近年の主流「略式結納」の挨拶・口上を教えて

2020.12.30 Column
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近年の主流「略式結納」の挨拶・口上を教えて

当日の基本的な流れと口上例

最近では仰々しい式はだんだんと行われなくなり、略式で行われる様になってきています。また、仲人も立てないのが主流になってきています。また、略式の場合には、式自体もかしこまった場ではなくホテルや式場で行われるのが普通です。大方の場合には、新郎側と新婦側の両家が初めて顔を合わせるのがこの時になりますが、正式なものの様な肩がこるようなことは行わず気軽な雰囲気で行われます。 まず行われるのが結納品の飾り付けですが、ホテルや式場で行われますのでかなり形式的なものです。まず新郎側が品物の飾り付けを行い、その後に新婦側が飾り付けを行います。通常は、テーブルなどに飾り付けます。新郎側の父親が進行を行うのが一般的であり、両家の挨拶を行いますが、まずはじめに息子がお嬢様とご縁がありましたことを大変うれしく思いますという言葉を述べ、その後に結納品を納める事について述べます。この時に、メモなどを見る事は失礼とされませんので、間違わないように手に持ちゆっくりと話しをされればいいかと思います。その後に新郎側から結納品を納め、新婦側が受書を渡すという儀式を行います。一通りの儀式が終わったら家族の紹介を行います。

忌み言葉は使わない 挨拶・口上の注意点

忌み言葉は使わない 挨拶・口上の注意点

結納の際の話はおおよそ決まっていますが、略式の場合にはそう形式にこだわる事はありません。むしろ、これから長い付き合いをする両家のお付き合いの始まりと捉えたほうが本質的です。その為に、挨拶も自分が普段使い慣れたやり方で行う事が大切です。 ただし、両家の初めての顔合わせの場ですので、あまりに羽目を外し過ぎ無いように注意しましょう。また、この儀式にはふさわしくない忌み言葉は避ける事が大原則です。忌み言葉としてよく言われるものに、破談を連想させる別れに関するものがあります。直接的なものとして別れるや離れる、別の表現として壊れるなどのネガティブな意味合いを持つものは使わないように気をつけます。また、話のなかで意識しないで出てしまうものとして、重ね重ねや度々やくれぐれもなどの重ね言葉も気をつけて避けるようにします。 せっかくのめでたい場ですので、その他の縁起の悪い事は控えるようにする方が賢明です。式の際には粛々と手順を進めて行く事を心がけ、必要以上の事について言及する事は極力しないようにしましょう。ただ、あまり硬くなってしまうとせっかく両家の顔合わせの場が白けた雰囲気になりますので、ある程度はかたのはらないようにする事も大切です。

略式結納、本人と親の服装

略式結納、本人と親の服装

この様に結納の式を進めていくわけですが、挨拶の言葉にも増して大切なのが本人と親の服装です。略式ですので、あまりかしこまったものは必要ありませんが、通常はフォーマルやセミフォーマルのダークスーツが良く着られます。女性の方は色無地紋付などを着るのがおおよその習わしです。おおよそはこの様な感じの装いで式に臨みますが、各自の服装についてよりも大切な事があります。 それは、出席者全員の服装の格を揃えるという事です。両家でフォーマルとそうでない服装があっていないと非常に違和感が出てきて、式自体がちぐはぐな感じがしてきます。この事は後になって色々と揉めることの原因にもなる可能性がありますので細心の注意を払う必要があります。可能であれば、間接的にでも予め両家で服装についての打ち合わせを行っておくといいでしょう。ほんのちょっとしたことの様に思われますが、それまでまったく面識のない人達が人生で非常に大切な儀式に参加するのですから、中には家の対面という事を言い出す人がいるかも知れません。避けられるトラブルは予め避ける工夫をする事が大切です。その事が両家がこれから末永く快くお付き合いができる事の試金石になるかもしれません。

 

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