フォトジェニックなチュール高砂

ふわふわな見た目と柔らかな印象で女性のかわいらしさを引き立ててくれる、フォトジェニックなチュール高砂ですが、どんな感じのものが自分に合うのか、悩む部分はたくさんありますね。
そんなチュール高砂のお悩みを解決すべく、コーディネートのポイントを2つにまとめていきますので参考にしてください。

ポイント1『ボリューム』

チュール高砂で一番印象に残る部分でもあるボリュームですが、闇雲にとにかくふわふわでボリューミーにすればＯＫというわけではありません。
全体の印象を考えたボリュームにおさめないと、やたらと浮いて見えてしまいます。
ボリュームについて考えるには、式場・会場との相性とドレスとの相性が重要です。
式場・会場が屋外または新郎新婦さんの背景に大きな窓がある場合について、屋外は視覚的に様々な情報が飛び込んでくるので、チュールのボリュームはたっぷりフワフワにした方がgoodです。
式場・会場が屋内で場内がブラウンやグリーンなどのアースカラーを基調としている場合は、逆にあまりボリュームたっぷりにしすぎると浮いてしまうので注意が必要です。
ボリュームをおさえるテクニックとして、透け感の大きなオーガンジーを使うなんてのもありです。
最後は屋内で場内が白を基調としているパターンですが、ボリュームたっぷりでも控えめでも、どちらでもＯＫです。
選択肢が広いので、自分の好きなコーディネートができますね。

ドレスとの相性

続いてはドレスとの相性ですが、上半身のドレスを基準に考えることで失敗を減らせます。
ドレスとの相性高砂なので、基本は新郎新婦さんは着座しています。
ドレスを着て、着座した状態で違和感の無いよう気をつけましょう。
ドレスとの相性上半身のドレスがシンプル傾向な場合は、あまり横方向にボリュームを持ってくると不自然になるので、縦方法への流れを意識したリボンやチュールの使い方がベターです。
ドレスとの相性縦方法に流れるように植物をテーブルコーディネートするのも良いですね。

ポイント2『カラー』

ポイント2のカラーについてですが、まず私の失敗談をご紹介します。
元々グリーン系のオーガンジーをベースにしたテーブルコーディネートをやってみたかったので、自作する為に淡いグリーンのオーガンジー生地を7ｍほど購入して、ドレスとの色あわせに向かいました。
1着目は白のドレスなので問題なく合わせられそうでしたが、2着目に着るピンクとイエローのドレスと合わせると問題が発覚しました。
ドレス単体で着ている分には違和感は無いのですが、ピンク・イエロー・グリーンと色が混じると、ゴチャゴチャ感が出てしまい、グリーンのオーガンジーは使いませんでした。
最終的には裏地として淡いピンクの生地を使い、表面は白のオーガンジーで2枚重ねて使いました。
何を言いたいかといいますと、大量の生地を買う前にメインにしようとしている色の見本を持ってドレスと合わせてみた方がいいです。
本題ですが私の経験上、ドレスのカラーと同系統で色のトーンを落としたものが無難なコーディネートです。
使いたい色がある場合は、リボン等でさし色として使ったほうが全体をまとめやすくなります。
色のトーンを落とすコツとしては明度に変化をつける事です。
例えばイエローのカラードレスなら、明度を上げて淡い黄色（パステルイエロー）をベース色にしたり、明度を下げてベージュをベース色にするなどです。
簡単に色に変化をつけるなら、生地の2枚重ね使いもおすすめです。

ボリュームとカラーを引き立たせる裏技

最後にボリュームとカラーを引き立たせる裏技です。
ずばり、異素材を組み合わせることです。
布をベースにいろいろと考えて考えてきましたが、その中に少しだけ植物や小さなバルーンなど異素材を入れるとグっとコーディネートのレベルが上がりおすすめです。