結婚式の緊張を和らげるための5つのコツを徹底解説
「楽しみにしていたはずなのに、緊張し過ぎてつらい」と感じる新郎・新婦は少なくありません。
結婚式で緊張してしまうのは、この日が一生に一度の晴れの日であるためです。
新郎・新婦は、主役だからこその緊張やプレッシャーまでしっかりと楽しみましょう。
結婚式で緊張してしまう理由や緊張しがちな場面、さらには結婚式の緊張を和らげる「5つのコツ」をご紹介します。
結婚式で緊張するのは当然
心臓が強いの人でも、「結婚式は緊張した」などと口にすることがあります。
楽しみにしていたはずの結婚式で緊張してしまうのは、なぜなのでしょうか?
「絶対に失敗したくない!」と思ってしまうため
人は、「絶対に失敗できないとき」「完璧が求められるとき」に緊張しやすくなります。
結婚式で緊張してしまうのは、「失敗したくない!」「最高の式にしたい!」という思い入れが強いためです。
式場選びを含めると、結婚式準備のために1年近くかけるカップル は少なくありません。
準備にかかった手間・コスト・時間を考えれば、「絶対に結婚式を成功させなければ」というプレッシャーが大きいのは当然です。
初めての体験であるため
「結婚式の主役になった経験がない」ということも、新郎・新婦の緊張を助長します。
人は、未経験の物事には身構えてしまいがちです。
結婚式での立ち居振る舞いから話し方まで「うまくできるだろうか」と不安になって、緊張してしまいます。
ウエディングドレスを着ること・タキシードを着ること・チャペルで式を挙げること・高砂に座って主役になることなど、結婚式は、日常生活では体験することのない「初めて」がたくさんあります。
一瞬たりとも気が抜けないことから、緊張がなかなかほぐれません。
人の視線が集まるため
結婚式の規模にもよりますが、結婚式に招くゲストの平均人数は「40~60人程度」といわれます。
すなわち結婚式や披露宴では、何十人ものゲストの視線が新郎・新婦に集中するということです。
「見られている」というプレッシャーが、緊張を引き起こすこともあります。
イレギュラーな事態で不安になることも
入念に結婚式の準備を行っても、イレギュラーな事態が発生する可能性はゼロではありません。
天候や式場の都合・そのほかやむを得ない事情により、プログラムの変更を余儀なくされることがあります。
不測の事態が発生すると、リハーサルの経験が役立ちません。
「大丈夫かな」「うまくいくかな」など、次々とネガティブなイメージが湧いてきて、緊張が高まってしまいます。
結婚式で緊張しがちな場面
「結婚式のクライマックス」ともいえる場面では、新郎・新婦の緊張がより一層強まります。
結婚式で緊張しがちな場面を見ていきましょう。
新郎・新婦で歩くとき
チャペルでのバージンロードや披露宴の入場、キャンドルサービスなど、結婚式では、新郎・新婦が歩くシーンがたくさんあります。
視線を浴びながら歩くことに、緊張を感じるカップルが多いようです。
特に新婦は動きにくいドレスを着用している上、バージンロードでは「ウエディングステップ」と呼ばれる特殊な歩き方も覚えなければなりません。
ただ歩くだけでもハードルは高く、「きれいに歩けているかな」と足が震える人もいるようです。
指輪交換から誓いのキスまで
指輪交換から誓いのキスまでの一連の流れは、結婚式のクライマックスともいえます。
人々の視線が集中するのはもちろん、失敗できないプレッシャーが大きくのしかかってくるでしょう。
結婚式で特に平常心を意識したいのが、指輪交換のときです。
緊張し過ぎると、手が震えて指輪を落としたり、指輪をはめられなくなったりする恐れがあります。
大切な場面だからこそ意識し過ぎず、いつもどおりを心掛けることが大切です。
新郎のあいさつ
新郎の謝辞は、披露宴を締めくくるのに重要です。
時間は3分程度と わずかですが、結婚式・披露宴の総括として、しっかりとしたスピーチが求められます。
「何を話したらよいのだろう」とプレッシャーを感じる新郎は少なくありません。
新郎のあいさつで注意したいのが、ネットや本のテンプレートをそのまま利用しないことです。
型にはまったスピーチは聞き流されやすく、ゲストの心に刺さりません。
スピーチに手抜きしたことがバレると、焦りと羞恥心で緊張がより一層高まってしまいます。
新婦の手紙
新婦の手紙は、結婚式における感動シーンの一つです。
ゲストからの視線はもちろん、人前でプライベート風の手紙を読むことも緊張につながります。
結婚式にゲストとして参列したとき、「新婦の声が震えていた」という経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
また新婦の手紙では、涙があふれて手紙を読めなくなる人も多いようです。
両親への思いの強さが涙につながるためですが、結婚式で感情が高ぶっていることも無関係ではありません。
新婦の手紙では、「泣くかもしれない」と考えて準備をしておくのがおすすめです。
あらかじめ、新郎やウエディングプランナーにフォローをお願いしておきましょう。
結婚式の緊張を和らげるためのコツ
結婚式の緊張が仕方ないとはいえ、緊張による失敗は避けたいところです。
結婚式で緊張してしまったときに試したい、緊張を和らげる「5つのコツ」を紹介します。
シミュレーションをしっかりしておく
何ごとでも、準備不足が緊張につながるケースは少なくありません。
緊張しやすい人・あがり症の人は、式の進行をしっかりと確認したりスピーチの練習を何度も繰り返したりしておくのがおすすめです。
「きちんと準備した」という自信が、緊張を和らげてくれます。
緊張を口に出す
結婚式は2人のための式です。
緊張を感じたら、パートナーに「緊張するね」と声をかけてみましょう。
お互いに緊張を認め合うことで、「自分だけではない」という安心感を得られます。
またゲストの前で話さなければならないときは、「すごく緊張しています」と一言伝えてみましょう。
緊張を口に出せば、場の空気も和みます。
気持ちを吐き出したことで緊張が落ち着けば、スピーチや手紙に集中しやすくなるでしょう。
深呼吸する
緊張すると、呼吸が浅くなりやすいといわれています。
緊張を感じたときは、お腹を膨らませるイメージで深く呼吸してください。
体と心は密接につながっており、体の緊張をほぐすことが心の緊張に効くこともあります。
特に深呼吸は、呼吸筋やのどの筋肉の緊張を和らげる効果が期待できるそうです。
スピーチやあいさつ・手紙朗読の前に行うと、声が震えたりかすれたりといった事態を防げるかもしれません。
リラックス効果が期待できるツボを押す
人間の体にはたくさんのツボがあり、ツボを刺激することでさまざまな効果が期待できるといわれています。
緊張でガチガチになってしまったときは、リラックスしやすくなるといわれるツボを押してみましょう。
緊張しているときによいといわれるのは、手の平の中央にある「労宮(ろうきゅう)」と手の平と手首の境目にある「大陵(だいりょう)」 というツボです。
特に労宮は心臓に関係するツボといわれており、即効性が期待できます。
場所は、中指を折りたたんだときに、先端が当たる辺りです。
緊張を感じたら、強い力でグッと押してみてください。
「楽しもう!」というマインドを持つ
結婚式で大切なのは、「うまくこなすこと」「つつがなく終わらせること」ではありません。
1番大切なのは、2人が楽しい時間を過ごすこと。
少しのミスや間違いも、笑ってやり過ごせば大丈夫です。
ハプニングもよい思い出になると考えて、いつもどおりに過ごしてください。
「結婚式を成功させなければ」から「結婚式を楽しむ!」というマインドに切り替えると、緊張している自分たちの姿を客観的に楽しめるようになります。
結婚式は緊張も含めて楽しもう【まとめ】
結婚式で緊張するかもしれないという人は、事前準備をしっかりと行っておくと不安要素を減らせます。
またパートナーと緊張について話し合ったり、深呼吸やツボ押しを試したりしてみるのもおすすめです。
結婚式で感じられる緊張は、一生に1度しかありません。
「嫌だな」「つらいな」などと思わずに、緊張も含めて結婚式をポジティブに楽しみましょう。
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