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ガーデンウエディングとは?メリット・デメリットを徹底解説

記事公開日:2022.12.20 / 最終更新日:2024.09.09
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ガーデンウエディングとは?メリット・デメリットを徹底解説

ガーデンウエディングは、庭園やテラス・屋上などで行われる開放的なウエディングセレモニーのこと。

自然光の下、アットホームな雰囲気を楽しめると人気を集めています。

「一生の思い出に残る結婚式をしたい」「ありきたりな結婚式はつまらない」というカップルは、ぜひウエディングスタイルの選択肢に含めましょう。

本記事では、ガーデンウエディングの概要やメリット・デメリットについて詳しくご紹介します。

 

ガーデンウエディングってどんなサービス?

ガーデンウエディングってどんなサービス?

コロナ禍によって密が避けられる中、注目を集めるのが「ガーデンウエディング」。

「ガーデンウエディングってどんな感じなの?」というカップルは、まずガーデンウエディングの概要をチェックしてみましょう。

 

屋外で行うウエディングセレモニー

屋外で行うウエディングセレモニー

ガーデンウエディングとは、屋外で行われるウエディングセレモニーです。

会場となるのは、式場付属の「庭園」や「テラス」など。

セレモニーのスタイルに決まりはなく、式の間中ずっと屋外で過ごすパターンもあれば、一定時間を過ごしたら中に入るパターンもあります。

食事はビュッフェ形式が一般的ですが、屋外にテーブルを並べてフルコースを提供するスタイルも人気です。

自然光と美しい緑の中で行われるセレモニーは、外国映画のワンシーンのようにロマンティック。

屋内で行われるウエディングセレモニーと違った趣を楽しめるため、「自分たちらしい結婚式を挙げたい」「ありきたりではない式にしたい」というカップルから人気があります。

 

季節によって魅力はさまざま

季節によって魅力はさまざま

一口に「ガーデンウエディング」といっても、季節によって挙式のスタイルは異なります。

四季折々のガーデンウエディングを見ていきましょう。

 

ガーデンウエディングにぴったりな春・秋

ガーデンウエディングの人気が最も高まるのは、「過ごしやすい春や秋」。

春は緑や花々の見ごたえがあり、屋外のメリットを最大限に享受できます。

気温などもちょうどよく、明るく爽やかなセレモニーとなるでしょう。

一方秋は、紅葉や柔らかな木漏れ日を楽しめる季節です。

秋の花々も美しく、しっとりと落ち着いた、エレガントなセレモニーとなります。

 

暑さ・寒さ対策が必要な夏・冬

暑さ・寒さ対策が必要な夏・冬

春や秋に対して、夏・冬はガーデンウエディングに「不向きとされるシーズン」です。

しかし夏は、暑気が落ち着く夕方以降にセレモニーを開始するカップルがたくさん。

庭園にはキャンドルやライトが灯り、夏の夜ならではのロマンティックなムードを楽しめます。

また冬も、屋外用のヒーターを設置している施設ならガーデンウエディングが可能です。

冬ならではの暖かみのあるデコレーションで、シーズンムードたっぷりなセレモニーを満喫できます。

屋外ということがデメリットになりがちな夏・冬にガーデンウエディングを行うメリットは、「オフシーズン」割引が適用されること。

式場によっては大幅なオフもあり得るため、「お得にガーデンウエディングを挙げたい」というカップルは選択肢のひとつとして検討してはいかがでしょうか。

 

費用相場はやや割高

費用相場はやや割高

利用する式場やゲスト数・料理などにもよりますが、ガーデンウエディングは屋内のウエディングよりもやや割高になる傾向です。

理由としては、ガーデンウエディングならではの演出コストがかさむこと、屋内会場も押さえる場合、両方の場所代がかかることなどが挙げられます。

またガーデンウエディングの会場は、屋内会場のように複数の選択肢がありません。

ゲストの多少にかかわらず同じ場所代がかかるため、コストを割高に感じやすくなります。

 

ガーデンウエディングのメリット

ガーデンウエディングのメリット

ガーデンウエディングのメリットは、屋内セレモニーにはない開放感や、ゲストとの距離の近さです。

「ガーデンウエディングをやってよかった!」と多くのカップルが満足する、ポイントをご紹介します。

 

1. コーディネートの自由度が高い

1. コーディネートの自由度が高い

ガーデンウエディングの場合、屋内ウエディングのような制限はごくわずかです。

テーブル・イスの配置から会場全体のレイアウトまで、新郎・新婦の好みや主張を反映させやすいでしょう。

またガーデンウエディングなら、会場の飾り付けや演出も自由自在です。

外国映画ではおなじみの「バルーンリリース」や、みんなでシャボン玉を飛ばしてお祝いする「バブルシャワー」なども、ガーデンウエディングなら楽しく実施できます。

 

2. カジュアルな雰囲気

ガーデンウエディングでは、屋内のセレモニーのような高砂席を設けないのが一般的です。

ゲストと新郎・新婦の距離が近く、親しい人たちとゆっくり会話を楽しめます。

会場全体がアットホームなムードに包まれやすく、一般的なウエディングセレモニーとは一味違う感動を味わえます。

また自由に話したり食べたりできるガーデンウエディングは、ゲストにとっても気楽です。

じっと黙ってイスに座っている必要がなく、それぞれに楽しい時間を過ごしてもらえます。

 

3. ウエディングフォトがきれい

3. ウエディングフォトがきれい

自然豊かなロケーションで行われるガーデンウエディングは、ウエディングフォトの仕上がりがきれいなのもうれしいポイント。

晴れていれば太陽光に照らされ、ナチュラルで生き生きとした2人の姿を残せるでしょう。

また式場によっては、きれいな花やハッピーなオブジェなどを配置したフォトスポットを設けているケースもあります。

花や緑の鮮やかなカラーに新郎・新婦の白い衣装がよく映え、2人史上最高の写真が期待できるかもしれません。

ガーデンウエディングのデメリット

ガーデンウエディングのデメリット

ガーデンウエディングは、「屋外」という点がデメリットになってしまうこともあります。

ガーデンウエディングを検討しているカップルが知っておくべき、屋外ならではの注意点をご紹介します。

 

1. 天候にドキドキさせられる

ガーデンウエディングの成否を左右するといっても過言ではないのが、セレモニー当日の天候です。

ベストは雲一つない快晴ですが、梅雨時などは難しいかもしれません。

ガーデンウエディング当日まで、天気予報をチェックしながらやきもきすることとなるでしょう。

また当日晴れていたとしても、途中でにわか雨が降ったり強風が吹いたりといった天候の変化もあり得ます。

季節や天候の状況によっては、式が始まってからもドキドキすることになるかもしれません。

ガーデンウエディングの悩みのタネである「天候リスク」。

これを下げるなら、「セレモニーの一部のみ屋外で行う」「一定時間がたったら会場を中に移す」などのスタイルを検討するのがベターです。

どうしても屋外でセレモニーを行いたい場合でも、屋内の式場を押さえた上で準備を進めていきましょう

 

「絶対ガーデンウエディング!」という場合は「全天候型」を

「絶対ガーデンウエディング!」という場合は「全天候型」を

屋外・自然光でのセレモニーにこだわりたいカップルは、「全天候型」の式場を検討してください。

全天候型とは、会場の全面がガラス張りになっている会場のこと。

晴れていれば自然光がたっぷりと入り、屋外にいるかのような開放感があります。

全天候型の会場なら雨天でも濡れる心配はなく、天気予報に一喜一憂する必要がありません。

ゲストも冷暖房完備で快適に過ごしやすく、季節や天候を気にせずに済むのは大きなメリットです。

 

2. ゲストに負担をかけやすい

2. ゲストに負担をかけやすい

屋外のセレモニーだと、ゲストもコーディネートに迷いやすくなります。

当日の服装選びの難易度が上がるため、「晴れバージョン」「雨バージョン」の二つを考えるゲストも多いようです。

また式当日が晴れだったとしても、季節によっては温度調節の準備が必要となります。

日射しがきつい季節なら日焼け対策・暑さ対策、寒い季節なら防寒対策…と、式に参列するハードルが上がるでしょう。

 

新郎・新婦側でゲストにしっかり配慮しよう

新郎・新婦側でゲストにしっかり配慮しよう

ガーデンウエディングを選択する場合は、招待状に「カジュアルな服装で」と記載しておきましょう。

ドレスコードをゆるくすれば、当日のコーディネートの選択肢も広がります。

暑さや寒さにそなえやすく、ゲストも参列しやすくなるはずです。

またゲストが立ちっぱなしにならないよう、会場にはイスを多めに配置するのがおすすめ。

寒い季節はブランケットやカイロ、暑い季節はうちわや冷却グッズ・ボディシートなどを用意しておくと、ゲストの負担を減らせます。

 

【ガーデンウエディングとは?メリット・デメリットを徹底解説 まとめ】

「ガーデンウエディングで心に残るセレモニーを」 ガーデンウエディングは、屋内会場では味わえない開放感が魅力です。

気の置けない仲間たちと楽しく盛り上がりやすく、忘れられない結婚式となるでしょう。

注意点は、悪天候時のそなえをきちんとしておくことや、参加するゲストへの配慮を忘れないこと

屋外がメリットにもデメリットにもなることを理解して、全ての人が心から楽しめる空間作り・演出を心がけましょう。

ガーデンウエディングで、一生に1度の大切な日を素晴らしいものにしてくださいね。

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