南国の美しい自然と異文化を楽しめるハワイは、日本人が大好きなリゾート地の一つです。

カップルからの人気も高く、フォトウェディングのために日本から足を運ぶ人も少なくありません。

本記事では、ハワイでフォトウェディングを行う場合の「予算」や、おすすめの「フォトウェディングスポット」、さらにはハワイのフォトウェディングで「こだわりたいポイント」をご紹介します。

 

ハワイでのフォトウェディングに必要な費用

ハワイでフォトウェディングを希望する場合、サービス提供会社が用意しているプランから予算や条件に合うものを選ぶのが一般的です。

プランの内容や必要な費用について見ていきましょう。

 

ベーシックプラン

ベーシックプランは、必要最小限のサービスが含まれたプランです。

費用は会社や内容によって異なりますが、5～25万円がボリュームゾーンとなります。

ベーシックプランに含まれるのは、主に以下の項目です。

 

• 撮影代
• 衣装・小物・ブーケ代
• ヘアメイク代
• ホテルまでの送迎代
• 撮影データ代　など

 

ベーシックプランのメリットは、何といっても「安さ」にあります。

「結婚式らしい写真が撮れれば、細かいことにはこだわらない」というカップルはベーシックプランでも満足のいくウェディングフォトを撮影できるでしょう。

ただしベーシックプランの内容は、フォトウェディング会社によって異なります。

契約を結ぶ前にプラン内容を精査して、「理想のフォトウェディングを実現できるか」を話し合ってみてください。

 

オプションプラン

オプションプランは、ベーシックプランにロケーション撮影やオプションサービスをプラスするプランです。

どのようオプションをプラスするかにもよりますが、費用相場は15～30万円となります。

オプションとして追加できる項目、主に以下の通りです。

 

• 衣装・小物のアップグレード
• ロケーション撮影の追加
• 撮影データの追加
• 特殊な撮影方法（ドローン、夜など）
• データの早期納品　など

 

フォトウェディングにどのようなオプションをプラスするかは、2人で自由に決めて構いません。

フォトウェディングに求める条件に優先順位を付けて、絶対に譲れないポイントを明確にしましょう。

またせっかくハワイまで足を運ぶのであれば、写真の見栄えにもこだわりたいもの。

絶景スポット・人気スポットを調査して、希望のロケーション撮影に対応してくれる会社を選んでください。

 

渡航費・宿泊費・食事代

ハワイでフォトウェディングを挙げる際は、現地までの渡航費と滞在費が必要です。

為替レートやシーズンにもよりますが、1人あたりの費用は以下の通りとなります。

 

• 往復航空券代（燃油・諸税込み）：10万円～（オフシーズン）、20万円～（オンシーズン）
• 宿泊費（1泊）：約3万円～（三つ星クラスのホテル）
• 食事代（1日）：1万円～

 

ハワイの物価は非常に高く、日本の約2倍といわれています。

外食する場合、食事代に対し15～20％程度のチップも必要です。

食事の予算は、日本よりも多めに見積もっておきましょう。

なお日本国籍の人がビザなしでハワイに短期滞在するためには、「ESTA（エスタ）」の申請が必要です。

ハワイに渡航する前に、1人につき21USドルを支払っておかなければなりません。

 

ハワイでフォトウェディングを行うときの滞在日数

ハワイでのフォトウェディング費用に大きく関係するのが、滞在日数です。

なるべくコストを抑えたい場合でも、3泊5日は確保しましょう。

時差ボケの解消や観光を含めるなら、ギリギリのラインです。

ハワイでフォトウェディングを行う場合、滞在日数のおすすめは「5泊7日あるいは6泊8日」。

観光やショッピングの時間も確保しやすく、新婚旅行としてよい思い出になるでしょう。

フォトウェディングを3日目以降に設定すれば、時差ボケの影響を受けにくくなるはずです。

 

ハワイでおすすめのフォトウェディングスポット5選

理想のハワイフォトを希望するなら、事前の下調べは必須です。

フォトウェディングにおすすめの、「映えるフォトスポット」をご紹介します。

 

「【重要】フォトウェディングはロケーションプランが魅力的！おすすめは？」
⇒　ご覧ください。

 

マジックアイランド

マジックアイランドは、アラモアナビーチパーク内にある人工の半島です。

ワイキキ中心部から車で約10分の距離なので、移動に時間をかけたくないカップルにおすすめできます。

マジックアイランドの魅力は、ダイヤモンドヘッド＆美しいビーチを1枚のフレームに納められること。

どの時間帯もフォトジェニックですが、夕日の美しさは格別です。

夕刻を狙って訪れれば、燃えるような夕焼けをバックにしたウェディングフォトを撮影できます。

 

モアナルア・ガーデン

モアナルア・ガーデンは、ハワイ王朝と縁の深い南国ムードたっぷりな公園です。

公園内には鯉、鴨のくつろぐ池などもあり、ハワイの豊かな自然を活かしたウェディングフォトを撮影できます。

モアナルア・ガーデンでのおすすめ撮影スポットは、「モンキーポッド」の巨木の下。

モンキーポッドの木は、日立グループの｢この木なんの木｣として広く知られています。

大きく枝を張った力強い巨木は、2人の豊かな未来の象徴にぴったりです。

 

カカアコ地区

カカアコ地区は、ホノルルから西に車で約15分のダウンタウン。

イオラニ宮殿をはじめ歴史ある建造物が多く、ノスタルジックなムードが漂います。

カカアコ地区の人気フォトウェディングスポットは、1922年に開館した「ハワイシアター」。

レトロなシアターの前でポーズを決めれば、外国映画の1シーンのようにおしゃれな1枚を撮影できます。

 

ノースショア

オアフ島北部に位置するノースショアは、サーフィンの名所として知られるビーチスポットです。

ワイキキエリアからは車で約1時間かかるので、時間に余裕のあるカップルにおすすめします。

ノースショアはワイキキ周辺のビーチほど観光化されておらず、人が少ないのが魅力。

サーフスポットだけあって波もあり、ハワイの自然の力強さを感じられます。

またノースショアの玄関口である「ハレイワタウン」は、古き善き時代のハワイが残っている場所です。

オールドハワイの雰囲気を色濃くまとった、おしゃれなウェディングフォトを撮影できます。

 

カワイアハオ教会

カワイアハオ教会は、カメハメハ3世統治時代の1842年に作られた教会です。

オアフ島のキリスト教会としては最も古く、ハワイ王族の結婚式や戴冠式、葬儀などが行われました。

ハワイ王朝時代を感じさせる荘厳な教会は、結婚する2人にふさわしい撮影スポットといえるでしょう。

おすすめの撮影スポットは、教会横のガーデン。

カワイアハオ教会は内装だけではなく、ハワイの海で採取されたサンゴ石で作られた外壁も魅力たっぷりです。

ガーデンに立って撮影すれば、教会全体がフレームに収まります。

 

ハワイでのフォトウェディングでこだわるべきポイント

ハワイでのフォトウェディングは、国内よりも慎重に計画を進める必要があります。

理想のフォトウェディングを実現するための、「こだわりポイント」を見ていきましょう。

 

打ち合わせしやすい会社を選ぶ

ハワイでのフォトウェディングがスムーズに行くかどうかは、事前の打ち合わせによって決まります。

フォトウェディング会社を選ぶときは、「自分たちのための提案があるか」「細かい相談に乗ってくれるか」「現地スタッフがサポートしてくれるか」をチェックしましょう。

おすすめは、日本に拠点のあるフォトウェディング会社です。

近年はオンラインによる相談が増えていますが、意思疎通が不十分になるリスクがあります。

対面でしっかりと話し合い、計画を詰めてくれる会社の方が安心です。

 

衣装の手配方法を決める

ハワイでフォトウェディングを行う場合、衣装の手配方法には以下のパターンがあります。

 

• 自分で購入して現地へ持ち込む
• 自分でレンタルして現地へ持ち込む
• 日本で衣装を決めて、現地でレンタル
• 現地で衣装を選んでレンタル

 

自分で衣装を持ち込む場合は、「持ち込み可否」「持ち込みについて発生する費用」の確認が必要です。

会社によっては持ち込みに対応していないので、衣装にこだわりたい人は「持ち込み可」のフォトウェディング会社を探してください。

一方現地でレンタルする場合は、サイズ選びが重要です。

現地企業で衣装をレンタルすると、日本人のサイズには合わないかもしれません。

「日本で試着して、同じ衣装を現地で借りられる」というシステムの会社が安心です。

 

「ハワイでフォトウェディング 知っておくと安心！メイク事情」
⇒　ご覧ください。

 

ハワイで理想のフォトウェディングを実現しよう

ハワイでのフォトウェディングは、リゾート感たっぷりな写真を撮れるのが魅力です。

結婚式や披露宴をしなくても、2人にとって思い出深い結婚の思い出となるでしょう。

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