節約できちゃう!プロフィールムービーを自分で作るメリット!
結婚式ではプロフィールムービーで「新郎・新婦の紹介」をするのが一般的です。
作成には費用がかかるため、自分で作る人もいます。
プロフィールムービーを自作する「デメリット」、「作成に必要なもの」、「自分で作成できない場合」の対処方法などについて紹介します。
自分で作るか迷っている場合は参考にしてみてください。
プロフィールムービーを自分で作るデメリット
プロフィールムービーを自分で作る場合は、「デメリット」を十分に理解しておきましょう。
デメリットを紹介します。
作成に時間と労力がかかる
プロフィールムービーを自分で作る最大のデメリットは、時間や労力がかかることです。
結婚式前は何かと準備が忙しく、休日は打ち合わせなどで自分の時間を確保することが難しいでしょう。
そのため、平日仕事の後に作成しなければならず、時間も体力も奪われてしまいます。
素人感が強い作品になってしまう
プロフィールムービーの作成には高度な編集技術が必要です。
ご自分が映像クリエイターなどの職業であれば自作をおすすめしますが、そうでなければプロレベルのプロフィールムービーは作成できないと思っておきましょう。
自作で素人っぽい感じを出し、より和やかな結婚式にしたいという方はご自分で作成して問題ありません。
結婚式までに十分な時間がなく、編集技術を磨くのが難しい場合は、満足のいかない作品になってしまう可能性があるので注意しましょう。
市販のBGMを使う場合は複製権の申請が必要
プロフィールムービーに欠かせないのがBGMです。
しかし、市販のBGMは許可なく勝手に使うことができません。
BGMには複製権があるためです。
複製権とは、CDや配信音源などをDVDにコピーして利用する権利のことで、プロフィールムービーでBGMを使う場合はJASRACへの申請が必要です。
また、音源の権利者であるレコード会社にも許諾を得なくてはなりません。
申請はオンラインでも可能ですが、手間がかかるうえに承諾までに時間がかかります。
承諾を待つ間に結婚式当日になってしまったということがないよう気をつけましょう。
また、手続きが面倒だからという理由で申請せず無断で音楽を使用すると、著作権法違反で罰せられることもありえます。注意しましょう。
結婚式場に持ち込み料を払うケースがある
プロフィールムービーは結婚式場に依頼して作成してもらうこともできます。
しかし、自作のプロフィールムービーを持ち込む場合は、式場とは無関係のものを持ち込むと判断され、持ち込み料を請求されるケースがあります。
せっかく自作しても持ち込むのに費用がかかります。
とにかく自作がお得とは言い切れません。
プロフィールムービーを自作する前に、持ち込み料の有無について事前に式場に確認しておきましょう。
プロフィールムービーを自分で作るときの準備
プロフィールムービーを「自分で作るときの準備や流れ」を紹介します。
構成を決める
プロフィールムービーの構成は自由ですが、多くは次の「4つ」のパートで構成します。
パート | プロフィールムービーに含む内容 |
---|---|
オープニング | ・カウントダウン・5秒程度の黒画面 ・導入 ・タイトル ・オープニングメッセージ |
新郎新婦の生い立ち | ・新郎の自己紹介 ・誕生から現在までの新郎の生い立ち ・新婦の自己紹介 ・誕生から現在までの新婦の生い立ち |
新郎新婦の思い出 | ・2人の出会い ・お互いの第一印象 ・デートや旅行などの思い出 ・プロポーズ日の写真と場所 ・両親へのあいさつ、顔合わせの写真 ・入籍の写真 |
エンディング | ・これからの抱負 ・ゲストや両親への感謝メッセージ ・エンディング |
素材を準備する
おおまかな構成が決まったら、次は以下の「3つの素材選び」です。
- 写真
- BGM
- コメント
プロフィールムービーの一般的な「長さは7分間程度」で、必要な写真は「50枚程度」が目安です。
これまでの写真を見返すだけでも時間がかかり、2人の意見を合わせて選ぶのは楽しい反面大変さもあります。
BGMは2人の思い出を選曲しますが、なかなか意見が合わない、パートにマッチする最適な曲が見つからないなど、スムーズに進まないこともあるでしょう。
また、先述したとおり複製権の申請が必要となるので、余裕を持った準備が大切です。
コメントはプロフィールムービーの内容をよりわかりやすく、楽しく見せるため欠かせないものです。
ありきたりなコメントではなく、2人で考えた思いの伝わるコメントを載せましょう。
パソコンと編集ソフトを準備する
プロフィールムービーを「自作する際に必要なアイテム」には以下のようなものがあります。
- パソコン(動画再生機能、DVDにコピーする機能があるもの)
- 動画編集ソフト
- 写真をパソコンに取り込むスキャナー
- DVDディスク
- USBメモリ(DVDのバックアップ用)
上記の中で選ぶのが難しいのが動画編集ソフトです。
「無料のソフト」の一例を紹介します。
- iMovie
- Windowsムービーメーカー
- Microsoftフォト
- AviUtl
無料のソフトは機能が少なく、やや使いづらいので思うように作業が進まない可能性があります。
一方、「有料ソフト」には以下のようなものがあります。
- Power Director
- Adobe Premiere
- AfterEffects
- Filmora
- デジカメde!!ムービーシアター Wedding
有料ソフトは費用がかかりますが、自由度が高く高性能なのでクオリティの高いプロフィールムービーに仕上がります。
ただし、使い慣れるまでには時間がかかるので、式までの時間が少ない場合は避けたほうがよいでしょう。
ソフトで編集する
ここまで準備ができたら、あとはソフトで編集するだけです。
しかし、使い慣れないソフトで写真や動画、BGMやコメントなどを挿入したり、装飾をするのは骨が折れる作業になるかもしれません。
プロフィールムービーの作成に追い込まれてしまうと心に余裕がなくなり、結婚式当日までの時間が辛いものになってしまいます。
準備の段階で「自作は無理かも」と思ったら、無理せず早めに他の方法を検討しましょう。
プロフィールムービーを自分で作るのが難しい場合は?
プロフィールムービーを自分で作るのが難しい場合の「選択肢は3つ」あります。
1. 友人に依頼する
親しい友人に依頼する方法もあります。
特に新郎新婦共通の友人に依頼すると安心して任せることができるでしょう。
しかし、自作で苦労することを友人にお願いするので、少なからず負担になることは間違いありません。
親しい間柄だからこそ頼まれたら断りにくく、内心断りたくても断れない友人もいるでしょう。
もし友人に依頼する場合はこのことを十分に考慮した上で、無理のない範囲でお願いしましょう。
また、引き受けてくれた際は何らかのお礼と、感謝の言葉を伝えましょう。
2. クラウドソーシングサイトなどで依頼する
今はクラウドソーシングサイトでプロフィールムービーを依頼することも可能です。
ただし、それなりの費用がかかることと、誰にお願いするかによってクオリティが全く異なることに注意しましょう。
また、仕上がりに納得できない場合に修正対応が可能かなど、アフターサービスについても確認して利用することが大切です。
3. 思い切ってプロに依頼する
節約を目的にプロフィールムービーの自作を考えた場合でも、結果的にプロに依頼したという人も少なくありません。
なぜなら、費用をかけるだけの価値があると判断したからです。
自作の手間を考えたらプロに任せるほうが安いかもしれないと考える人もおり、質の高い仕上がりで満足度も高くなるでしょう。
プロフィールムービーの作成は自作以外の選択肢もあるので、ご自分にとって最もメリットのある方法を選ぶことをおすすめします。
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