ファミリー婚とは?魅力や注意点を詳しく解説
ファミリー婚は「パパママ婚」とも呼ばれる、子どもと一緒に行う結婚式です。
結婚式のスタイルが多様化している昨今、子どもが生まれてからゆっくりと挙式準備をされるご家庭も少なくありません。
本記事では、「ファミリー婚の概要」や「魅力」、「気を付けるべきポイント」を紹介します。
ファミリー婚とは?
ファミリー婚とは、パパとママ、そして子どもで行う結婚式です。
ファミリー婚の概要や特徴を紹介します。
子どもと一緒に挙げる結婚式
結婚式は2人が夫婦になるための儀式ですが、全てのカップルが入籍時に結婚式を挙げられるとは限りません。
何らかの事情で挙式せずに入籍したカップルの中には、「子どもが生まれてから」と考える人もいるでしょう。
結婚式の価値観が多様化している昨今、ファミリー婚もさまざまある結婚式のスタイルの一つに過ぎません。
近年では、ファミリー婚に対応できる結婚式場も増えてきており、「遅過ぎるかな?」「子連れの結婚式は難しいかな?」といった心配は無用です。
タイミングやスタイルは自由
ファミリー婚は、「子どもが〇歳まで」などという決まりがありません。
家族みんながやりたい、思い出を残したいと思えたときがタイミングです。
また、結婚式のスタイルについても、パパとママが自由に決められます。
「結婚式も披露宴も全部やりたい」というカップルもいれば、「結婚式と食事会のみで、アットホームな式にしたい」と考えるカップルもいるでしょう。
ファミリー婚の選択肢は、非常に多彩です。
それぞれの家族のニーズにマッチしたスタイルで、理想の結婚式を挙げられます。
会費制を選択する人が多い
「ゲストに気楽に参加してほしい」「カジュアルな式にしたい」など、このようなニーズが高いファミリー婚では、会費制が選択されるのが一般的です。
会費制ならゲストの金銭的な負担を軽減できる上、結婚費用の収支も見えやすくなります。
また、会費制なら、引出物を用意する必要もありません。
万が一、ご祝儀をいただいた場合は後でお返しをすればよく、ご祝儀制と比較して準備に手間がかからないのも魅力です。
ファミリー婚の魅力
ファミリー婚は、子どもがいる点が何よりのメリットであり魅力です。
「ファミリー婚の魅力」について具体的にみていきましょう。
1. 理想の結婚式を実現できる
パパやママが自分たちのタイミングで結婚式を挙げられるのは、ファミリー婚ならではのメリットです。
時間や予算に余裕ができたタイミングを選べるので、理想の結婚式を実現できます。
また、パパやママにも「挙げたかったけれどできなかった」「当時はしなくていいと思ったけれど、すればよかったと後悔している」などとさまざまな事情があるでしょう。
結婚式が挙げられなかったカップルにとって、ファミリー婚という選択肢があるのはうれしいことに違いありません。
2. 子どもがいるからこその演出を楽しめる
我が子と一緒に行うファミリー婚なら、子どもが主役の演出も楽しめます。
例えば、親子でリンクコーデを楽しんだり、かわいく着飾った子どもを抱っこして入退場したりなどは、ファミリー婚ならではです。
他にも、自分で歩ける年齢の子どもなら、「リングボーイ・リングガール」として指輪交換のお手伝いをしてもらう演出もできます。
大人だらけの結婚式と比較して、結婚式場は微笑ましい雰囲気に包まれるに違いありません。
子どもの機嫌が悪くなったり泣き出したりしてしまったとしても、ファミリー婚では、全て微笑ましいハプニングになるでしょう。
3. 家族の思い出になる
家族みんなで参加するファミリー婚は、家族の大切な思い出の一つとなります。
華やかに着飾ったママやパパ、おめかしをした子どもの写真や動画が残せば、後で何度でも見返すこともできます。
子どもが大きくなってからも「家族みんなで結婚式をしたんだよ」と思い出話ができます。
ファミリー婚を行うときの注意点
ファミリー婚をスムーズに行うには、事前準備や下調べを徹底することが必要です。
ファミリー婚を行うとき、「気を付けたいポイント」を紹介します。
子どもに対応できる設備やサービスが充実している結婚式場を選ぶ
ファミリー婚をスムーズに行うには、子どもが快適に過ごせる設備やサービスが充実していることが必須です。
赤ちゃんと一緒に結婚式を挙げるなら、授乳やおむつスペースがあるとお世話しやすくなります。
一方、もう少し大きな子どもは、長時間の式に飽きてしまうかもしれません。
「託児サービス」や「プレイスペース」があると、機嫌よく過ごしてくれるはずです。
この他にも「結婚式の打ち合わせを子ども同伴で行えるか」「離乳食に対応してくれるか」なども式場を選ぶときにチェックしておきたいポイントです。
ファミリー婚のタイミングは子どもの年齢を考慮する
一口に「子ども」といっても、赤ちゃんと幼児では扱い方が変わってきます。
理想のファミリー婚を行いたいと考えるなら、子どもの年齢も考慮することが必要です。
0歳
0歳の赤ちゃんとファミリー婚を挙げるなら、生後6カ月を過ぎてからがおすすめです。
産後すぐの結婚式は赤ちゃんの体調が安定しない上、ママも産後ダメージから回復しきっていません。
「産後の体型が気になる」というママもいるため、出産からしばらく空けた方が安心です。
また、6カ月を過ぎれば、赤ちゃんの首や腰も据わってきます。
ベビーチェアにお座りできれば、結婚式中のお世話もよりスムーズになります。
1歳
1歳児になれば、すでに離乳食がスタートしています。
授乳回数が減る分、ママの負担は少なくなるはずです。
また、1歳なら、よちよち歩きできる子どもも少なくありません。
「子どもと手をつないで入退場する」などの演出を希望するなら、1歳を過ぎてからがおすすめです。
2歳
2歳になると、意思疎通しやすく、お話もできるようになります。
ゲストにあいさつをしたり歌ったり、子どもが主役の演出アイデアを実現することも難しくはありません。
一方で、「魔の2歳児」という言葉があるとおり、大人の思いどおりにいかないことが増えるのもこの時期です。
結婚式中にぐずったり泣いたりすることが予想されるため、託児サービスやプレイスペースなど、気分を変えられる場所を確保しておきましょう。
ファミリー婚を成功させるコツ
ファミリー婚を成功させるためには、「2つのコツ」があります。
子育てをしながら準備を行う必要があるため、コツを押さえて思い出の残るファミリー婚にしましょう。
結婚式の準備やスケジュールに余裕を持たせる
子どものお世話をしながら結婚式の準備を進めるのは、想像以上にハードです。
準備期間には余裕を持たせ、イレギュラーな事態にも対応できるようにしておきましょう。
ギリギリのスケジュールを組んでしまうと、ママやパパへの負担が大きくなります。
また、結婚式当日も、演出や余興を盛り込み過ぎるのは控えましょう。
歓談の時間を多く取る、食事の時間に余裕を持たせるなどをしておくと、子どもがぐずったときも対応しやすくなります。
ファミリー婚の経験がある式場を選ぶ
ファミリー婚をスムーズに行う上で、プロの助けは欠かせません。
式場を選ぶときは、「これまでにファミリー婚を行った実績があるか」をチェックしてみてください。
式場によってはファミリー婚用のプランを用意しているところもありますが、プラン内容はさまざまです。
できれば複数の式場に足を運び、サービスの詳細や設備の充実度を確認することをおすすめします。
ファミリー婚とは?魅力や注意点を詳しく解説【まとめ】
魅力がいっぱいのファミリー婚で家族との絆を強めよう!
ファミリー婚とは、パパとママ、そして子どもが主役の結婚式です。
子どもがいるからこその演出やハプニングが楽しく、式場は笑いが絶えないハッピーな雰囲気に包まれます。
近年は結婚式のスタイルも多様化していて、子どもが生まれてから式を挙げるカップルも少なくありません。
「ウエディングドレスを着てみたかった」「チャペルでゲストに祝福されてみたかった」などの思いがあるカップルは、ぜひ今からでもファミリー婚ですてきな式を挙げましょう。
結婚式場探しに不安がある、結婚準備の進め方に迷っているというカップルは、ぜひお気軽にOtokuconまでご相談ください。
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