結婚式のゲスト人数の平均や内訳とは?人数ごとの雰囲気や確定期限について
結婚式のゲストをどれくらい呼ぶかは、頭を悩ませるポイントの一つです。
「あの人もこの人も呼びたい!」と思うと人数はどんどん増えてしまいますし、「両家で人数を揃えるべきなのか?」という問題もあって、なかなかゲスト人数を決められない方も多いでしょう。
そこで今回は結婚式のゲスト人数の「平均や内訳」、ゲスト人数を「考える上でのポイント」、ゲスト人数を「決めるべきタイミング」を解説します。
スムーズに結婚式の準備が始められるよう、ゲスト人数について知っておきましょう。
結婚式のゲスト人数の平均や内訳
他のカップルがどれくらいのゲストを招待しているのか、またその内訳がどうなっているのか気になっている方も多いでしょう。
結婚式の「ゲスト人数の平均や内訳」を紹介します。
ゲスト人数の平均
リクルートブライダル総研が行った2021年に行った調査によると、2020年4月~2021年3月に結婚式を挙げたカップルの平均ゲスト人数は「42.8人」でした。
新型コロナウイルスの影響により、2020年に発表された調査結果からは23.5人減少しています。[注1]
[注1]リクルートブライダル総研 結婚トレンド調査2021
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新型コロナウイルスが完全に収束の兆しを見せれば、コロナ前と同じくらいゲストを招待するカップルも増えてくるかもしれません。
ちなみに「2021年度調査「と「2020年度調査」の詳細は以下のとおりです。
- 人数 2021年度調査 2020年度調査
- 10人未満 9.3% 2.7%
- 10〜20人未満 14.2% 6.0%
- 20〜30人未満 10.8% 5.0%
- 30〜40人未満 10.6% 5.9%
- 40〜50人未満 10.7% 6.1%
- 50〜60人未満 11.3% 9.2%
- 60〜70人未満 12.1% 13.2%
- 70〜80人未満 7.4% 12.4%
- 80〜90人未満 5.1% 12.8%
- 90〜100人未満 2.1% 8.0%
- 100〜110人未満 1.4% 6.6%
- 110〜120人未満 0.4% 2.2%
- 120〜130人未満 0.2% 2.7%
- 130〜140人未満 0.1% 2.0%
- 140〜150人未満 0.1% 0.4%
- 150〜160人未満 0.2% 0.6%
- 160人以上 0.2% 0.8%
- 平均人数 42.8人 66.3人
60人未満のゲストを招待したカップルの割合が増えている一方で、60人以上のゲストを招待したカップルの割合が減っていることがわかります。
近年人気の家族婚や近しい友人だけを招待する少人数婚を選択しているカップルも多いです。
ゲストの内訳
招待するゲストの人数によって、どのような関係性のゲストを招待するのかも変わってきます。
一概には言えませんが、一般的にゲストの人数ごとの内訳は以下のとおりです。
10人未満
10人前後の結婚式であれば、家族だけを招待する家族婚が一般的。
両家の両親や祖父母、兄弟姉妹、その配偶者や子供までの範囲で招待することが多いです。
30人前後
30人前後の結婚式であれば、両家の家族に加えて親戚を呼ぶケースが多いです。
叔父叔母や従兄弟も呼べます。
また、親戚は呼ばずに家族と親しい友人を招待する場合も、30人前後のゲスト人数が多いです。
親戚や友人の数がそれほど多くなければ、30人規模で家族・親戚・友人を招待することもできるでしょう。
50人前後
家族・親戚・友人を招待して行う場合は、50人規模の結婚式が一般的です。
親戚や友人のゲストが少ないとしても、この人数で職場の同僚や上司を招待するのは難しくなるでしょう。
リクルートブライダル総研が行った2021年に行った調査では42.8人が平均だったので、これくらいの人数が「今の平均的な人数」です。
70〜80人
家族・親戚・友人に加え、会社の同僚や上司も呼ぶのであれば、70〜80人規模の結婚式になります。
職場関連の人の代わりに趣味の仲間などを招待する人もいます。
100人以上
友人が多く、職場関係の人も多く招待するのであれば100人以上のゲストを招待することになります。
趣味の仲間やさまざまな場面でお世話になった方など、幅広い関係性のゲストを招待できるでしょう。
ゲスト人数を考える上でのポイント
ゲスト人数をどうやって決めればいいのか悩んでいる方も多いはずです。
ポイントを押さえて考えれば、ゲストの人数も決めやすくなります。
「3つのポイント」を押さえておきましょう。
予算
結婚式をする上で予算は大きな問題です。
ゲストの人数を増やせばそのぶんご祝儀が期待できますが、会場が大きくなったり装飾や引き出物にかかる費用が増えたりするので、それだけ費用が増えてしまいます。
同じ会場でも人数によってプランごとの費用が変わってくるので、ある程度予算を決めた上で会場見学に行くのがおすすめです。
式場のキャパシティー
どうしても挙式や披露宴を行いたい会場が決まっているのであれば、式場のキャパシティーも一つの目安になります。
小さな会場であれば、大人数を招待するのは難しいです。
また会場によっては家族婚や少人数婚に対応していない場合もあります。
お互いの家族・友人数
両家のゲストの数をピッタリ合わせる必要はありませんが、「ほぼ同じくらいの人数にする」のが一般的です。
どちらかのゲストが極端に少ない場合は、その人数に合わせてゲストを減らさなければならないこともあるでしょう。
結婚式のイメージ
「アットホームな結婚式にしたい」「豪華な結婚式にしたい」など、理想の結婚式のイメージがあるはずです。
ゲストの人数で結婚式の雰囲気は変わるので、雰囲気に合わせることも重要。
次の章で「ゲスト人数ごとの結婚式の雰囲気」を紹介します。
また、両家の意向も確認しておいた方が後々大きなトラブルになりません。
親世代の中には結婚式のゲストの人数が結婚式の格を表すと考える人もいます。
結婚式は家同士の問題であると考える方もいるので、決定する前にそれぞれの両親にも話をしておきましょう。
ゲスト人数ごとの結婚式の雰囲気
ゲストの人数によって結婚式の雰囲気は大きく変わります。
どれくらいの人数でどのような雰囲気になるのか見ていきましょう。
10人未満
10人未満の結婚式は「アットホームな結婚式」になります。
両親や兄弟姉妹が中心なので、新郎新婦もリラックスしたムードで結婚式ができるでしょう。
なかなか会う機会のない両家の絆も深められます。
披露宴というよりは、会食形式のパーティーを選択するカップルも多いです。
また、リゾート婚を選択する人も多くいます。
30人前後
家族婚より賑やかな雰囲気になりますが、人数が多すぎないのでゲスト一人ひとりと言葉を交わす時間も増えますし、おもてなしも行き届きます。
家族婚よりも人数が増えるとはいえ、アットホームな式になるでしょう。
ごく近しい人たちだけを招待しているからできる演出を考えるカップルも多く、親戚・友人とのエピソードを披露する演出も人気です。
50人前後
このくらいの人数であればテーブルは8・9卓で収まるので、人数が増えて賑やかになるとはいえ、「ゲストの顔がしっかり見えるパーティー」ができるでしょう。
できる演出の幅も広がり、余興を友人にお願いするカップルも多いです。
ゲスト参加型の演出も取り入れやすくなります。
70〜80人
大きな会場でも隙間なく埋まり、演出も盛り上がるので「華やかな雰囲気」に包まれます。
ケーキカットなどでもたくさんの人に囲んでもらえて、たくさんの人にお祝いしてもらえる幸せを感じられるでしょう。
結婚式場の多くが70〜80人規模の披露宴に対応していますから、場所選びにもそれほど困ることはありません。
100人以上
100人以上の結婚式はかなり「豪華な雰囲気」になります。
人が多ければ多いほど盛り上がりますし、大人数でのフラワーシャワーやバルーンリリースなどは圧巻です。
ただ、100人以上になるとゲスト一人ひとりと触れ合うことは難しいです。
また、大人数が入れる会場は限られてくるので、会場選びも少し難航してしまうかもしれません。
ゲスト人数は結婚式の何日前までに決めるべき?
大まかな人数を決めるのは、会場やプランを決定する時です。
ゲストの大まかな人数がわからなければ、使用する会場の規模やプラン内容を決めることができません。
この時、その会場やプランで最大何人までゲストを招待できるのかも確認しておきましょう。
人数を絞るのは、「招待状を作るタイミング」です。
この時までには誰を招待するか正確に決めておかなければいけません。
招待状の返事をもとに、最終的な人数を決めます。
ただ、基本的には2〜3週間前に行う最終の打ち合わせまでゲスト人数が変更できるのが一般的です。
出席と回答してくれたゲストでも、やむを得ない事情で参加できなくなってしまうことがありますから、いつが人数決定の最終期限なのか式場と確認しておきましょう。
最終期限を過ぎた場合は、キャンセル料を支払うか、見積もり通りに支払わなければならなくなります。
最終期限を過ぎて人数の変更が必要になった時に「どのような対応になるか」についても、最終打ち合わせの時に確認しておくと安心です。
結婚式のゲスト人数の平均や内訳とは?人数ごとの雰囲気や確定期限について【まとめ】
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今回紹介したように、ゲストの人数で結婚式の雰囲気は変わります。
どんな結婚式にしたいかイメージして、予算や式場のキャパシティーなども考慮しながら、ゲストの人数を考えてみましょう。
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新郎新婦が知っておきたい情報なども紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
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