結婚に反対されたらどうする?対処方法を詳しく紹介
好きな人との結婚を反対されると、怒りや悲しみが湧いてきてしまうかもしれません。
そんなときは、「どうして結婚を認めてくれないの?」と自暴自棄になるのではなく、親の理解を得るために動いてみましょう。
本記事では、「結婚に反対される理由や対処法」、さらには「どうしても認めてもらえないときにすべきこと」をご紹介します。
結婚に反対される理由
親が結婚に反対するのは、結婚後の生活に不安がある場合です。
どのようなケースで反対を受けやすいのか、詳しく見ていきましょう。
1. 経済面での不安がある
親が反対するのは、相手が「定職に就いてない」「非正規」「借金がある」などのケースです。
親は、生活を維持したり子どもを育てたりするためにお金がかかることをよく知っています。
そのため、経済的な不安がある状態だと、結婚を素直に祝福できないことがあります。
生活基盤が整わない状態で結婚したいと伝えても、親の理解を得るのは難しいでしょう。
2. 態度や外見に不満がある
相手の見た目がだらしない・言葉づかいが悪い・非常識な態度を取ったなどがあれば、結婚を伝えてもよい顔はされません。
過去にお気に入りのボーイフレンド・ガールフレンドがいた場合、「あの子の方がよかったのに」などと言われるケースもあるようです。
3. 年齢が離れている
2人の年齢が離れている場合も、親の反対を受けやすくなります。
「今はいいけれど、年を取ったら苦労するのでは」「価値観が合わなくてすぐに別れてしまうのでは」と、不安を感じることもあるでしょう。
特に反対されやすいのは、2人の年齢が10以上も離れているケースです。
自分たちの年に近い相手だと、性格や職業がよくても心情的に許せないというケースがあります。
4. 結婚までが早すぎる
付き合った期間が短すぎる場合、親は「回りが見えなくなっているのでは」と不安になります。
お互いを理解しないままに結婚すれば、すぐに別れてしまうかもしれません。
結婚したいと伝えても、「もう少し長く付き合ってから考えたら」「まだ早すぎる」と言われることが多いでしょう。
5. 価値観や環境の違いが大きい
相手との家格や育ってきた環境が異なる場合、親が価値観の違いを気にするケースもあります。
結婚後の苦労が多いのではと思われる場合、親は結婚を認めません。
また、相手がバツイチだったり子どもがいたりする場合も、親はすんなりと「結婚を認める」とは言いにくいでしょう。
結婚を反対されたときの対処法
親に結婚を反対されたときは、まず話し合うことが必要です。
反対を受けたからといって怒ったり関係を断ったりすることは控えましょう。
結婚を反対されたとき、2人がすべきことを紹介します。
1. 「なぜ反対なのか」を聞き出す
まずはなぜ親が結婚を反対しているのかを明確にしましょう。
表向きは「印象が悪い」「人間的に合わない」などと言っている場合でも、裏には他の理由が隠れているケースもあります。
じっくり話し合って、親の本音を聞き出してください。
親が結婚を反対する具体的な理由が分からないままでは、どのように対処すればよいか分かりません。
キツい言葉を言われてもカッとせず、冷静に話し合うことが大切です。
2. 親の不安解消につながる具体策を考える
親が結婚を反対する理由が分かったら、2人で「不安を解消するためにどうすべきか」を話し合います。
例えば経済面の不安から結婚を反対されている場合は、「正社員になる」「より給料の高い職に転職する」といった目標を設定します。
こうした具体的な目標が実現に近づけば近づくほど、説得力は増すでしょう。
一方、現状を変えるつもりがないのであれば、具体的な将来計画を提示する方法もあります。
現在の2人でも十分に生活していけるという根拠があれば、親の態度を軟化できるかもしれません。
堅実に暮らしていけるのか・子どもができたらどうするのかなどを具体的に示し、「2人が結婚を甘く見ていないこと」を理解してもらいましょう。
3. 他の家族や親族に味方になってもらう
親が結婚を反対している理由が「相手との格差」「相手との環境の違い」などの場合、努力して改めるのは難しくなります。
他の家族や親族に頼み、説得の応援をしてもらいましょう。
親が頑なになっている場合、当事者が何を言っても聞いてもらえないことが多いようです。
第三者から客観的なアドバイスとして意見してもらう方が、有効なケースがあります。
味方になってもらう人を選ぶポイントは、「親と同世代か親より年上」「親戚の中でも発言力が強い人」です。
対等または目上の相手からの意見は、親も無視できません。
結婚賛成の意見を伝えてもらうことで、親の了承を得やすくなります。
どうしても結婚を認めてもらえないときにすべきこと
話し合ったり説得したりしても、親の了承を得られないケースもあります。
万策尽きたとみられるとき、何をすべきなのでしょうか。
どうしても親が結婚を認めてくれないときにすべきことを紹介します。
1. 時間をかけて打ち解けてもらう
親と相手との接触回数を増やし、相手への理解を深めてもらいましょう。
相手の人となりや考え方を知ることで、親の不安も取り除かれていくはずです。
注意点は、この時点では結婚式や結婚後の予定を立てないこと。
親に認められていない状態で結婚の話を進めると、親からの印象がさらに悪くなってしまいます。
親が賛成してくれるまでは、結婚の話はいったんストップしておきましょう。
2. 「結婚したい」と言い続ける
どれほど努力しても結婚を認めてもらえないときは、「絶対に結婚する」と意思表示をし続けることが有効なケースもあります。
2人の意志が固いことを知れば、親の気持ちも容認の方向に傾いていくかもしれません。
「結婚をあきらめない」と伝えるときに気を付けたいのは、「親は関係ない」「縁を切っても構わない」などとは決して言わないことです。
不用意な一言で、親の態度がより一層硬化する可能性があります。
これまで大切に育ててくれた親との絆は、結婚してからも大切にしたいもの。
話し合いでは、常に冷静かつ客観的な視点を忘れず、真摯に説得を試みてください。
少しでも印象よく!「この人となら大丈夫」と思わせるためのポイント
親に結婚を反対された場合は、我が子の結婚相手にふさわしいと思ってもらうことが必要です。
再度話し合いや挨拶に行くときは、身だしなみや態度・マナーについてこれまで以上に配慮しましょう。
結婚を反対された後、「親に会うときのポイント」をご紹介します。
1. 見た目の清潔感は必須
印象がよい人は、清潔感があります。
少しでも見た目を整えられるよう、親と会うときはさっぱりとした髪型・服装にまとめましょう。
男性はヒゲをきれいに剃って、髪型を整えます。
散髪し、顔周りをすっきりとさせてください。
服装は、普段着ではなくスーツがマストです。
女性の場合、ヘアメイクはナチュラル系を意識して作り込みすぎないようにしましょう。
派手な髪色や長すぎるネイルに苦手意識を持つ親もいます。
挨拶のときだけでも、色を落としたり切ったりするのがおすすめです。
洋服はフェミニンなワンピースやすっきりとしたスーツできれいめにまとめましょう。
2. 笑顔で明るくハキハキ話す
無表情でボソボソ話す人は、暗くてとっつきにくい印象です。
相手の親に話し掛けるときは、明るい笑顔を心掛けましょう。
注意点は、「反対されている……」などと緊張しすぎないことです。
緊張すると表情が固くなったり目線を避けてしまったりして、よい印象を与えにくくなります。
相手の親に会うときは「これから時間をかけて理解してもらえばいい」「マイナスの印象から始まれば、あとはプラスになるだけ」など、ポジティブに考えることが大切です。
いつもどおりの自分を見せた方が、相手からの好感を得やすくなるでしょう。
3. 礼儀は重要
相手の親に会ったときは、必ず自分から大きな声で挨拶しましょう。
「今日はお時間を作っていただき、ありがとうございました」「お時間を頂戴しまして、ありがとうございます」など伝えると好印象です。
万が一、相手の態度が軟化しないときも、ガッカリした態度・不遜な態度にならないよう注意しましょう。
「後日また改めて、ご挨拶させてください。」などと伝え、退出してください。
結婚に反対されたらどうする?対処方法を詳しく紹介【まとめ】
結婚に反対されたら、まずは話し合いで真摯な気持ちを伝えよう!
結婚に反対されたら、まずは「なぜ反対されているのか」を明確にすることが必要です。
理由が判明したら、2人にできる対策を話し合いましょう。
親が結婚を反対するときは、2人の将来に不安があるケースがほとんどです。
親の不安を解消することが、結婚への近道となります。
晴れて親からの賛成を得られたら、次は結婚式について考えなければなりません。
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