告できる」「コストを抑えやすい」などです。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
華やかなムードを演出しやすい
クリスマスの結婚式なら、クリスマスのテーマカラーや飾り付けを利用できます。
結婚式全体に華やかなムードが漂い、特別感を高められるのが魅力です。
クリスマスのテーマカラーといえば、華やかな赤や緑、ホワイトです。
ゴールドカラーを取り入れるのも定番で、見映えがよくなります。
またクリスマス時期は、選択できる花の種類が豊富です。
クリスマスにふさわしい「ポインセチア」「クリスマスローズ」の他、「バラ」「シンビジューム」などといった色とりどりの花があり、華やかなムードを演出しやすいのもうれしいポイントです。
年賀状で結婚報告できる
結婚報告を年賀状と兼ねられるのも、クリスマスに結婚式を挙げるメリットの一つです。
結婚報告は、挙式後なるべく早めに送るのがマナーとされています。
12月も終わりのクリスマスは、ちょうど年賀状を作成して投函する時期です。
年賀状と合わせて結婚報告を行えば、結婚報告や年賀状を作成するための時間やコストを抑えられます。
年賀状で結婚報告を行うときのポイントは、早めに準備をすることです。
慌てて準備すると、送り先の漏れ・間違いや、文面の誤字・脱字が発生してしまうかもしれません。
送る相手に失礼のないよう、投函前の宛先・宛名チェックは必須です。
コストを抑えやすい
クリスマスは恋人たちにとって重要なイベントの一つですが、12月に挙式するカップルはそれほど多くありません。
結婚式場はいわゆる「オフシーズン」のため、挙式プランは通常よりも安く設定されているケースがほとんどです。
「コストを抑えて式を挙げたい」と考えるカップルにとっても、クリスマスは理想的なタイミングです。
クリスマスに結婚式をするデメリット
クリスマスに結婚式を挙げるデメリットは、「年末で忙しい」「風邪や流行性感冒の季節」「ゲストへの配慮が必要」という点です。
どのようなことなのか、詳しく見ていきましょう。
年末で慌ただしい
12月末は年末にあたり、1年の締めくくり作業や新年の準備を始めている人が少なくありません。
多忙を極めているゲストは多く、スケジュール調整が難しいケースが多々あります。
また冬休みを早めに取っている人は、「パートナーと過ごしたい」「家族で過ごしたい」と、旅行を計画済みかもしれません。
仲のよい複数の友人・知人から「出席できない」と言われる可能性もあります。
通常の時期に行う結婚式と比較して、ゲストの参加率が下がる可能性があることは承知しておきましょう。
なお参加してくれるゲストも、「早く帰りたい」と考えているかもしれません。
クリスマスの結婚式では、二次会は控える・別の機会に仕切り直すなどがオススメです。
流行性感冒・感染症にかかるリスクが高い
気温が低く空気が乾燥する12月は、風邪や流行性感冒・感染症にかかるリスクが高まります。
万が一新郎・新婦が罹患してしまった場合、結婚式は延期または中止せざるを得ません。
クリスマスに結婚式を挙げるなら、厳重な体調管理が必須です。
また新郎・新婦が気を付けていても、ゲストが流行性感冒や感染症を発症するケースもあります。
近い関係同士の人が罹患すれば、テーブル1つぶん不参加……という可能性もゼロではありません。
寒さが厳しい
寒いということも、クリスマスに結婚式を挙げるデメリットです。
気象庁のデータを見ると、12月下旬の東京都の平均気温は6.5度しかありません。[注1]
屋外での撮影やイベントは、ゲストから不興を買うおそれがあります。
特に、重ね着できない女性ゲストや寒さが応える年配のゲストなどには、快適に過ごしてもらえる工夫を行いましょう。
ナイトウエディングはより気温が下がるため、徹底した寒さ対策が必須です。
「[注1]気象庁「過去の気象データ検索」」
⇒ お問い合わせください。
クリスマスの結婚式にオススメの寒さ対策
クリスマスの結婚式をゲストに楽しんでもらいたいなら、暖かく過ごせるアイテムを用意しておきましょう。
寒さ対策には次のようなアイテムがあります。
- ブランケットを用意しておく
- カイロを配る
- ホットドリンクでおもてなしをする
ブランケットやカイロは、外に出る演出があるときなどに喜ばれます。
またホットドリンクは、コーヒー・紅茶・ハーブティー・日本茶など、種類をそろえておくのがオススメです。
またホットココア&マシュマロなどのおしゃれなメニューがあると、ゲストから喜ばれそうです。
クリスマスの結婚式にオススメの演出
クリスマスの結婚式を盛り上げるなら、クリスマスをイメージした華やかな演出がオススメです。
結婚式に取り入れたい、おしゃれな演出をご紹介します。
クリスマスカラーでコーディネート
会場全体をクリスマスカラーで統一すると、シーズンムードがより一層高まります。
一般にクリスマスカラーといわれるのは、「赤」「白」「緑」です。
キリスト教では、赤は「イエス・キリストが流した血の色」、白は「純潔・平和」、緑は「永遠の命・神への愛」を表わすといわれています。
例えばテーブルコーディネートなら、赤と緑で統一すると華やかな演出が可能です。
この他クロス類をオールホワイトで統一して、部分的にゴールドを配置する……という色づかいも、クリスマスのテーブルコーディネートとして人気があります。
クリスマスアイテムを随所に配置する
クリスマスといえば、クリスマスツリーは必須です。
ウエルカムスペースに設置すれば、一気にクリスマスムードがアップします。
ツリーには、新郎・新婦のウエディングフォトや思い出の写真を飾っておくと、ハッピーなムード満点です。
また各テーブルにミニクリスマスツリーを置くのも、定番の演出方法の一つです。
ツリーのそばには柊の枝や松ぼっくりを添えれば、ホームパーティーのような和やかな雰囲気になります。
この他、フォトプロップス(写真撮影に使う小道具)を用意するのであれば、サンタ帽やトナカイの角・星やサンタのヒゲなどのデザインを選択するのがオススメです。
クリスマスらしい楽しい写真が残ります。
クリスマスムードたっぷりなケーキを用意する
クリスマスの結婚式なら、ウエディングケーキは「クロカンブッシュ」「ブッシュドノエル」がオススメです。
クロカンブッシュとは、シュークリームをたくさん積み重ねたケーキです。
発祥はフランスで、「子孫繁栄」「豊かな収穫」といった意味があるため、よくお祝い事で提供されます。
上に向かって細くなっていく形状は、クリスマスツリーにも似ています。
頂上部分に星の飾りを付けて、クリスマスムードを倍増させましょう。
一方ブッシュドノエルは、木の切り株を模したおしゃれなケーキです。
こちらも発祥はフランスで、クリスマスに食されます。
斧型のカットナイフを用意して「薪割り」のような演出をすると、会場も盛り上がりそうです。
サンタクロースに扮してテーブルラウンド
クリスマスといえば、サンタクロースは欠かせません。
新郎・新婦でサンタクロースに扮し、プチギフトを持ってテーブルを回りましょう。
「サンタクロースをどこまで再現するか」は、新郎・新婦のやる気とセンス次第です。
サンタ帽子・ヒゲまで付けてサンタクロースになりきるもよし、赤と白のタキシードやドレスでおしゃれに決めるのもよいでしょう。
サンタクロースの登場に会場が盛り上がれば、「クリスマスに結婚式を挙げてよかった」と思えるはずです。
【まとめ】クリスマスの結婚式をロマンチックに演出しよう
クリスマスの結婚式は、特別感たっぷりな結婚式を挙げられることやコストを抑えられること、年賀状で結婚報告ができることがメリットです。
一方で、年末で慌ただしかったり、寒さが厳しかったりなどのデメリットもあるため、挙式日の選択は慎重に行うのがオススメです。
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結婚式を挙げたいけれど、具体的には決まっていないというカップルは、ぜひこのチャンスをご利用ください。