結婚式を挙げない「ナシ婚」のメリット・デメリットとは?後悔するケースも紹介
結婚式を挙げるのが一般的とされていましたが、近年、結婚式を挙げない、いわゆる「ナシ婚」を選択するカップルもいます。
コロナ禍の影響でナシ婚を選んだカップルもいますし、結婚式にかかるはずだった費用を新婚旅行や新居の資金にするカップルもいて「ナシ婚」を選ぶ理由はさまざまです。
では「ナシ婚」にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
今回は結婚式を挙げるかどうか迷っている方のために「ナシ婚」のメリット・デメリットを紹介します。
ナシ婚を選択したものの、後悔してしまうケースも紹介しますので、結婚式をどうするか悩んでいる方は参考にしてください。
結婚式を挙げない「ナシ婚」のメリット
結婚観の多様化やコロナ禍の影響などで「ナシ婚」を選ぶカップルも増えてきています。
ナシ婚を選択すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、「4つのメリット」を紹介します。
1. 結婚にかかる出費が抑えられる
結婚式を挙げるとなると、挙式・披露宴・ウェディングパーティーなどに「100〜300万円」の費用がかかると言われています。
ご祝儀がもらえるものの、それでもかなりのお金が必要です。
近年では、家族婚や少人数婚を挙げる人も増えてきており、一人当たりにかかる費用を考えてもご祝儀だけで補うことは難しいでしょう。
結婚するだけで、新生活にたくさんの費用が必要になるなか「ナシ婚」を選択することで、結婚式にかかる出費をゼロにできるのは大きなメリットと言えるでしょう。
使わなかったお金を新生活に必要なインテリアの購入費用、新居の購入費用、新婚旅行に使えます。
「ナシ婚」を選択するカップルの中には、結婚式を行わずに、贅沢な旅行を計画するカップルも多いです。
2. 準備の時間や手間がかからない
結婚式を挙げることになると、準備にかなりの時間を要します。
「早い人では1年近く前から」準備をスタートさせますし、「遅くても半年前くらいから」準備が必要です。
- ゲストの決定
- 招待状の準備・発送
- 結婚式の食事
- プログラム内容の決定
- ペーパーアイテム
- 引き出物の用意
など、結婚式を挙げるためには、かなりの準備が必要になります。
またそれと並行して両家の顔合わせや新居探しなどもしなくてはなりません。
仕事をしながら、これらの準備に時間や手間がかかるのは、かなりの負担になります。
結婚式の準備中に喧嘩になってしまうカップルも少なくありません。
「ナシ婚」を選択すれば、準備にかかる時間や手間がないので、ストレスからも解放されます。
3. ゲスト選びに悩まなくていい
結婚式の披露宴に誰を呼ぶのかというのも、新郎新婦の頭を悩ませてしまうポイントの一つです。
たくさんの人にお祝いしてほしいところですが、人数が増えると費用も比例して増えます。
会社の上司や同僚をどこまで呼ぶのか、招待する友達としない友達の線引きをどうするのか、何年も会っていない親戚を呼ぶべきなのかなど、悩むポイントはたくさんあります。
招待するかしないかでその後の人間関係にも影響が出てしまうケースもあるので、慎重になって疲れてしまう人も多いです。
「ナシ婚」を選択すれば、そんなゲスト選びの悩みは一切ありません。
4. ゲストの負担が減る
結婚式で負担がかかるのは、新郎新婦だけではありません。
出席するゲストにも時間的・金銭的な負担をかけてしまいます。
もちろんお祝いの機会ですから、快く出席してくれる人がほとんどでしょうが、日程を調整してもらったり、遠方から来てもらったりと、申し訳ない気持ちになってしまう方も多いのではないでしょうか。
「ナシ婚」は結婚式を行わないわけですから、大切な方達に負担をかけるという心配もありません。
結婚式を挙げない「ナシ婚」のデメリット
メリットが多いように思える「ナシ婚」ですが、メリットがあれば当然デメリットもあります。
「ナシ婚」にしようと決めてしまう前に、どんなデメリットがあるのかも把握しておきましょう。
1. 家族や友人に感謝する機会を失う
結婚式は二人の結婚が結婚したことを伝えてお祝いしてもらう場ですが、その一方で家族や友人に普段は言えずにいる感謝を伝える場でもあります。
いつも感謝をしていたとしても、なかなか口にできない方も多いはずです。
結婚式はその感謝を改めて伝えるのに最適な機会です。
特に両親への手紙やギフトの贈呈などは、結婚式の見せ場の一つでしょう。
「ナシ婚」を選択すれば、そういった感謝を伝える機会を一つ失ってしまいます。
「いつもは言えずにいることも結婚式だから言えた」という人は多いです。
2. 結婚の記念が残らない
結婚式をしてもしなくても、結婚した事実は変わりません。
しかし、結婚式をするのとしないのでは、記念に残るものの数が違います。
結婚式での写真、当日に使ったウェルカムボードなどのアイテムなど、結婚式をすれば、たくさんの思い出が残ります。
最近はゲストと一緒に作り上げる記念品を用意するカップルも多いですが、それは結婚式を挙げたからこそ残る思い出です。
「ナシ婚」を選択すれば、準備にかかる時間も手間もありませんが、その代わり記念に残るものが少なくなります。
多少喧嘩をしても二人で結婚式の準備をした時間すらも思い出に残るものですが、「ナシ婚」はその思い出が残せません。
3. 結婚した実感が湧きにくい
結婚式という盛大で華やかな場所があるからこそ「結婚した」という実感を感じる人は多いです。
今まで別々に暮らしていた場合は、一緒に住み始めることで「結婚した」と実感するかもしれませんが、同棲生活が長かった場合、婚姻届を出しただけでこれまでと何も変わらないという人も少なくありません。
準備から時間をかけて、たくさんの人に祝福される場を設けるからこそ、結婚を実感できるケースは多いです。
「ナシ婚」の場合は、なかなか結婚した実感が湧かず、これまでの生活の延長になってしまう人もいます。
4. 個別で結婚の報告が必要
結婚式は結婚したことをお世話になっている人たちに報告する場です。
報告したい人たちにゲストに来てもらうので、基本的にその1日でまとめて報告ができます。
「ナシ婚」の場合は、お世話になっている人たちに、個別で報告するのが一般的です。
個別に時間をとって報告しなければなりませんし、お祝いをいただいた場合、その都度お返しを考えなくてはなりません。
結婚式を挙げるのは確かに準備や手間がかかりますが、一度に報告して、お祝いのお返しも「引き出物」という形で用意できるので、トータルで見ればかなり楽に済みます。
報告するタイミングがバラバラになり、お返しもそれぞれで考える必要もある「ナシ婚」は、意外と結婚式も準備と変わらないくらいの手間がかかってしまうことも理解しておきましょう。
結婚式を挙げないことで後悔するケース
結婚式を挙げない選択をしたカップルの中には、時間が経って後悔してしまう人も少なくありません。
後悔している人たちは、どんなことに後悔しているのでしょうか。
1. 両親に晴れ姿を見せられなかった
「いつかは娘・息子の晴れ姿を見たい」と思っている親は多いです。
結婚するときは「ナシ婚でいいや」と決断したものの、時間が経って親の気持ちがわかるようになり、「親に晴れ姿を見せてあげるべきだった」と後悔してしまうようです。
両親が年齢を重ねるとともに後悔したり、自分が子供を持ってから後悔してしまうことがあります。
2. ウェディングドレスを着たかった
時間が経って「あのときウェディングドレスを着ておけばよかった」と思う女性は多いようです。
結婚したときはなんとも思わなかったものの、友人の結婚式に出席してそう感じる人もいますし、時間が経って気持ちに変化が生まれる人もいます。
何歳になっても着れるものですが、いつでも着られるわけではないので、後悔の気持ちを持つ人が多いのでしょう。
3. 思い出が残せなかった
結婚式をすることで、形には残らない思い出もたくさん生まれます。
式場に入場するときの緊張感、家族に感謝を伝えた時間、友達と笑い合って撮った写真、余興や友人からの手紙など、どれも結婚式をしたからできる思い出です。
年齢を重ねて、そういった思い出がないことを寂しく思ってしまう人もいます。
また、自分自身の子供が大きくなって「ママとパパの結婚式はどんなふうだったの?」と聞かれた時に、結婚式の思い出がないことを後悔してしまう人もいます。
親族や友人と集まった時、周りには思い出話があるのに自分にはないと、「やっぱり結婚式をしておけばよかった」と思ってしまうようです。
結婚式を挙げない「ナシ婚」のメリット・デメリットとは?後悔するケースも紹介【まとめ】
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結婚式は一般的にかなりの費用が必要になります。
貯蓄が足りない、新婚旅行や新居の資金に使いたいなど、金銭的な理由で「ナシ婚」を選択しようとしている方も多いのではないでしょうか。
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結婚式をしなかったことに対する後悔は、時間とともに大きくなってしまうものです。
将来自分が後悔しないように、結婚式をするかどうかしっかり考えてみましょう。
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