

いつ・どこに出すの?何がいるの?~婚姻届け完全ガイド

婚姻届提出までの流れ
結婚をする2人が新しく家族となるために役所に提出しなければいけない婚姻届。
お互いにとって大切な日を結婚記念日としたい方も多いはずです。
そんな時に記入ミスや必要書類の不備などがあると入籍日がずれてしまうこともあります。
人生において大切な瞬間に安心でスムーズに婚姻届を提出できるように婚姻届提出までの流れを解説していきます。
婚姻届の入手方法
婚姻届の入手方法は、役所に直接出向いてもらってくる方法が一般的です。
役所でもらう場合は、各市区町村の役所の戸籍を扱っている部署でもらうことができます。
記入項目は日本全国で同じですのでどこの役所でも構いません。
書き損じてもいいように2枚もらっておくと安心です。
もらいに行く時間がないという方は、夜間・時間外受付へ行けば土日祝日でも対応してもらえますが自治体によっては窓口がなかったりする場合もあるので事前に確認してみてください。
または、インターネットでダウンロードする方法もあります。
その場合は上質紙かコピー用紙を使用し、必ずA3サイズで印刷して提出してください。
提出時に必要なもの
婚姻届を入手したら提出時に必要なものや書類を準備します。
正しく記入した婚姻届はもちろんですが、自分の本籍地とは別の市区町村で提出するときのみ戸籍謄本も一緒に提出しなければいけません。
戸籍謄本は基本的には本人が直接役所に出向き、窓口で取得しますが、本籍地が遠く営業時間内に赴けない方は郵送で取り寄せることもできます。
郵送のため申請から取得までに1週間前後かかってしまうので入籍日を考えて早めに請求しましょう。
代理人でも請求は可能ですが、同じ戸籍に入ってる親族なら本人確認書類、戸籍の違う知人などでしたら委任状と正当な理由が必要になります。
身分証明書は持っていくのを忘れてしまっても受理はしてもらえますが、後で役所から本人確認の電話がかかってきますので、できるだけ忘れないようにしましょう。
記入ミスがあった場合にその場で訂正できるように念のために旧姓の印鑑も持っていくといいと思います。
婚姻届の記入
必要なものや書類が用意できたら婚姻届に記入していきます。
婚姻前の氏名、本籍は戸籍謄本に記載されている通りに記入してください。
連絡先は書類に不備があった場合に役所から連絡がありますので、連絡のとりやすい電話番号を記載しましょう。
証人欄は、2人に結婚の意思がるということを証明するために、他の人に署名をしてもらう欄で、証人の氏名、生年月日、本籍地を記入してもらい、最後に印鑑を押してもらいます。
証人になってもらう人は、20歳以上の人が2人必要で、両親や親せきや友人知人などにお願いする方が多いようです。
両親や兄弟姉妹、もしくは友人夫婦など同じ名字の2人に証人をお願いする場合は、同じ名字であっても同じ印鑑を使うことはできないので別々の印鑑を用意してもらってください。
書き間違えた場合は修正液などは使わずに二本線で消して訂正印を押し、その上に正しい文字を書き入れます。
婚姻届の提出
最後にいよいよ提出です。
夫の本籍地、夫の住所地、妻の本籍地、妻の住所地のいずれかに提出します。
婚姻届受理証明書が欲しい方は請求できますが有料となります。
基本的には本人たちが提出しますが、どうしても無理な場合は代理人でも大丈夫です。
ほとんどの役所は、365日、24時間いつでも受け付けてくれます。
夜中であれば夜間窓口に提出が可能です。
この場合、もし記入ミスなどの間違えがあったら後日訂正に行かなくてはならず、入籍日もずれてしまう恐れがありますので充分に注意してください。
もしわからないことがあれば各自治体の役所のホームページで調べることもできますし、直接電話で確認することもできますのでスムーズに入籍をしたい場合にはしっかりと事前準備をしましょう。